私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

『唐辛子』 俳句ポスト365 :連続入選 人一つ!

2020-09-24 17:38:01 | 俳句
2020年9月24日(木)

今日は、愛媛県松山市主催、夏井いつき選者「俳句ポスト365」の「人・並」入選発表日。

気楽にネット投句、夏井いつきさんに選句してもらえて、無料。
こんな楽しい話をほっとくことはない。

「俳句の種を捲く」ことに人生をかけてる夏井いつきさん、粋で意気に感じるし。

今回の兼題は『とうがらし(唐辛子)』(投句人数1853名:投句数10496句)
投句数が一万を越えてしまってるね。

さて、まずは没句の紹介

七に一足せど七味ぞ蕃椒

これ、下の記事に書いた兄貴との思い出を句に👇
7+1=7 そんなこともあるぞっ!

ちなみに、蕃椒も唐辛子も「とうがらし」と読む。
ただし、蕃椒は乾燥したり粉にして食べる調味料としての「とうがらし」
調味料として1年中使う蕃椒は、季語として弱いのか、使えないのか?

いや、単純にお笑い目指した川柳の駄句だからやで!


唐辛子誰(た)を待つぞ葉に死番虫


死番虫はシバンムシ科の甲虫をひっくるめたもの。
植物の葉を食って育つ地味な小さな甲虫なのに・・・
こういう理解と配慮に著しく欠けた名前をつけられた虫がいることや
植物の辛さとか毒とかは、虫との闘いの中で生じてきてることや
最近の物珍しさにかこつけた「激辛大食い対決」なんてことも皮肉りたくて・・・


さてさて、唐辛子。
ししとうもピーマンもパプリカも同じ1つの種なのである。
野生種の唐辛子が世界中に伝搬しながら各地で何千何万もの品種に改良されてった。

だから、コイツも唐辛子


コイツも唐辛子


と、観賞用唐辛子ばかり並べたのは、あえて食えない唐辛子を紹介しとこうかな?と

食えない理由は、育てる際の肥料や薬剤散布が食用と違ってるから。
普通に畑で有機栽培してれば食べられる連中なのにね。
「わぁ~かわいい!きれい!」と、部屋に飾るためだけでなく、食べられたらいいのになあ。

こんな品種改良を見ると、つくづく強欲だな人間というやつは。


以上、唐辛子が実にさまざまに多様にいじられて、世界中に広まってるか、ちょっぴりでも伝わったらうれしい。


さてさてさて、それらをふまえて・・・
『人』入選句の紹介!

唐辛子ふつうに生きること難(かた)し


なお、観賞用唐辛子の撮影に快く協力してくださった近くのU園芸屋さん、ありがとうございました。
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ゴミ捨て帰り虫探しの公園が・・・

2020-09-24 09:43:09 | 日常
2020年9月24日(木)

毎朝のゴミ捨てついでに虫探ししてた公園が・・・
土砂で敷きつめられ・・・

砂れきをうず高く山盛りにされちゃって・・・


近づくこともできず・・・

あ~あ、朝の楽しみが一つ減っちゃった。

チョッキリやオトシブミ、来年戻ってきてくれるんかなあ。
ヒメケブカチョッキリ、ここで1匹見つけたのが唯一の出会いだったんだけどなあ。

今日の燃えるゴミは重いぞ~っ!

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トサカギンポ2匹:地元の川河口にて初

2020-09-22 16:43:00 | 周縁魚
2020年9月21日(月)

トサカギンポ地元1号


トサカギンポ地元2号


立て続けに釣った。
しかも、地元の川(の河口域)で初めて釣った。
もちろん、ちゃちなタナゴ竿・仕掛けなのである。

これまで幾度となくアチコチ釣りに出かけ、トサカギンポを釣ったのはたったの2匹。
それを今回、あっという間の2匹。


ガリガリ君の当たり棒2本立て続けに続く快挙なのである!

いやあ、驚いたのなんの!

地元の川の魚図鑑をつくろうとしてる知人がいる。
なかなか完成しないまま数年が過ぎてる。
そして、まだトサカギンポを採ったことがないと言う。
ぜひ、彼の図鑑に書き加えてもらいたい。
知人の筆が遅くて何よりなのである。

今年、地元の川も惨憺たる魚影の薄さなのだが・・・
河口域もひどくて、例年たくさんやってくる小魚たちがすっかり姿を消してる。

カキ殻にくらすのんびり屋のトサカギンポが釣れたのは、早食い競争の強豪たちが欠場してたせいかもしれない。

半日がかりで、3つのポイントで竿を出して、釣れたのは

メナダ若魚3匹 体長10cm


かみさんが先に釣った。


ヒイラギ5匹 体長2cm


イダテンギンポ 10匹 体長8cm前後


マハゼ2匹 5~15cm


2匹ともかみさんが釣った。

クサフグも1匹、かみさんが釣った。

私、その時点で、ヒイラギとイダテンギンポしか釣れなくて・・・

不憫に思ったかみさんが
「もう1ヶ所行ってもええよ!」とおっしゃってくださったので・・・

ありがたや、ありがたやと、ちょこっといつものポイントからずらして

地元の川初トサカギンポ、しかも連続という栄誉を授かったのである。
ま、こんなこと誰っちゃ栄誉とも思わず、釣りをしてるんだろうけどね。

おまけに、タナゴ竿ではちょっとしんどいキチヌ1匹 体長15cm


ワーイワーイ!


ちなみに、2年前に釣った過去記事は👇

トサカギンポ2号を最下流域で釣る
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ウラギンシジミ パラダイスの背景

2020-09-21 09:59:00 | チョウ・ガの仲間
2020年9月21日(月)

ウラギンシジミのオス 20200914


蝶の生活のことなぞよく知らん私。

8月の終わりに、たまたま1頭吸水中のを見つけて


「うわあっ! ひょっとしたらウラギンシジミかもしれんぞ!」と、大喜びして

先日、オオキイロマルノミハムシを見つけた池周辺で

あっちにも


こっちにも


珍しがったりして喜んでたのが、恥ずかしいくらい飛んでた。

ミヤマアカネも首をかしげるくらい浅はかだ。


残念ながら、メスとの出会いはなかったけど・・・

調べて気づいたことがある。

このシジミチョウ、幼虫はクズの葉や花を食べるらしいではないか!

そう「世界侵略植物ワースト100」にも選ばれてるクズ。
アメリカなぞは、このクズの大繁殖に本当に困ってるという。

日本はどうかと言うと、クズから『葛粉』デンプンをとる文化もほぼすたれてて
過疎化にともなう里山の手入れも放置されつつあって
このため池周辺もクズだらけだったのだ。

なるほど!合点!
ウラギンシジミ、増えてて当たり前なんや!
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オオキイロマルノミハムシかな?

2020-09-19 17:43:30 | ハムシの仲間
2020年9月19日(土)

オオキイロマルノミハムシかな?


大きさ5mmほど。

山奥のこんなため池周りを歩いてたら


やたらとクロウリハムシ


と、1匹、葉裏からプ~ンととび出てくれたのがコイツ


やたらと大きいキイロタマノミハムシやんっ!

たしかキイロタマノミハムシは3mmほどのハズ・・・




かみさんに確かめてもらおうと手にとって持ってく。

「な、大きいキイロタマノミハムシやろ? かわいいじゃろ?」
「ふ~ん、よかったね!」

吟行してるかみさん、相手にしてくれん!

帰宅後、図鑑とネット検索で確かめてみた。

大きいキイロタマノミハムシではなく、たぶんオオキイロマルノミハムシという別種だ!

サイズがまったく違うじゃんか!

あ~あ、もっと丁寧に撮影しとけば良かったと、悔やんだハムシ47種類目。

コメント (4)
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