私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ジュウシホシツツハムシとクビボソハムシsp.:葉虫坂48追加メンバーに

2020-09-03 16:47:04 | ハムシの仲間
2020年9月3日(木)

ジュウシホシツツハムシ


大きさは5mmほど

8月25日のこと、フジバカマを見に出かけたついでに
まだ行ったことのない地元の湿地帯(と記されてた場所)へ。

もはや湿地は、ほぼ乾燥しかけてて、オミナエシの群落


人の手入れがないまま放置すると、湿地帯はいずれ遷移して草原に。

なるほど、かつてサギソウ・ハッチョウトンボが記載されてる保護地もこうなるんだと

あきらめきれずに、ため池の土手を歩いてたら・・・

ひょこっと顔を出したのがコイツ


湿地帯にみられるハムシだそうだ。
幼虫時にはヌマトラノオ、オカトラノオを食草に
成虫になるとマルバハギを食草とするらしい。

なるほど!

もう1匹発見!


漢字で「十四星筒葉虫」、背に14個の黒点があるからだそうだが・・・

いくら数えても12個に思えるのは、認知症のはじまりなんじゃろか?

ま、ハムシ42種類目ということで、あと6匹集まれば
私魚人プロデュースの『葉虫坂48』のデビューなのである。

デビュー曲の歌詞は、以前県北をガイドしてくれたTさんにお願いしてる。
(Tさん、これ読んで「あれ冗談じゃなかったんかいっ!」って驚いとるな)

その近くの小さな人工池に、こんな水生植物が


その葉の上に、大きさ3mmほどの小さなハムシ


クビボソハムシの仲間だというくらいは、この数カ月でわかるようにはなったけど
撮影もうまくいかず、いったとしてもたぶんわからんだろうなと思ってたら

こんなとこに飛び移って


う~ん?
このままでは、メンバーに入れられんなあ・・・

何となく感じてきたことは
ハムシという昆虫は、互いに食草を分けあって細々と生活してて
大発生するなんてのは、畑の野菜や果物の状況と何らかの環境条件の変化があったときだけではないかな?

十数匹を一度にみかけたのは、ウリハムシ・クロウリハムシ・クロオビツツハムシの3種だけ。

昆虫ど素人、数カ月の散策で大間違いなことを言ってるのかもしれないが

「数百種いるハムシたち、ほぼ『害虫』ではない」ような気がするのであった。

人に見向きもされない生き物、追いやられてる生き物がどうにも愛おしい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする