私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

「やまごん」探索隊:前編

2020-09-26 09:52:57 | 自然
2020年9月26日(土)

まず、すっかり忘れてたこと。
昨日は、私の俳人(?)デビュー1周年記念日だった!

その時の記事👇
『句会ライブ』参戦記!:疲労困憊本番編

話は突然変わる。

『やまごん出没の地点』の碑


なんだ?なんだ? やまごんってなんだ?
突然私たちの前に現れたこの碑。
この町にすんで30余年、こんなもん知らんぞ?

話はさかのぼる。

9月22日、友と藻場の生き物調べに出かけた帰り道。
フジバカマにアサギマダラがやってきてはいないかと気になって立ち寄ったら・・・

白いヒガンバナ。ポツンと芝生に・・・


9月23日、その写真を見たかみさんが
「私もヒガンバナが見たい。俳句にしてみたい」と、間違いなく咲いてるだろう地域へ向かう。

ほら、ヒガンバナの花芽


ほら、ヒガンバナの花


花芽はたった1日で開花するみたい。

もう稲刈りが始まってたことや、畔のコンクリート化が進んだせいか
田んぼの畔に赤いヒガンバナの列、という私の心象風景はなくなってるんだなあ。
農家さんには、モグラ対策にと植えられた畔よりコンクリの方が便利だもんなあ。

今、私の町では河原の土手や休耕地や荒れ地に咲く花なのだと知る。

と、ついでに滝を見に行こうとして、滝への散策通行止め。

仕方なく戻ろうとして、この碑に出くわしたのであった。

思えば、不思議なことがいくつもあった。

下界ではすっかり見あたらなくなったヒメコブオトシブミがまだ生き残ってた。


それだけではない。

上翅後部に赤いまだら模様の出たヤツもいた。


やまごんがどんな生き物かは知らないが、何かしらのエネルギーをもつにちがいない!

足元に、つぶれたミンミンゼミ!
その時は、気にせず「可哀想に・・・」と木にひっかけて・・・


うわあっ!
人っ子一人いない山道ぞおっ!
あれは、きっとやまごんが踏みつぶしたのか、かみさんか私だ!

木の根の洞に、怪しい生き物の目が光った!


お前が・・・やまごん?
木の枝でほじくり出すことに・・・

どっひゃあ~っ!
おそろしく跳んだぞおっ!

なんだよ、カジカガエルではないか!

かくして、私はやまごんが何であるかも知らぬまま
急きょ「やまごん探索隊」を結成し、探索の継続を決意したのであった。

隊長は私、隊員はかみさん。
ただし、かみさんは隊員であることをまだ知らない。 続く
コメント
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