私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

俳句生活『よ句もわる句も』 兼題【西瓜】

2020-09-01 17:50:33 | 俳句
2020年9月1日(火)

4月初旬に知ったカタログハウス「通販生活」の『よ句もわる句も』俳句投稿コーナー。
月1回、俳人夏井いつきさんが『天』『地』『人』『佳作』と没句に選句する。
無料だし、俳号好きにきめて投句し、お手軽お気軽に遊べる!
何より自然観察の眼とそれを伝える表現力が磨かれるかも?

今回で4回目
過去3回とも『人』に選ばれてるから不思議なのだけど・・・
7月の兼題は『西瓜』
昨日がその発表日。

はたして、俳人あたなごっち(芦田川のタナゴたちの略だよ)
連続『人』の達成はできたのかっ!

まずは、落選句の紹介!(掲載されないからね。恥かかないし、批評もされないし、安心だよ)

累々と摘果の果ての西瓜かな


自信があるとかないとかではないのよね。
園芸センターのスイカ畑へ行ってみたら、もうスイカ処分中、ほったらかされてて・・・
「コイツらもここまで育つために他の花芽を摘んできただろうに」と思ったから。

西瓜の底にもあるや祖母の床擦れ


スイカの地面につくとことお年寄りの床擦れと重なったのよね。
実際には、祖母ではなく、昔やった「介護センターでのボランティア」で仲良くなったおばあちゃんのこと。

ま、類想類句(想像のレベルが平凡で人マネっぽくなってる句)だろうが
自分で体験して、スイカ畑行って感じたことだから、落選だろうがなんだろうが、いい!

次の落選2句はひどいぞ!
弾(はじ)き割れ西瓜膨圧の限界

これ、私の兄が幼い頃スーパーの西瓜にデコピンして割っちゃって・・・
知らん顔して立ち去った話。
そんなみっともない話は公開できないから(しとるがな!)
スイカの立場で考えてみたら、もうギリギリまで膨らんでたのであって
兄貴のデコピンなんて、弾けるたまたまのほんのきっかけなのだ!(ええ弟やで!)

🉐スイカの食べ頃ファのフェルマータ

なんのこっちゃ?と思われるだろうが
兄貴がデコピンしたスイカが割れるときの「ポーン」という音の響きなのである。
あのスイカ、きっと旨かったぞ!と、いまだに3兄弟の話題にのぼるのである。

ま、どちらもスイカが割れるのは誰もが考えるので落選で当たり前なのかな?

私は、ど素人なので人の俳句をうんぬんかんぬん言うなんて恐れ多いから
自分の落選句を披露するくらいでちょうどいい。

で、唯一入選したのは次の句
重力の落ち着く処西瓜なる


一番適当につくった思い入れのない句なんだけどね。

えてしてそんな句が選ばれて、今回も『人』、4回連続達成!

さて、いつまでこのど素人俳人「あたなごっち」は『人』であり続けるだろうか?
(すでに廃人で「ひとでなし」という風評もないことはない)

過去の入選句の話は👇
俳句生活『よ句もわる句も』 兼題【雲の峰】

暇つぶしにもしよろしければ・・・
コメント (4)
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