私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ガサ初め

2018-01-08 08:18:35 | 魚全般
2018年1月7日(日)

意を決して、ガサ初めと川釣り初めへ。
三が日のうちに行く習わしにしてたのに、今年はどうも軟弱でいかん。

「どうせ行くなら絶滅危惧種の生息確認をしとくわ。
 サンヨウコガタスジシマドジョウなら
 数回ガサすりゃ採れるやろ。
 記録撮影をしても30分で済むわ。
 後は移動して釣りじゃ。」 と、甘く考えての出発。

「ありゃ?」 底の感触がなんか違うのである。 

(※ 画像はあえて生息ポイントをはずしてます。ご了承ください)

何度も何度もガサをくり返す。
タモ網に入らない。
他の魚たちもまったく入らない。
「毎年成魚も幼魚もたくさんいたポイントなのに・・・・・・」

しかたがないわ。
少し移動してボサや水草の下もそっと探る。

体長4cmほどのフナ類(ギンブナかな?)


体長1cmほどのヌマムツ幼魚


同じくアブラボテ幼魚


同じくタイリクバラタナゴ幼魚


「30分で済ませて釣り行くんじゃなかったん?」 護岸の上からかみさんの声。
「あかんわ。おらん。ケドもう少し確かめてみる」

と、やっと1尾。
体長4cmに満たないサンヨウコガタスジシマドジョウ


ガサをしたポイントを私なりに好環境になるよう整えてから車へ戻る。
子や孫の代になっても貴重な生き物、残しておきたいもん。
「10年・20年の間におらんようになった」なんてこと、よく知ってるもん。

【サンヨウコガタうじうじゃいます。チュウガタより多いと思います。】
なんて書いてるブログを見たことがある。

それは、ピンポイントで生息地を探ったケースじゃないのかなあ?
広く流域全体を探れば、ポイントはごく狭い範囲で点在してることや
そのポイントもどんどん減ってるように思うんだけどなあ?    
と、思ってしまう。 

さ、悲しい成果だが撮影しとかんとね。ガサ初めで手にした魚たちである。
澄んだ水を家から用意しておき、いつもより丁寧に。

「釣り行くよお~、はよしい」 
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魚へんに「イヌ」で・・・後編

2018-01-07 08:27:54 | アート・カルチャー
2018年1月8日(日)

魚へんに「イヌ」の続き。
さすがにもうネタバレしとると思うケド。


③の「魚狗」はあったのだ。  (オッサン 表を変えて2字に増やしとるがな)

魚狗と書いて「カワセミ」と読むらしい。
カワセミというと「翡翠」と書くことが多いケド。
翡翆・魚狗・川蟬などの別称もあるのであった。

羽音をたてず、空中停止し、一瞬にして獲物を捕らえるようすや (けっこう捕りそこなうケドな)
川の宝石箱のような美しい姿、
そして、獲物の生息地を壊さないライフスタイル、
実に実にかっこいい。

2018年の目標にぴったしの漢字なのである。

山魚狗で「ヤマセミ」
これまた黒と白のシックなデザインで実にしぶい。

さらに、海には「海蝉・ウミセミ」という小さな節足動物が
そして、空には「空蝉・ウツセミ」というセミの抜けがらがおることじゃし  (このへん強引だケド)

山・川・空・海と、オールスター総出演なところもいいではないか。

ただ、さすがの彼らでも春を捕らえることは難しかろう。
そこで、春を釣り上げてくれる絵「春を釣りたいわん」を描いた。

カエルアンコウさんとブルドッグくんにモデルになってもろた。

この絵を神棚に飾ると、春は「芽と花の咲き」にやってくるからね。 (当たり前じゃい)


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魚へんに「イヌ」で・・・中編

2018-01-06 21:21:37 | アート・カルチャー
2018年1月7日(土)

魚へんに「イヌ」の続き。

イヌを表す3つの漢字に魚へんをつけて、
調べてみたところ・・・・・・(あくまで個人的見解ですからね)


①と②はないが。③はあったのだ!  というのが前編のあらすじ。

さて、③の漢字についての発表の前に・・・

「イヌ~」という名前の魚を調べてみたので紹介しとく。 
「日本産魚類検索 全種の同定」というごっつ分厚い図鑑にのってるのは6種。
(ま、図鑑がすべて正しいとは限らないみたいだケド) 

イヌカサゴ (最近、新種とされたみたい)
イヌギンポ (ちょっとカワイイ)
イヌゴチ  (コチとは全然違ってシックでかっこいい)
イヌザメ  (幼魚は最高!)
イヌノシタ (瀬戸内は名産地の1つだぞ)
イヌホシエソ(う~ん・・・)        の6種なのである。

では、あらためて③の発表!

おっとその前に謝罪をしておかねばならぬ。
③は、あえて誤解を招く表現をしてるからね。
深く反省ぢゃっ! 

あらっ?
「笑ってはいけない」が始まっとるがな。
これは見ておかんといけんな。     (オッサン反省する気ないな)






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魚へんに「イヌ」で・・・前編

2018-01-05 21:45:18 | アート・カルチャー
2018年1月5日(木)

今年も干支と魚の関係を調べてみた。
昨年、トリ年だったので、
魚へんに酉をくっつけて「鯂」という漢字を作って・・・
とフザケてたら、実際にあり、「どっひゃあっ!」と驚いたのである。

繰り返しになるが、
「鯂」は、蘇生の蘇と同義漢字であり、
「よみがえる」という意味だった。
かっちょいい~っ!
訓読みすると「さかなとり」である。  (あるかいっ! ウソです!)

今年はイヌ年。
イヌを表す漢字は、犬・戌・狗の3つ。
トリが鳥と酉の2つだったのに比べ楽勝かもしれんな。
とりあえず魚へんをつけてみる。


あとは漢和辞典とネット検索で・・・

まず①

こんな漢字は日本にはないのである。
かろうじて、魚へんに就のつくり(右半分)をつけて「イカ」を表すらしいケド、
このつくりは犬とは違うもんっ!
己と巳と乙くらいに違うもんっ!
さらにイカは魚じゃないもんっ!

しかたがないので②

これまたないのである。
らしいものに「鰔」があったにはあった。
が、意味がタラだったりカレイだったり、
淡水魚のギギだったりハヤだったりと、
節操のなさにあきれるばかりなのである。

となれば③に頼るしかないわな。
どう見てもなさそうなのだが・・・

これがあったのである。

続きは次回・・・




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ヒイラギの謎?

2018-01-03 07:02:09 | アート・カルチャー
2018年1月3日(火)

ヒイラギである。


コイツの絵を書きながら、昨年来の謎に再チャレンジ。


謎①「なぜ、コイツは柊と書くんや? 木へんでホントにええんか?」
謎②「木へんの魚、他にもおるんちゃうんな?」

①について
ヒイラギを表す漢字は、柊または鮗。
ところが鮗は、コノシロという魚にもっぱら使われてる。
したがって、やはり柊でいいのである。

②について
おらんっ!

一方、植物のヒイラギもおる。
セイヨウヒイラギを描いてみた。

クリスマスの飾りに使われてるよね?

他にも日本古来のヒイラギという植物もある。
邪気を払う目的で、垣根にされたり、節分に飾られたりする。

植物部門のヒイラギは大活躍なのである。
魚部門のヒイラギも、せめて節分にイワシの頭の代役として頑張ってもらえんもんかのう。
イワシよりもトゲトゲしとるし、ええんとちゃうか?

あ~、釣りに行かんとろくなこと考えんわあ。

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