イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

“並み”じゃない

2007-01-21 18:20:14 | プロ野球

贔屓のマヤノトップガン産駒に大物3歳が現われました。オーシャンエイプス、20日(土)の京都6R芝外千八を8馬身差圧勝。馬体486キロ余裕残し、というかまだタポタポのユルユルで、まとまってきたらどれくらい走るんだ、という未知数の魅力十分です。これからクラシック路線に向けて稽古を詰めていくなら余裕がないよりあるほうがいいに決まっているので、現時点では心配していないのですが、気になる点の一つは全国的に温暖化著しい冬とは言え、馬場の固い時期、大っ跳びの大型馬の芝デビューが先に行って足元にどうかということ。

もう一つ、月河が個人的に気に食わないのが、鞍上が調教から武豊騎手だということです。厩舎関係者の期待の大きさの反映でしょうが、とにかく月河の競馬は武豊を切る所からすべてが始まるのです。それを別としても、父のマヤノトップガン様(←様付け。何が悪い!)は武豊騎手に乗り捨てられてから、乗り捨てられたからこそ開花した馬でした。

95年菊花賞、有馬記念を連勝し年度代表馬に選ばれて、翌春から復帰ナリタブライアンの屋根におさまっていたかつての主戦に「あの馬がここまでになるなんてとても予想できなかった」と言わしめた、奥行きが無いようで有る、粘りも無さそうで結構ある、あるかと思えば無いこともある、意外性と掴みどころのなさがガン様の身上です。子供たちにも、できればこのキャラでGⅠ馬になってほしいんですよね。単賞1倍台、各紙グリグリ◎満載で持ったまま圧勝なんてのは、嬉しいようで、微量つまらない。

まぁ豊騎手には毎年クラシック路線のお手馬が山ほど出てくるので、エイプスくんが本番まで彼に選ばれ続けるとは思えないのですが、あんまり晴れ舞台に縁の薄い地味~な騎手への手替わりも、それはそれでオモシロクない。

個人的には、幸四郎くんどうでしょう。…“どうでしょう”って誰に振ってるのか自分でもわかりませんけど、ガン様のいいところだけ受け継いだ孝行息子が出るとしたら、絶対幸四郎くんと手が合うと思うんです。

“オーシャンエイプス”の名は映画にもなった“海猿”にちなんだのでしょうが、エイプスくん、圧勝デビューの2着にはタマモ“ウェーヴ”、3着にはスーパー“ウェーブ”を連れて来ました。SHINJOじゃありませんが、何かを「オレ、持ってるわ」なヤツかもしれません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 哀しみ本線 | トップ | アンナさんの接吻 »

コメントを投稿

プロ野球」カテゴリの最新記事