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イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

つよくいきるってきめたんだ

2007-10-22 21:34:28 | アニメ・コミック・ゲーム

地元がアレだもんで、セ・リーグのCS(クライマックスシリーズ)は全然注目していなかったのですが、気がつけばジャイアンツ、惨めにもほどがあるってもんじゃありませんか。これじゃ、シーズン優勝なんかしなかったほうがましだったのでは。

シーズン通じての成績に基づく“リーグ優勝”の価値を重んじ、日本シリーズに進出させやすくする意味で、優勝したチームにCSでは1勝のアドバンテージを与えたほうがいいのでは…という案もあったのに、強硬に反対したのが当のジャイアンツだったとも聞きます。

その時点ではまさか“優勝したのにCS敗退”の憂き目を、自分が見るとは思わなかったのだろうなぁ。

これで27日からの日本シリーズは、シーズン優勝しCSもしのいだ我が北海道日本ハムファイターズと、シーズン2位で“再チャレンジ”をものにした中日ドラゴンズとの対戦となりました。

ここではジンクスを守ってファイターズを応援しないと決めているので、あえて縁起を気にせずに言ってしまうと、かりにドラゴンズが勝った場合、堂々と“日本一”を名乗ることができるのだろうか。

あるいはめでた……あ、何だ、その、普通にファイターズが勝った場合、「シーズン優勝のジャイアンツと対戦していれば違う結果になったのではないか」と、死んだ子の年を数えるようなタラレバ話がかまびすしくなりそうだし。

アドバンテージに関して言えば、パ・リーグは1st2ndステージともに“上位のチームのホーム開催”が勝ち星上のアドバンテージより、あるいは大きく効いたかもしれない結果でした。

1stで千葉ロッテマリーンズが先勝、2戦目でソフトバンクホークスが勝って11敗のあと、舞台を福岡ドームに移していればホークスの目は十分にありました。

2ndに至ってはもう、、札幌だったからこそあの結果があったのであって、3戦目から千葉に移ったら我がファイターズ、ダルビッシュの2度目の登板も無いままずるずる2連敗しそうな勢い満々でした。

その点、自ホーム開催でドラゴンズを迎撃したにもかかわらずさっぱり地の利らしきものが感じられず、優勝の歓喜から日数も経ち過ぎて、どこかしらしらした空気の中で試合せざるを得なかったジャイアンツは気の毒ではあります。

優勝するようなチームでもシーズン中、同一カード3連敗ぐらいはままあることなので、それがCSに来てしまったという単なるアンラッキーかもしれない。

本来“アドバンテージ”などという“対戦する前から一方が有利になるような取り決め”は無いほうが勝負は面白くなるに決まっているのですが“優勝チーム=王者の格”23位から、少ないチャンスをものにせんとする背水の切迫感”がバランスすれば、アドなしガチ平等条件の勝負よりエキサイティングなゲームになる可能性もある。

ジャイアンツは、アドバンテージを設けることで、少ない試合数で決着してしまい入場料収入が少なめに終わるのを懸念し「アド無し」を主張したのでしょうが、きれいに裏目に出た。敗退する時ってのは得てしてこんなものでしょう。

こういう状況だと読売グループのあの偉い、高齢の、いしいひさいちさんの漫画ではいつもビュンビュン片手を振り回して「バカヤロ、バカヤロ」言ってるかたのお名前がよもや万一…と、ここ2日ほど新聞の黒枠を丹念に見ていますが、まだ逝かな………いやその、載ってないようです。

今日は出先で久しぶりに当地老舗のCD店を覗き、先日入手してヘビロテ中の『愛のソレア』サウンドトラックを作曲された寺嶋民哉さんの作品をいくつか見つけました。

NHK時代劇『新・はんなり菊太郎』。内藤剛志さん主演。うーん、高齢家族が何話か見たような話をしていたがなぁ。

『愛ソレ』と同枠東海昼帯ドラマ『新・風のロンド』と『紅の紋章』は、ほぼ全話録画で追尾したけど、中盤以降あんまり退屈で、見ないで消した回がだいぶあり、OPテーマソング以外、音楽の印象はほとんど残っていません。

やはり、TVシリーズや劇場映画のサントラは、ドラマや映画本体に惹かれるものがなかったら、作曲者の名前だけでは買えないですね。

同枠現行放送中の『愛の迷宮』は、今日15話、ある意味録画永久保存推奨かもしれません。光男(保阪尚希さん)が祐子をレイプして出来た子・ゆりあをヒロイン格に、文香が別荘番・航太と許されぬ恋をして身ごもり不慮の死の果て遺していった子・拓真、光男が亡き兄政男の未亡人・可奈子と不倫の関係で作った子・春樹、それに可奈子と政男の長女で中学生ぐらいの生意気盛りになっているエリカ様こと恵理香(??)と、ゆりあの養護施設仲間・香織も加わって、全員、絵に描いたような棒読み(激爆)。

東海昼帯にも、さまざまな登場量、さまざまな劇中重要度で、数多くの子役さんが歴代登場しましたが、子役のキャラが事実上の全篇通じた主役になることの多いTBS系昼ドラに比べて、わりと庶民的で地味なルックス、演技力も素人っぽい子が起用されることは確かに多かった。多かったけど、それにしてもまぁ。

もうね、小学校の国語の時間の「○○くん、何ページ何行目から読んで」「何行目からは△△さんね」だってこれほど棒読みにならんわ、ってくらいの棒読み。

帰宅後、片付けしながら録画再生して音声だけ聞いてると、大人向けのドラマとは到底思えない。なんか、よほど趣味の悪い題材の学校演劇のリハーサルを撮ったみたい。

どうしたんだ、テレパックの演出家さん、子供苦手なのか。「もうすこしかなしそうにいってごらーん」ぐらいの指導はできないのか。

このドラマ、とにかく年月の飛び方のスピードが半端ないので、もうすぐ成長後の話になって子役さんの出番終わるってんで、流してるのかな。


青森から来ました秋田です

2007-10-19 20:49:01 | アニメ・コミック・ゲーム

あれだな、千葉ロッテマリーンズ成瀬善久投手は、誰かに似ている似ていると思ってたら、バストアップでパッと見、元・ツインカムの島根似なんだな。

9901年頃の『爆笑オンエアバトル』を盛り上げた1組。島根の定子。好きだったけどな。00年暮れのSP、シャッフルコントでおぎやはぎと『教育問題を語る』ネタで、PTAおばちゃんの扮装で椅子に腰かけて客席向いて登場しただけで結構笑いとってました。解散しちゃいましたね。

ピンになった島根は映画『魁!クロマティ高校』で学ラン着て金子昇さんの子分演ってたけど。彼らのコントもう一度見たいな。

パ・リーグクライマックスシリーズ第5戦、我が北海道日本ハムファイターズの勝利で幕を閉じましたが、ヒルマン監督胴上げの後の両チームエール交換の場面が見ていて気持ちよかったと、各局各紙のニュースで採り上げられていましたね。

シーズンを通して初めて打ち込まれ4失点、ゲームセット直後はがっくり俯いていた成瀬投手が、勝ったダルビッシュ投手に「日本シリーズ頑張ってくれな」か何かしきりに話しかけて励ましているんだけど、身長差が公称ベースで16センチ(成瀬180、ダル196)あるうえ、スタンドの大喚声で聞き取り辛いもんだから、ダルがいちいちクニャッて上体を屈めるのが可笑しかった。

ハグとかしてあげれば1面トップ確実な絵になったし、客席も一層盛り上がったのにね。ダル、クールだから。

インタビューで風邪気味だったと言っていたし、早く帰りたかったんだろうな。

似ているつながりで言えば、サブマリン渡辺俊介投手は、JRAの木…もとい後藤浩輝騎手に似ていて仕方がないんですが。

クライマックスシリーズ1stステージ第1戦後のインタビューなんか、いまにもアンダーシャツめくってアブトロニック見せそうでした。んなことはないか。

地元のメディアでは大体、札幌ドームに来てくれたマリーンズファン・応援団のマナーの良さ、送ってくれたエールのさわやかさに賞賛と感謝ムードでしたよ。まぁ入場料収入に直結するんだから、チケット買ってくれればどこファンでもみんなお友達です。

………それを言っちゃおしめえか。

一時は仲悪い説があったバレンタイン監督とヒルマン監督も、本当は結構仲良しらしいです。シンジテマシタ~。

まだ日本シリーズが残っているので、月河はジンクスを守ってここではファイターズ応援はしませんが、今年も出足のモタつきあり、交流戦からの14連勝あり、山あり谷あり退屈しないで最後は勝って、良いシーズンでした。明日は百貨店の祝勝セールにも行ってみようかな。


痛恨の吸引ミス

2007-10-08 20:23:19 | アニメ・コミック・ゲーム

昨日(9日)の『そこまで言って委員会』で、非常に遅ればせ(にもほどがある)ながら沢尻エリカさんの問題の試写会インタビュー「特にないです」「別に」場面を見ました。

かっわいいもんじゃないですかねえ。あの程度。

表情から、全身から“幼稚”“背伸び”オーラというか汁(しる)ダダ漏れ。

21歳かあ。女優開花前からグラビアなどスチールの世界では芸歴長いらしいし、あながち子供とも言えないけど、敷かれたレールや筋書きに乗らない、外すことイコールカッコいい、大人だ、オシャレだと信じ込んでいる時期が、伸び盛りの柔らかい年代のひとコマとして誰にもあるものです。

大人のマスコミがこぞって叩いて謝罪させるほどのこっちゃないと思うがねえ。親がいちばんいいけど、マネージャーでも社長でもいいや、一発びしっとかわいがってやりゃ済むじゃないか。女優だから顔は避……(以下略)。

この一件で1年間女優休業謹慎?なんて記事もどこかで見ましたが、ERIKA名義でのCDも売れてるらしいし、大人サイドの逸失利益を考えればマスコミ向けに「こんなに深刻に受け止めてるんだよ」の記号としてチラつかせただけでしょう。

しかし、この試写会映像に続く涙の謝罪報道など一連の流れに接していると“アイドル”“スター”の消費のしかたも変わったものだと思わざるを得ません。

ひと言で言うと、消費されるほうもするほうも、慎みというか、抑制、有り難味がなくなった。

月河の年代のアイドル消費盛りというと、70年代のちょうど“真ん中らへん”になります。新御三家、新3人娘、花の中3トリオ。フォーリーブスの弟分郷ひろみ、さらに弟分ジャニーズジュニア。黄金時代です。わはは、うらやましいだろう。えっへん。

当時から“カワイイ・清純系女性アイドルの実は性格悪い”話、“カッコいい系男性アイドルの実はバカ”話は絶えず根強く存在しました。

 当時はインターネットはもちろんカケラも無し、TVでも素を見せるトーク番組やバラエティにはアイドルは出演しませんでしたから、われわれ“客”は衣装着て直近の曲を歌って、お辞儀して引っ込むだけ、せいぜい『8時だョ!全員集合』のコントコーナーや『夜のヒットスタジオ』での雛段待ちでの表情からわずかに零れ落ちるアイドルの“素”を掬い上げ拾い集めて、「誰某は意地が悪いらしい」「○○と△△は仲が悪くて無視(←当時“シカト”という言葉はなかった)し合ってるらしい」「□□は楽屋で煙草吸いまくりらしい」などの妄想都市(?)伝説を肥大させていました。

3人娘の中では天地真理さん、中3トリオでは桜田淳子さん、あと麻丘めぐみさん、新御三家では西城秀樹さんが、この手の伝説“言及数”が他に比し頭抜けて多かった。

小柳ルミ子さんは宝塚音楽学校主席卒業という略歴の故か楽曲のせいか老けて見え、小中坊主の悪戯琴線に触れる要素が少なかった(巨乳本位時代のいまならだいぶ地合いが違ったかも)し、南沙織さんには沖縄生まれのハーフというバリヤーがありました。

なんとなく、地方の小中生が“自分でも手が届きそう”“いっそなれそう、いやむしろなりたい”とくすぐられる匂いがないと、“素”伝説って萌芽しないものです。森昌子さんなどは、そういう“羨ましがらせ”“なりたい”ファクターが希薄だった(庶民的ルックス、のど自慢っぽくオシャレじゃない曲調と節回し)せいで、この手の“伝説”はまったく発生しませんでした。

いちばんそっち方向に訴えそうな山口百恵さんも、不思議に伝説は少なかった。同じ年代でも、男性なら彼女の消費のしかたが大幅に異なったでしょう。女子としては、母子家庭出身というのもイジリ免除材料になったし、しかも早い時期に三浦友和さんという、当時から微妙な位置の若手俳優と擬似カップリングされたことで、見事に妄想を刺激しなくなった。素がワルだろうが性格歪んでようがどうでもよくなったのです。

ドの付く地方だし、知り合いに業界関係者もいないシロウトのガキの集まりだし、何の根拠もないのですが、根拠が限りなく皆無に近いがゆえに、妙に熱気のこもった伝説醸成でした。

当時のアイドルは鉄の仮面をかぶっていて、かわいいならかわいい、清純なら清純、明朗なら明朗以外の表情ではいっさい露出せず“素”に関する情報を極力厳戒セーブしていたからこそ、こういう“少ない材料で妄想繚乱”という消費法が成立したのです。

ここのところの沢尻さんや彼女をめぐる報道を見ていると“役柄やイメージと異なる‘素’”を曝け出すことに何の圧力も抑制もないし、曝け出されたものを腑分けし、叩き、論評することに何の有り難味ももったいなさもない。

曝け出したというそのこと、叩かれたというそのことをさらに報道し商品化して、雪だるま式に商業価値算出して行こうというベクトルしか感じられない。

アイドル(=偶像)も安くなったものだなぁ、との感が深まります。

いまのアイドルの可愛さやカッコよさ、あるいはそれを外しはみ出していることは“カネのかたまり”でしかないのだ。

80年代に入った頃、松田聖子さんを指して“ぶりっ子”と称し暗に揶揄する概念が成立した辺りが、アイドル消費にかかわる地合いの分岐点だったように思いますが定かではありません。

同日、夜の入浴介助とお風呂掃除後は『ガキの使いやあらへんで』を行き当たり視聴。もう日付変更線踏み越えてるんですけど。日テレの日曜編成変わったの?

この日は“バキューム藤原の目指せ明日の大食いスター”。いいねいいね!文字通りの深夜帯どっぷりになって少し方向性過激にシフトか。

“掃除機の如く食べ物を吸い上げる男”“全部残らず吸い尽くせ!”と、小さなお友達が真似したらダメだよ窒息死するよというネタをまんま大胆にタイトリング。

生卵10ケ→たこ焼き12ケ→カレーライス1皿→水ようかん100ケと、どんどん平らげ方が怪しくなっていく構成も、最近の大食い番組の逆パロディみたいで切れ味いいぞ。

バキューム藤原、もちろん昨年のM1敗者復活でおなじみライセンスのボケです。罰ゲームは得意のドラえもんがらみでお願いしたい。

日テレ屋上からタケコプターで飛ぶなんてどうだろう(死ぬか)。


泣いてなんかいられない

2007-10-05 21:30:43 | アニメ・コミック・ゲーム

先日からサウンドトラックというジャンルに軽くはまって、56年ぶりにCDショップに立ち寄るようになったのですが、改めて気がついたのは、アルバムサイズの5070min.超って、通聴するのに結構なエネルギーを要しますよね。

エネルギー以前に、それだけの時間を、日常捻出する自体かなり難しい。

ダウンロードで好みの曲12曲だけ、という音楽消費のし方が普及定着した理由が、いまになってなんとなくわかる気がします。よほど一人or一組のアーティストにとことん関心持ってないと、アルバムまるごと何度も何度も聴きまくるなんて、そうそうできるもんじゃないってこと。

最近は入浴後から就寝までの時間、このブログの記事をWORDに書き溜めながら聴き始めて、最後のほうはCDラジカセのスリープモード。

で、結局ケツ…もといラスト近辺の23曲がいつも切れるので、それは翌日回しにして、二晩がかりでアルバム一枚完聴。

二回目からはランダム再生で、噛めば噛むほどの味を楽しんでいます。

以前「“贅沢”の象徴No1と言えば子供の頃は“ステレオ”だった」とここに書きましたが、幼い月河のあの頃の脳内には、“ステレオのでかスピーカ推奨な、クラシックやスタンダードジャズなど重厚なナンバーのレコードを多枚数コレクションしている”という贅沢ファクターが、すでに含まれていました。

大人になった現在は、ステレオスピーカだのプレイヤーだのハードどうこうより“フルアルバムを家事や仕事の片手間でなく聴ける時間が持てる”ということに、いちばんの贅沢さを感じます。

さて、そんなノリで先日とある場所で購入して聴いている一枚が、『愛のソレア』サウンドトラック。

愛ソレと言えば、もちろん04年の昼ドラです。

ちょっとオシャレな表現主義っぽいジャケイラストにも惹かれて買ったのですが、ドラマ本編のほうは、荻野目慶子さん扮するヒロイン美保が女優を引退した頃に脱落して、あとは「お水なしで飲んでね!」の最終話しか記憶がない(崩)。

荻野目さんのハイテンション演技に引っ張られて、ドロドロというより瞬間風速の平均値が高いドラマだった気がするわりには、サントラは一聴、ちょっとスリープ向きかな…と思ったのはあくまで一聴の印象のみ。

昼間改めて聴きなおすと、売防法施行前の赤線時代の若い男女の純愛というモチーフにお似合いの、ほどのよい大時代感が心地よい。

監督なら山田洋次さん、原作なら山本一力さんや宮部みゆきさん、宇江佐真理さん辺りの、人情もの時代劇に充てても良さそうな、心温まる甘美なオーケストレーションに、昼メロならではの感傷味のブレンド具合もナイス&スムーズ。

2.愛の序章 から5.運命の人 に至る主題の流れ、後半で20.恋に生きる 23.真剣なまなざし への劇的構成が特に素晴らしい。

音楽担当寺嶋民哉さんは映画『半落ち』なども手がけておられますが、このサントラで軽くファンになりました。今度検索して他作品もチェックしてみるとしましょう。

放送クールの前半3分の2程度とは言え毎日ドラマOPで聴いていた主題歌『口づけ』(Fayray)が1曲めにヴォーカルフルで、28曲めにピアノヴァージョンで収録されているのも有難い。この曲は、この枠の連ドラ主題歌で近年の圧倒的No1佳曲だと思います。

ドラマとのシンクロ抜きにして、単体で無心に聴いているだけで静かな哀愁にひたることができる。

頭脳や精神が疲れ気味のとき、あからさまに“上がる”アップテンポチューンは逆に耳障りだし、逆に計算ずくのヒーリング・ミュージックだと“薬臭く”感じられることもありますが、この曲は適度な甘さと苦味を兼ねそなえ、非常に汎用性の高いナンバーです。

さてさて、『愛のソレア』の話題が出たついでじゃありませんが、10月からスタートしたこの枠『愛の迷宮』に保阪尚希さんが主演されると聞いて「息子役に、どうせなら半田健人さんをキャスティングすればリアルそっくり父子になったのに」と歯噛みした(←ちょっと大袈裟)のがつい数週間前の話。

03年に半田さんを『仮面ライダー5551話で初めて見たとき、「既存の俳優さんにこんなに似ていて、この子(←当時18歳)、“ライダー卒業”後、俳優としてやっていけるのだろうか」と余計な心配をしたほどそっくり…だったはず。

ところが、改めて財閥次男坊・光男を演じる保阪さんを、この1日から5話ほど見ていると、思っていた半分も半田さんに似てない(脱)。

半田さんも最近は二時間ドラマで松下由樹さんや蟹江敬三さんの小憎たらしい後輩役、あるいはBS昭和レトロ番組やタモリ倶楽部でのオタクっぷりぐらいしか見ていませんが、たぶん“思っていた半分も保阪さん似じゃなく”なっているのではないかな。

ご当人たちにとっては、外見がかぶらなくなったのは芸能人として好都合でしょう(かぶると思ってた視聴者自体、月河ぐらいなもんかもしれんが)。

役者さん個別単体での演技力や容姿に“旬”があるのと同様“この人とこの人をこんな設定で共演させたらおもしろかろう”というアイディア…と言うより妄想にすらも“旬”があるのだな。


ひでぶ安倍氏

2007-09-17 19:37:02 | アニメ・コミック・ゲーム

世界柔道。やってますね。あんまり盛り上がってないけど。

日本人選手の成績がひと息だったってこともありますが、ひと息だろうがふた息だろうが、昨今、スポーツは何の種目であれ「“○○王子”が出て来ないと盛り上がらない」と結論が出ちゃってますからね。

先だっての世界陸上、世界競泳も同じ。成績は世界12位ぐらいでもいいんです“○○王子”と付くキャラでさえあれば。

世陸なんか、MC織田裕二さんが、四十路近いのにひとりでそっち方面担当で、気の毒なくらいでした。

やっぱり日本柔道は谷亮子さんが座長かぁ。「田村でも金、谷でも金、ママでも金」、夢に着実に近づいてるじゃないですか。

夢と言われても、「あ、そう」としかリアクションできない夢だけどな。

出産されても揺るがないスポーツマンとしてのモティベーションの高さといい、戦績といい、ケチをつける要素はひとっつもないけど、どうなの?これだけ谷選手の女王君臨が続く背景には、日本人の“体格逆ハンデ”もあるんじゃないですかね。

世界的には、女性でも成人で、鍛えて筋肉つけて体重48キロ以下っていうと相当小柄な部類でしょう。

そこまで小柄で、女性で、柔道なんかやってる競争相手人口の絶対数が少ないのではないかと。

まぁ、北京五輪は近いことだし、銅より銀より金がいいよね。ままでもきんがんばってねやわらちゃん(ぼうよみ)。

金といえば目下はこちら『金色の翼』56話。

週跨ぎですが今日が三連休最終日の祝日で、通常放送が無いものと勘違い、もしくは猛暑ピーク越えで遠出中の視聴者も多いことを織り込んでか、さしたる新事実の呈示はなし。

55話終盤の、玻留(倉貫匡弘さん)による絹子刑事(高嶺ふぶきさん)襲撃のドサクサで駆けつけた修子(国分佐智子さん)が、亡き行永氏の遺影の額から拾ったロケット。槙(高杉瑞穂さん)が兄・檀から託され修子に預けたものと同じ形状で、中の写真は若い女性。

大方の予想通り、檀が手にかけた元恋人=杉浦支配人夫妻(佐々木勝彦さん増子倭文江さん)のひとり娘であることが、修子の杉浦へのうまい聴取(←色仕掛けや寝返りなどのわかりやすい悪より、ここらがヴァンピーロの本領)で確認されましたが、この辺はたとえば明日のアバンタイトルで、修子が拾って開けたときのロケットの写真→修子の質問に乗って杉浦がテラスで見せた娘のポートレート、のカットバック34秒もあれば、今日見なかった視聴者にも説明できる。

いちばん大事なのは、終盤のセツ(剣幸さん)の修子への告白。5年前にひそかに島に潜入し槙に会った檀が、その後、「最後に会ったのは私。彼は私の目の前で死んだんです。私が殺したと言ったほうがいいかもしれません」

52話で絹子が槙に「生きている人間なら、どこへ逃げても生活の痕跡を残すはず。あなたのお兄さんは、もうこの地上にはいないかも」とほのめかした段階で、檀はすでにこの世になく、セツオーナーがそれに関し何か隠している?ひょっとすると…という推測は成立しました。

絹子刑事は、本当に小説家だった祖母のペンネームが自分に付けられていることを利用、もう3年も夏は“海と空のホテル”に宿泊しています。怪しいのは弟の吉岡槙単体というより、このホテルそのものでありセツであると、5年前の潜入・槙との接触の事実はわからないまでも、嗅覚で探り当てていたらしい。

たぶんこの後、槙が、兄と容貌がそっくり(31話静江(沖直未さん)「やだー、そっくりー」)であることを利用して、兄になりすましてセツの前に現れ、まさかと動揺させ動きを見る場面が来そう。 

そろそろ筋書き的に退路・脇道が塞がり、“こう来れば次はこうなる”手の内が観るほうにも読めて来ました。

「誰かが誰かと血縁だった」「男女関係だった」式の“いかにも昼ドラ”絵解きを最小限に抑えてきて、それが魅力のひとつ(他にも幾つもあるけど)になり得てきたこのドラマですが、シロウトでも読める筋を上回る仰天結末は用意されているかな。

もちろん、“仰天させた”だけでは100点満点の、せいぜい55点程度。あくまでも“仰天のあとズーーーンと来させる”結末でなければなりません。

ここのところの連続もののドラマは、ほとんどが結末で大幅安(結末までに、続落また続落で、最終回で“底値更新”のすら多い)になっています。我らが『金翼』だけは、バーの高さもうひと声、期待してもいいでしょう。

あとね、“地上にはいないかもつながり”じゃないけど、12日の“あの日”(←生理日じゃないよ)から一週間、すっかり過去の人になって、すでに死亡説も流れている(←ウソ)安倍晋三さんですが、辞めるとき「あべし!」って叫べば、少なくとも漫画大好き麻生太郎さんだけはウケてくれたのにね(ないない)。