先日うっかり掃除機で吸い込んで嵌め直して以来、フラットポイントのスクロールボタンがどうにも、なんともザックばらんというか、勝手気侭というか、浮浪雲のような、荒野の用心棒のような、ギターを持たない渡り鳥のような、とにかく「自由だ!」な感じになってしまったので、おもにスクロールのため、TV視聴や録画編集など一部の映像ソフトぐらいにしか出番のなかった付属マウスを、使う頻度が高まってきました。
こうなると、気になるのが、あのカレーのような、コショウのような名前の…Uエスビーっていうの?ケーブルの長さ。
デスクが狭い&年中散らかってるの併せ技で、マウスに働いてもらう段になると、ケーブルの“ひと巻き半”ぐらいのトグロがどうも邪魔になる。
そんなに長いケーブルでもなく、そうねぇ、見たところ大人の男の首にぐるり回して、両端手首に巻いて引っ張って絞め殺せるぐらいはあるかな?…えーとね…あ、両手首巻きはちょっと足りないか、片手巻きかつ背後絞め限定か?…まぁ大体そんなもん(怪)。
最近はトグロ防止のためデスクの奥辺向こうに垂らして、なるべくキーボード近辺のスペースを占領しないようにして使っていますが、PC本体はそのまま、マウスだけは何台も世代交代しているという人の話も聞くし、通販サイトのPC周辺機器売場では、特撮変身ヒーローのパワーアップ武器みたいな未来的なフォルムのヤツがいっぱい出回ってますなあ。コードレスタイプを使えばデスク上のトグロ問題も速攻解決。
サイズもS・M・Lのように3段階ぐらい取り揃えている機種もある。確かに、たまにしか使わなかったときにはまったく気にならなかった形状、高さ、背中の盛り上がりのカーブ角度など「もうチョットなんとかならないか?」といくつか引っかかるようになってもきました。
大人の女性としては小さからず大きからずだと思う月河の手指、掌のサイズでは、もう少し小ぶりで、なだらか丘陵でもいいような気がする。光学式ってヤツらしいから、作動するたびに赤い光が出るんだけど、ヒーローなら赤青黄緑黒、白やピンクもいるんだから、ほかの色の光も出てほしいな。『轟轟戦隊ボウケンジャー』なら銀、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』ならバイオレットもいたし。
周辺機器にこだわり始めたら、PCもブラックホール的金喰い虫ですね。ついでにデスクのホコリや汚れから光学式を守る、ナイスでグッドなマウスパッドも新調したいぞ…なんて欲の皮突っ張らかってきてるしな。
さて、依然脳内で『悲しみのためじゃない』(中西保志さん@『真夏の薔薇』)がループしている月河ですが、この曲、カラオケで歌うとしたら、
①:布施明さんで歌ってみて、それこそ全盛期の(短かったけど)オリビア・ハッセーさんが目の前に微笑んでいるつもりで、スケール広げられるだけおっ広げてローローとフルコーラス歌い上げてみる(部外者立入厳禁)。
然る後に②:『プリンプリン物語』の石川ひとみさんになりかわり、『君は輝いて天使にみえた』を歌う気分でもう1回フルコーラス歌ってみる。
その後③:①と②をブレンドする。
…この三段締めっつうか三段落ちっつうか、三段活用でいってみるのがいちばんいいんじゃないかと月河は思いますが、この曲を聴いて「これなら、そんな面倒なことをする必要はない」と言うカラオケ達人もいます。「なんで布施明絡ますんだ、○○(←月河の本名)は女だから、女の声域しか出ないだろう」と。ごもっとも。
ほとんど“薔薇”からの連想つながりだけだったりしますから。
…「一青窈で歌えば簡単じゃないか。なんならMISIAもちょっと入れれば」
………能力・力量の豊かな人ほど思考はシンプルなものなんですね。