から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

ディス/コネクト 【感想】

2014-11-11 07:00:00 | 映画


新作DVDの短い感想をまとめる。

ディス/コネクト 【70点】
SNSの光と影を描く。この時代でないと撮れなかった映画。顔の見えない相手へのコミュニケーションを容易にしたSNS。偽る人、本音を曝け出す人、様々な人間の表と裏の表情が交錯する。ありがちな話で終わると思いきや、それによってもたらされた悲劇が 、登場人物たちの失われた絆を繋げていくというストーリーが感動的。リアリティをもってドライに転結させたラストも秀逸。観終わって感じるのは人の体温。


闇金ウシジマくん Part2 【55点】
原作オリジナルを細切れにして接着。合成肉は味気ない。パート1よりもヌルい世界観も残念。原作新キャラの再現性は低く、高い演技力をもってしても補えない。興醒めの中で菅田将暉が光り、高橋メアリージュンは意外な収穫。ウシジマくんというプロットは面白いので、次に映画化するなら完全オリジナルで作ってほしい。


ぼっちゃん 【70点】
意外な掘り出しモノ。嫌いな人が多いようだが自分は好き。長野の田舎町を舞台にした、負け組な男たちの狂想曲。卑屈で情緒不安定なメガネ男、人は良いが 臆病なハゲ男、殺し癖がついてしまったサイコ男。カッコ悪さ、ダサさ、弱さ、みっともなさ。。。それぞれが抱える劣等感が様々な形に変貌していく過程が、時に滑稽であり、時に辛辣。人生を諦めるのか否か、足掻くブサメンたちに引きつけられた。無名な演者ばかりだが、確かな演技力に驚かされる。大森演出もキマッてる。個人的には秋葉の事件に紐付けなくても十分なように思えた。あと、映画「ウシジマくん」より原作「ウシジマくん」に近い。


瀬戸内海賊物語 【60点】
前評判通り「和製グーニーズ」。Yahoo映画で評判の良い映画であったが、まずまず。。。村上水軍の史実を元に、子どもたちの宝探しによって祖先と子孫の絆がつながる。その物語のプロットは100点満点だが、演出、VFXのレベルがとても低いため、そのチープさが否めない。日本映画でこれを撮ろうとしたチャレンジ精神は大いに買う。子役たちの伸びやかな演技が気持ち良い。キャイーン天野そっくりな「マナブくん」が可愛い。
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ドラキュラZERO 【感想】

2014-11-08 12:00:00 | 映画


「ドラキュラZERO」を観る。
アメリカでの評判は悪かったけど、吸血鬼モノ映画はどうしても外せない。

内容は予告編で流れているとおりだった。
強大なオスマントルコ軍の侵略から領国を守るため、
吸血鬼となった国王がオスマントルコ軍に立ち向かうという話だ。

主人公は、15世紀「串刺し公」と呼ばれ、吸血鬼のモデルとなった、
ルーマニアに実在したヴラド3世という人物だ。

ヨーロッパの歴史に詳しくないが、モデルとなったヴラド3世は
「串刺し」にも象徴されるように残忍な人物だったと聞いたことがある。

本作は歴史的背景をベースにしたフィクション。
ヴラド3世はオスマントルコ軍という悪に立ち向かう 正義として描かれる。
そして最後まで、その立ち位置は崩れない。終始、善人なのだ。
悪人ではないので「悪をもって悪を征す」というフレコミはやや肩透かし。
吸血鬼の力を得た正義のヒーローが活躍する映画、と観るのが正解だろう。

本作でも「串刺し」シーンがちゃんと出てくる。
主人公が言うには、恐怖を広めるために有効な手段であるという。
どんな相手なのか「恐怖」を与えるという戦法は、
強国対小国のバトルという、本作のプロットにおいてはなかなか効果的だ。
但し、そのアクションの多くを単純な一騎当千で見せたことが勿体ない。

クライマックスでのまさかの「ドラキュラ祭り」は面白く、
あの部分をもっと引き延ばして魅せてくれてもよかった。
テンションが上がるのが遅すぎた。

主演はルーク・エヴァンス。wikiで調べたら自分と同級生で誕生日もニアミスだった。
濡れた髪と、ほどよい筋肉が色気たっぷり。この人、ゲイなんだよなー。
ルーク・エヴァンスのアイドルムービーと揶揄するレビューもあったが少し納得。
彼が出演する来月公開の「ホビット」の最終章が楽しみ♪

監督はCM出身の監督ということもあり、映像の使い方は巧い。
クールでスタイリッシュな世界観はまずまずの見応え。

ただ、ドラマに面白みはなく、アクションにもタギるものがなかった。
期待していなかったのでダメージは少ないけれども。

【60点】
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五反田の魚料理

2014-11-08 11:00:00 | グルメ


会社の飲み会で、前から行ってみたかった五反田の「魚金」に行ってきた。
五反田の魚金は2つあるが、一番早く行ける6時半で予約がとれたのは、
「煮炊魚金」だったので、そこに行ってきた。予約をとったのは2週間前。

当日、店に着くと、広い店内はすべて満席。さすが有名店。
手前の席に外国人タレントのサヘルが事務所関係者らしき人といた。

凄い賑わいで、少し大きめに話をしないと相手と会話ができない。
おしゃべりが目的ではなく、美味しい料理を食べることが目的なので問題なし。

メニューを見る。
料理のラインナップも魅力的だが、予想以上に日本酒が揃っている。
大好物の「飛露喜」があったが、やはり品切れ。他の日本酒を頼む。
ありがたいのは半合、半々合でも日本酒を頼めるということだ。
酒飲みにも良心的な店であることがわかった。

レギュラーメニューと別紙のオススメメニューから、いろいろ頼む。
参加人数は4名だったので、頼み過ぎたかも。。。

刺身三点盛り、エイひれ、いかゲソの唐揚げ、カキフライ、青のり豆腐、
毛ガニの甲羅詰め、さばの一夜干し(デカイ!)、もち豚の西京焼き・・・

一品一品が聞きしに勝るボリューム!
料理が席に到着する度に嬉しい驚嘆の声が上がる。
そしてどの料理ももれなく美味しい。

中でも普段、高くて手が出ない毛ガニについて
1つを4人で分けたものの、結構な量だったので大満足。

刺身だけでもかなりの量であるため、
最初の3品目くらいで他メンバーはかなりの満腹感だったようだ。

お酒も1人あたり7杯くらい飲んで、
計20,000円弱(5,000円/1人)。

あれだけ、飲んで食べて、凄いコストパフォーマンスだ。

かなりの満腹感&満足感。
リピート確実だ。

こういう店がもっと増えてくれたら良いのにな~。
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五反田のハンバーグ

2014-11-08 09:00:00 | グルメ


ついに五反田のハンバーグの有名店「ミート矢澤」に行ってきた。
外出先から帰社の途中、14時ごろだ。

やはり並んでいた。どこが先頭かわからず、並んでいる人に聞く。
時間が遅かったからか、タイミングよく店側の椅子に座って並ぶことができた。
その列に漏れると、道路の反対側に立って並ぶことになるようだ。

お肉な店なので、男子ばかりかと思っていたが、
意外と女性が多くて驚く。女性グループも少なくない。

店内に入るまでが25分、店内に入って着席し、
注文してから料理が出てくるまで20分。
料理を食した時間は5分。計50分。

おそらくこれが最短のタイムだと思う。
時間に余裕がないとまず無理 だ。

頼んだ料理はフレッシュハンバーグセット(150グラム)。
食べログ情報を見ると、一番スタンダードな注文のようだ。
値段は1080円。

アツアツの鉄板で出てくる。150グラムは結構小さい。
フォークではなく、ハシで食べる仕様だ。

早速、ハンバーグをふたつに割ると、そこそこの肉汁が出る。
肉汁の大半はおそらく脂肪分なので、これくらいがちょうど良い。
ハンバーグの味付けはとてもシンプル。とても肉肉しい味わい。
中はミディアムレア。生肉が苦手なので鉄板の余熱で少し加熱する。
ソースが一緒についてくる、間違ってハンバーグの上にかける、
鉄板の熱でソースが跳ねて失敗。ハンバーグをソースに付けるのが正解。

味の感想は「普通に旨い」。他店でもそうだったが、
ハンバーグのポテンシャルがそもそも高いので、
「まーそりゃ旨いよな」と期待するほどの旨さではなかった。
ハンバーグ本体よりもソースの旨さが印象に残った。

また、個人的には料理よりも印象深かったのが接客。
行列店であることに驕りはなく、強いホスピタリティを感じた。
食べ終わって店を出る客をスタッフが外に出て見送る。少し驚いた。

しかしながら、料理にありつけるまで40分以上はさすがに長過ぎだ。
良い肉を使っているのはわかるが、値段に対してハンバーグが少量だし、
コスパもさほど高くはないため、並んでまでもう一度食べたいとは思えない。

まー「ミート矢澤で食べたことがある」というネタだな~。
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Nightcrawler 【気になる映画】

2014-11-06 08:00:00 | 気になる映画


日本とアメリカの映画興行の違い。
そのうちの1つが、作品の評価と興行の相関性だと思う。
評価に関係なく、「ヒットする映画はヒットする」日本市場と、
評価が高ければ、ヒットする可能性が高まるアメリカ市場。

言い換えれば、面白い映画を作ればそれなりにヒットするのがアメリカだ。
但したまに、評価が高いのに興収が振るわない映画がある。
先週よりアメリカで公開された「Nightcrawler」という映画だ。

LAを舞台に、野心をもったフリージャーナリストの青年が、
得ダネをモノにするため、犯罪地下組織に接近するという話らしい。

「Nightcrawler」という言葉を調べると「ミミズ」という意味らしい。
主人公を「地下を這う虫 (ミミズ)」になぞらえたのだろうか。

Rottenでは現時点(11/4)で150レビュー中、93%のフレッシュ。凄い。
オーディエンスの評価はやや低いものの89%のフレッシュ。
オスカー候補も狙える、堂々たるスコアだ。

ただ、興行収入は振るわない。
オープニングで1000万ドル。これは直近でヒットした「ゴーンガール」の3分の1以下。
2011年公開の「ドライヴ」とは公開規模も興収も同程度のようだ。
夜景を多用するような映画はアメリカでは流行らないのかもしれない。

絶賛レビューの矛先は、主演のジェイク・ギレンホールに集中している。
来年のアカデミー賞における主演男優ノミネート候補に名乗りを上げたようだ。

9キロの減量という肉体改造や、演技中、流血モノ の怪我をした等の話もチラホラ。
同年齢で「タクシードライバー」に出演したデ・ニーロと並び讃えるレビューもある。

トレーラーを観ると、彼が演じる主人公が狂気にハマっていく様が見てとれる。
ラストカットの笑い顔が何とも不敵かつ不気味。。。。惹きつけられる。

とても気になる映画だ。
日本公開が早く決まってほしい。

今週からは、全米で「インターステラー」、「ベイマックス」、
「The Theory of Everything」(フェリシティ・ジョーンズ♪)が公開予定。
話題作の公開ラッシュがしばらく続く。。。

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インターステラー 【感想】

2014-11-03 09:18:45 | 映画


映画はどこまで進化するのだろう。

「インターステラー」は2014年の事件だった。

昨年の「ゼロ・グラビティ」に続き、映画表現の限界をまた1つ押し広げた。

今だかつて、これほど壮大で、観る者の想像力を凌駕したドラマを知らない。
作品の出来、不出来について話ができるような次元じゃないように思う。
圧倒されると人はリアクションがとれないのだ。観終わって放心状態が続く。

映画史上初めて「時空」の姿を映像化してしまった。
未知の領域に観る者を引き込む、この映画自体が「宇宙」のようなもの。
無謀ともいえる、その映像化への限界にノーランは挑み、そして勝利した。

そして、ノーラン映画史上、最も複雑なストーリーだった。
作り手の独りよがりによるものでない。映像の再現性に忠実であるがゆえだ。
宇宙というモノの人知を超えた実像、宇宙からみた人類の存在意義。
それらが、人類が普遍的に持つ「愛」の持続性に結びつく。

「衝撃と感動」という言葉は本作のためにあるようなものだ。
それは神の所業であり、マシュー・マコノヒーはその化身となる。

宇宙を語るうえで、科学的な考証を積み重ねているのがわかる。
但し「ゼロ・グラビティ」の時と同様、「あんなの有り得ない」などと、
リアリティで映画を観る人によっては、好き嫌いが分かれそうだ。

読解力に欠いた自分には3回くらい観て、
ようやくこの映画の真価を語れそうだ。
公開したらIMAXで再び観たいと思う。

これだから映画はやめられない。

【120点】
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小野寺の弟・小野寺の姉 【感想】

2014-11-01 11:00:00 | 映画


日本映画「小野寺の弟・小野寺の姉」を観る。

とても満足。面白かったー。

早くに両親を亡くし、2人で暮らす33歳の弟と40歳の姉の話。

ブラコン、シスコンの変わりモノの姉弟を勝手にイメージしていたが、
とても真っ当なキャラで、真面目に誠実に生きている2人だった。

2人は互いの幸せを願うあまりに器用に生きられない。
その不器用さが、時に微笑ましいるユーモアになり、
時に、他の誰かを傷つけることになる。

姉と弟の絆を描くとともに、それぞれの恋愛模様を描いている。
好きな相手の想いを測ることができたら、どんなに楽だろうか。
すれ違いによる恋愛の切なさを描いた映画は少なくないが、
すべてのキャラに愛情が 注がれている本作において、
その感覚が一層特別なものとして胸に迫ってくる。

とても共感度の高いストーリーであったが、
ベースはあくまでコメディだ。

何気ない日常の中に生まれる天然系ユーモアにハマる。
「まほろ駅前~」同様、日本映画には珍しいセンスの良さを感じる。
特に面白かったのは、病院で姉が旧友に再会した際に、
見栄を張って弟を彼氏として紹介するクダリだ。
口裏を合わせる姉弟のやりとりも面白いが、
その相手をする旧友のリアクションが最高に可笑しい。
旧友を演じた橋本じゅんが最高に巧い。本作の隠れMVP。

主役の向井理と片桐はいりは同作の舞台版でも共演しただけあって、
隙のない好演だ。2人のキャラを愛おしく思え るまで時間がかからない。

そして、なんといっても、山本美月。
向井理演じる弟の恋相手となる絵本作家を演じる。
ハンパなくチャーミングなのに、一切嫌味がない。
美しい顔立ちのメガネ男子、向井理との2ショットが可愛くて堪らない。
この2人のキラキラぶりを目撃するだけでも、本作を観る価値ありだ。

監督は本作の原作者であり、同作舞台の演出家の西田征史。
本作で映画は初監督とのことだが、映像を撮り方をよくわかってて驚く。
舞台で表現できることと、映像で表現できることを区別できているみたいだ。

それぞれの恋を経て、辿り着いた2人のラストに思わず涙目。。。
エンドロール後のワンショットが追い打ちをかける。
エンディング曲も素晴らしい。

観終わ って劇場が温かい余韻に包まれたのがわかった。

【65点】
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トム・アット・ザ・ファーム 【感想】

2014-11-01 08:00:00 | 映画


今、世界で最も若く、その才能を評価されている監督は、
間違いなくフランス系カナダ人監督のグザヴィエ・ドランだろう。

自分は彼の過去作の中で「わたしはロランス」しか観ていないのだけど、
その才能にすっかり惚れ込んでしまった。この監督は天才肌だ。

エッジを効かせた独特の感性に若さを感じる一方で、
ベテラン監督ばりに円熟味を感じさせる観察眼をもっている。
現在、まだ25歳。奇跡的な才能をもった映像作家と言いたい。

で、彼の新作「トム・アット・ザ・ファーム」を観た。
ミニシアター系映画に弱いユナイテッドシネマで、珍しく観ることができた。

内容は、かなり想定外なものだった。
付き合っていたボーイフレンドの死をきっかけに
その葬儀の出席のため、彼の実家である農場に赴く男子(ゲイ)の話。
その実家には、彼氏の母親と兄貴が住んでいて主人公が散々な目に遭う。。。

前作「わたしはロランス」で恋愛モノを撮ったかと思えば、
本作ではド直球なスリラーだった。見方によってはホラーに見えるかもしれない。

本作を一言で表すなら「暴力に閉ざされた世界」。
ひたすら曇天で、登場人物を明るく照らすことはない。
収穫を終えた時期なのか、農場の風景はとても寒々しい。
その情景のなかに、登場人物たちの鬱屈さと異常性が浮かびあがり、
張り詰めた緊張感と逃げ場のない閉そく感が充満する。
スリリングな映画であることは間違いないのだが
この居心地の悪さは、観る人を選びそうだ。

自分は、「怖い」「痛い」といった感覚のほかに、
主人公とボーイフレンドの兄貴の間にサディズムとマゾヒズムといった関係が
潜んでいるように見えて面白かった。主人公が暴力を受け入れ、
知らぬうちに2人が離れがたい存在になっていくように。

音楽の使い方、カメラワークで感じる演出は相変わらずの光っている。
シンプルで、劇的な展開のない内容ながらも十分な見応えだ。

主人公演じるのは、監督、ドラン本人。かなり小柄な人だ。
彼自身がリアルにゲイ。そこに起因しているのか定かではないが、
普通の男子と世界の見え方が違うのが本作でもよくわかる。

次の新作は初の英語映画でジェシカ・チャスティンが主演とのこと。
次はどんな表情を見せてくれるのか楽しみだ。

【65点】
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John Wick 【気になる映画】

2014-11-01 07:00:00 | 気になる映画


マトリックスで一世を風靡したキアヌ・リーヴス。
それはもう今から10年以上前の話だ。時が経つのは早い。

以降、どの出演作もパッとせず、一時は劇太りしてスターの面影はなくなった。
そして前作の「47RONIN」で、その転落ぶりを決定づけたように見えた。

しかし、先週より全米公開された映画で、
見事なカムバックを果たした模様だ。

「John Wick」(ジョン・ウィック)という映画。

飼い犬を犯罪組織に殺されたキアヌ演じる元殺し屋が、
犯罪組織に復讐するアクション映画らしい。

現時点(10/31)で、Rottenで86%のフレッシュを獲得。
このテのアクション映画にしては、極めて高いスコアである。

とにかく、アクションが痛快でカッコいいらしい。
魅せるためのアクションというより、人を瞬殺することに徹した、
殺し屋のテクニックがクールでカッコいいらしい。
トレーラーを観るとリーアムニーソンの「96時間」に似たテイストだろうか。
また、狙いにいったと思われるB級臭さも魅力的だ。

激しいアクションが予想されるが、話題になっているのは、
キアヌ自身が一切スタントをやっていないということ。
トム・クルーズなど「ノースタント」でやったと胸を張る演者が多い中 、
キアヌ本人が堂々と公言しているらしい。潔いのか、カッコ悪いのか微妙。

日本での公開はまだ未定だが、おそらく公開されると思う。

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