から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

歴史に残る日

2024-04-27 13:09:57 | 投資


現在、私の脳内の8割を占めるのは投資だ。
このブログの副題を変える必要があるかもだ。

米国株、日本株、投資信託、米国債券、FX、そして最近からCFDを始めた。

で、昨日の金曜日、2024年4月26日。
FXをやっている身として歴史的な日となった。

いや、FXをやっていない人においても大きな1日になったに違いない。
映画的な副題をつけるなら「終わりの始まり」。

為替だ。
ドル円が155円を突破して、158円の半ばまで急騰した。
34年ぶりのことらしい。

発端は今月の日銀会合後の植田さんの発言。
「金融政策に変更はない」、それだけ。

そんなことはわかっていた。
先月、3月19日、17年ぶりのマイナス金利解除。事前のリークでその事実を織り込み、下落を終えたドル円は一気に上昇。これ以上、日米の金利差が縮まることはない、ということで円を売ってドルを買う流れが勢いを増した。まだまだ経済が弱い日本において利上げすることは考えられない。そして、昨日、改めて「変更はない(→ゼロのまま)」という発言を受け、さらにドル買いが加速。

買っているのは海外の投機家たちだろう。ドル買いというより、円を投げ売っているといった方が適切か。FXにおいて、円を売りドルを買うことでその金利差によるスワップポイントが現金として毎日、振り込まれる。ドル円を買うことで、その上昇分の差益(×レバレッジ)と、そのスワップポイントがダブルで享受できる。なので、個人の私も基本的に「買い」がメイン。今は完全な上昇相場なので、どこで買っても上がっていく。

そんななか、先週、ドル円が瞬間的に落ちたところで巧く買うことができた。153円あたり。為替介入(経産省の円買いで無理やりドルを下げる)を警戒しながらも、持ち続けた。案の定、上昇を一途を続けたが、155,4円の付近で下落の兆候があったため全部利確した。2円以上とれているし(×25倍のレバレッジ×ロット数)、日銀会合で何があるかわからないので、手じまいしたわけだ。

が、結果的にそこから1日で、3円上昇。。。。
週明け以降も下がる要素はないため、投機家たちの利確売りにより一時的に下がったとしても、引き続き上昇が続くだろう。

警戒していた為替介入はなかった。それもわかっていたけど、SNSの「介入警戒煽り」により、揺らいでしまった。昨年の秋、今の価格の3分の1でビットコインを狼狽売りした失敗を今回も繰り返したわけだ。自分は本当に投資で成功しない体質である。。。為替介入で一時的にマイナスになったとしても、いずれ戻るし、その間、スワップポイントは振り込まれ続ける。

財務省が介入できない理由は、やっても無駄であり、さらなるドル高&円安を進行させる引き金になるリスクがあるからだ。

アメリカの景気が強すぎて金利が上昇を続けている。当初、FRBも予定していた年内の利下げも完全に遠のいたとみる。それどころか、さらなる金利の引き上げも視野に入ってきた。 金利がゼロのままの日本と、金利がさらに上がる米国。この構図が崩れない限り、財務省が一時的にドルを下げたとしても、引力のように引き戻される。海外の投機家たちは、為替介入を”下で”待っている(自分もその一人)。介入で安くなったところでドルを買う。差益とスワップポイントのダブルの恩恵を受けるため、買いが殺到する。その買いが買いを呼び、さらなる上昇の源になる。この事象は、過去のチャートを見ても明らか。前回の為替介入によるドル円の下落は、米国の利下げタイミングに合わせられたからに過ぎない。

仮に為替介入をしたとしてもせいぜい、5、6円のインパクト。150円を割ることは難しいだろう。為替介入の効力があるとすれば、世論の非難を一時的にかわすことと、米国が利下げするまでの時間稼ぎである。後者は今のタイミングではない。

日本は今バーゲンセールだ。
先日、名古屋にサウナ旅行に行ってきた。うなぎの名店で朝の整理券に並んだが、半分以上が外国人。

学生時代、物価の安い東南アジアに旅行した感じで、外国人が日本に来ているのだろう。
こんなに食べ物がおいしくて、物価の安い日本に来られる外国人がひたすらに羨ましい。

一方、貧困の日本に住む我々原住民は、これからさらなる物価上昇に悩まされることになるだろう。
賃金の上昇はごく一部の大企業だけ。

投資はもはや自衛。
経済格差がこれから、ますます開いていくことだろう。

自分は今回、一応、利確できたけど、昨年のFX爆損の8分の1を取り戻しただけ。
まだまだ借金の返済の道のりは遠い。











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