から揚げが好きだ。

映画とサウナ。

2022年邦画 トップ5

2023-01-08 21:55:35 | 勝手に映画ランキング
2022年の映画の振り返り。洋画に続いて邦画(日本映画)のランキングを勝手にまとめてみる。
が、今年は例年の半分くらいの鑑賞本数だったため、トップ10ではなくトップ5まで。
1位は別枠で良かったかも。。。

1位 THE FIRST SLAM DUNK


日本中の原作ファンが「私の宝」として大切している漫画の映像化。大きなリスクを伴った挑戦だったはず。創造主であり、アニメ初挑戦の井上雄彦が選んだ選択は”新しいスラムダンク”を描くこと。郷愁を超え、想像を超えるドラマとアクションに震える。ずっと見たかった彼らの魂の共鳴。この映画自体、山王に勝利した湘北の奇跡の偉業とも重なる。
井上先生、本当にありがとう。

2位 MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない


「タイムループ」映画の新たな傑作が、日本映画から生まれたことの驚き。先の見えない展開にワクワクが止まらない。ありそうでなかったタイムループ攻略のオリジナリティ。「社畜あるある」のギャグからの鮮やかな変貌。人生を振り返り、この人生をどう生きるか。竹林亮という新たな才能の発見。

3位 流浪の月


時を超えて再び巡り会う2つの魂の行方。寓話的アプローチにより、性愛のあり方、家族のあり方を問う。世界の残酷さに晒される純愛の脆さと尊さ。役者、松坂桃李の凄み。

4位 ちょっと思い出しただけ


「今」は「過去」の積み重ねでできている。1組の男女のどこにでもある等身大のロマンス。始まって終わる。その過程を逆側から振り返ることの切なさ。楽しいことがあった、後悔もあった、でも、私は今を生きている。

5位 恋は光


恋の定義を探求し、恋の成就を巡る男女の四角関係。説明が多くなってしまうプロットも、抜群のバランス感覚で心地よいラブコメに着地。恥ずかしながら、あの無音シーンに胸キュン(やられた~)。若手4人の絶妙なキャスティングと瑞々しい輝き。倉敷のロケも良し。

次点 ケイコ 目を澄ませて


「痛いのは嫌です」の、聴覚なき主人公がボクシングに没頭するモチベーション。結局、本人もわからないというリアリティと、傷だらけのリング上で見える生の鼓動。日常の濃ゆい空気感を発する16ミリフィルムの映画的味わい。
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