畑で作業していると1匹の塩辛トンボが飛んでいました。
この塩辛トンボは私を恐れるでなく、作業小屋の柱に止まったり離れたりして、残暑の厳しい日差しを楽しむかのように飛び回っていました。
「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)」は湿地帯や田などに生息する中型のトンボ科の昆虫で、日本全土の他、ロシア極東、中国、韓国、台湾などに分布しており、市街地などにも広く見られるため、日本では最もよく親しまれているトンボの一種と言われています。
名前の由来は一般的に、オスの特徴からのようです。
即ち、オスは成熟すると胸部から腹部にかけて青白い粉を吹くのですが、それを塩に見立て、塩漬けのようである事から塩辛トンボと呼ばれる説と、
他には、全身に出る青白い粉を塩に見立て、塩を蓄える姿から塩蔵トンボが転じてシオカラトンボとなった説があるようです。
・カメラを向けても逃げる様子はなく、まるで写真を撮ってくれとばかりに4枚の羽を柱側に傾けてポーズをとるかのようにじっとして、すぐ傍から撮影させてくれました。
近年、「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)」をあまり見かけなくなりましたが、傍で見ると可愛いものですね。
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iinaも逃げませんから、
美人に追いかけられてみたいものです。