今日は第49回衆議院選挙です。
衆議院選挙は「政権選択選挙」と呼ばれています。
政権選択選挙とは、どの政党に政権を託すのかを選択する選挙で、現時点では自公政権か野党政権かを選ぶことになります。
従って、今日の開票結果次第になりますが、首相は岸田文雄氏か枝野幸男氏になる見込みです。
有権者の皆さんは、どちらが首相に相応しいかをご判断いただき、棄権することなく選挙に行っていただきたいと思います。
各党の選挙公約には「所得税減税と低所得者への12万円給付」「子供に一律10万円給付」「消費税は5%に引き下げ」などの国民受けするものをそろえていますが、それを実現する財源については詳細を語っていません。
10年前にバラマキを公約して野党が政権を取った時は財源不足で「絵に描いた餅」になりました。
有権者には、財源の具体性と真贋(しんがん)を見極めることは勿論、コロナ対策、経済対策、外交・安全保障政策などをよく検討したうえで投票することが求められます。
「フジバカマが満開」
ところで選挙とは関係ないのですが、今、私の畑ではフジバカマが満開となっています。
このフジバカマにはアサギマダラがやってくると言われているので、それを楽しみにしているのですが、未だ見たことがありません。
・フジバカマに飛来したアサギマダラです。(ウィキペディアより)
畑のフジバカマにはアサギマダラの代わりに黄色い蝶がたくさん飛来しています。
調べてみるとこの蝶は「ツマグロヒョウモン」という蝶のようです。
今日はツマグロヒョウモンをご紹介します。
・満開のフジバカマの密を啄んでいるツマグロヒョウモンです。
「ツマグロヒョウモン」
ツマグロヒョウモンは、チョウ目、タテハチョウ科、ヒョウモンチョウ属の蝶で、成虫の前翅長は約40mm、翅の模様がヒョウの体の模様のように黄色に黒い斑点があります。
日本での分布は、本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られませんでしたが、徐々に生息域が北上し、関東地方北部でも見られるようになりました。
世界では、アフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布しています。
・ツマグロヒョウモンの雌です。
雌の前翅先端部が黒色で、斜めの白帯を持つのが特徴です。
「名前の由来」
翅の模様がヒョウの体の模様に似ていることと、端を意味する’ツマ’が黒いことが名前の由来です。
成虫は4月頃から11月頃まで見られます。
幼虫は黒地に赤い線が入った模様で、トゲが生えており、毒虫を思わせる姿ですが、毒は持っていません。
成長するにつれて食欲が旺盛になり、スミレやその仲間のパンジーなどを一株すべて食べつくしてしまいます。
・ツマグロヒョウモンの雄です。雄の翅の表側は豹柄だが、後翅の外縁が黒く縁取られている。
「ツマグロヒョウモン」も綺麗なのですが、環境省の準絶滅危惧種に指定されている「フジバカマ」を大事に育てている私の畑には、矢張り、本命のアサギマダラに来てほしいと願っています。
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