イスタンブール観光の後は、寝台特急「アンカラエクスプレス」に乗車し、首都アンカラまでの列車の旅を楽しみました。
この列車は、始発駅のハイダルパシャ駅から終点のアンカラ駅までの区間を約10時間で走る1等寝台の寝台特急です。
車窓に広がるトルコの雄大な自然を眺めながらの乗車は誠に快適でした。
新幹線のスピードに慣れている日本人には、トルコのゆっくり走る列車には新鮮さを感じるのではないでしょうか?
・寝台特急の始発駅「ハイダルパシャ駅」の駅舎です。
アンカラは海抜約1000mの高さの町です。アナトリア高原の西寄りに位置し、人口は376万3000余人でトルコ共和国の首都です。
アンカラの歴史は古く、新石器時代から人が住んでいたそうです。
1923年に初代大統領のケマル・アタチュクルが共和国誕生と同時に、人口僅か6万人のこの地方都市を首都と定め、都市計画のもとに急速に開発され、現代的な
トルコの首都になって現在に至っているようです。
アンカラは、ローマ時代にはアンキラと呼ばれていました。アンキラの語源はアンキュラと言われ、「谷底」の意味だそうです。
昔からこの地方は地下水が豊富にあったことからこのように呼ばれていたといわれています。
このアンカラでも、1402年には戦があり、ティムール軍とオスマン軍が戦ったそうです。
・アンカラ駅に停車している寝台特急「アンカラエキスプレス」です。
・1等寝台の列車内部です。
・食堂車です。今回のツアーに参加した方々で朝食を食べているところです。
・バスから見たアンカラの町です。
マンションの屋根にはたくさんの煙突が見えます。
・車窓からの風景です。
広々とした高原に畑が広がっています。緑色のところは小麦畑です。
・煙突がたくさんあるトルコの住宅です。
ガイドの話では、トルコでは各部屋に煙突をつけることが義務化されているようです。このため、どこに行っても、このような住宅を目にします。
余談ですが、煙突を数えるとその家の部屋数が分かります。
・バスからの風景です。このように地平の果てまで畑や果樹畑が広がっているところがたくさんありました。
北海道でもこのような光景は目にしないと思います。
・遠くには雪が残る山脈もあります。この山々で標高2000m~2500mくらいだそうです。
・トルコの富士山と言われている、標高3917mの「エルジュエス」山です。
明日は、キノコ型の奇岩群で世界遺産に指定されている、有名なカッパドキアをご紹介します。
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