お酒の好きな方ならイカ徳利で飲んだことがあるかも知れません。
イカの香りがしてお酒が旨いそうですね。
お酒好きな人にはたまらない美味しさのようですよ。
イカ徳利を乾かすと3回ほど使え、最後はおつまみとして食べられるという事です。
「イカの数え方」
そのイカ徳利にもなっているイカですが、数える時に何故、「1杯」と数えるのでしょうか?
調べてみると、イカやカニなどは生きているときには「1匹」と数えますが、ひとたび商品となって市場に出ると「1杯」と数えられます。
商品になっても「1匹」と数えることは出来ますが、その場合は活(い)きの良さが条件で、まるで生きているかのような新鮮さをアピールする場合に限られるそうです。
・イカ徳利です。(ネットより)
「杯の由来」
イカを「1杯」と数える由来には、諸説あって、その一つには、イカやタコを軟体動物の貝類の一種として「貝(ばい)」と数えたことに因むとする説があります。
しかし、「1バイ」「2バイ」とは数えないことからこの説は否定的なようです。
他には、「杯」と言う漢字にヒントが隠されていると考える説があって、この説が有力なようです。
「杯」は、「木」と「不」が組み合わさってできた漢字です。
「不」は、花の「がく」の形で、ふくらむという意味であることから、ふくらみのある器を表します。(『新潮日本語漢字辞典』)
『数え方の辞典』(小学館)によれば、イカの胴体も、イカ飯やイカ徳利にできるような形をしていて、漢字の「杯」のイメージにぴったりなので、「1杯」で数えるようになったと言われています。
そこから派生して、タコもイカと同じ「1杯」で数える数え方が出てきたと考えられています。
冒頭のイカ徳利は函館の名産のようです。
通販でも買えるという事なので、興味のある方はお試ししてみては如何でしょうか。
そんなハズはなく、「貝(ばい)」と数えたことに因むとする説に軍配を上げたい気がします。
イカ徳利が、なつかしいです。さいきんは、見なくなりました。
数の単位を、前に調べていました。
10の80乗 を「不可思議(フカシギ)」、10の88乗を「無量大数(ムリョウタイスウ)」というのだそうです。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/5f3e4e666001c9c7625e16f7e3b8775b