大相撲秋場所は昨日千秋楽を迎え、横綱白鵬が大関日馬富士をよりきりに破って4場所連続の全勝優勝を飾りました。
連勝記録も62に伸ばし、来場所に双葉山の持つ不滅の記録と言われた69連勝に挑むことになります。
これで白鵬の全勝優勝は8回目となり、優勝制度ができた1909年夏場所以降、双葉山、大鵬と並んで最多回数となりました。
相撲中継を観ていて、表彰式で2場所ぶりに天皇賜杯を手にした白鵬は、先場所、野球とばく問題で日本相撲協会が表彰を辞退して賜杯を手にできなかった表彰式の悔しさがにじみ出て、「賜杯をもう一回、手にしたいという強い気持ちがあった。大相撲に賜杯はなくてはいけないので、うれしい」と素直に喜んでいたように思います。
・写真はサンケイ新聞HPより
更に、白鵬は強さの秘訣を聞かれ、「私は決して力が強いわけではない。運は、勉強、精進した人に神様が与えてくれたと思う」と答え、相撲に対する日頃の取り組み姿勢と精進を強調していました。
そして、「来場所は、連勝記録で昭和の大横綱・双葉山に並んで、相撲協会に対する恩返しをしてお客さんも増えてくれればいい」とも話していました。
先日のアメリカ大リーグ、マリナーズのイチロウ選手が10年連続200本安打の記録を達成しましたが、彼も常日頃語っている語録の中に、努力、精進、目標に向かっての「あくなき向上心」があります。
この二人の言葉は、目先の勝負にこだわらず、自分がやるべきことを継続してしっかりとやっていくことの大切さを語っており、そして、二人ともに記録を打ち立てることによってそれを実証し、間違っていないことを私たちに教えてくれているように思います。
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