そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

ダンツフレームの不遇な運命

2005-08-31 23:01:57 | Sports
宝塚記念馬ダンツフレームが死亡(日刊スポーツ)

ダンツフレームは現役時代、あんまり好きな馬ではなかった。
地味なのに皐月賞でもダービーでも2着に来て、馬券をジャマされたから、というのがその理由だけど

古馬になって宝塚記念で念願のG1制覇。
ブライアンズタイム産駒という血統からしても、普通なら引退後は種牡馬になっても全く不思議は無かった。
それなのに、一旦中央を引退した後、異例の現役復帰。しかも地方競馬で。
そのあたりの顛末をよく知らないんだけど、種牡馬としてのけい養先が決まらなかったから?
ようやく乗馬としての第二の人生が始まったところで、若くしての病死。
もちろん不幸な死を遂げるサラブレッドなんて、くさるほどいるんだけど、これだけ走った馬でこんなに不遇な運命を辿るのも珍しい。

競走馬なんて所詮経済動物だから、いちいち感傷的になっても仕方ないとはわかってはいるが・・・彼の数奇な運命に、合掌。
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戌の日

2005-08-30 23:07:48 | Diary
今日は、戌(いぬ)の日。
妊娠5ヶ月のヨメは、うちの母親が付き添って水天宮へ参拝に行った。

祈祷の際、社殿は90人の妊婦で満杯だったとのこと。
ロイヤルパークホテルのレストランでランチしたら、「戌の日フェア」をやってて、ここでもまた妊婦が大勢ごはん食べてたそうだ。壮観だったろうな(笑)
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郵政選挙の歴史的意義

2005-08-30 19:32:24 | Politcs
「郵政」「政権」問い論戦 総選挙公示 (朝日新聞) - goo ニュース

今回の総選挙は、表面的には郵政民営化法案の賛否を争うものだ。
それは間違いないのだけれど、自分は「旧来型の古い政治手法、政治家たちの息の根を止める」という選挙であるという点にこそ歴史的意義があると思う。

自分が知る限り、この国の政治には理念が失われていた。
政治家は理念を語り、政策を語り、それに賛同する人々が支持者となる。
それが本来あるべき姿であるはずなのに。
この国の政治では、まず支持者ありき。支持者にとって都合の良い政策を実現することが政治家の役割。そんな本末転倒が長い間まかり通っていた。

そんな理念無き政治をしている間に、
本当に必要なのか疑問に思わざるを得ない高速道路や新幹線を全国に張り巡らせるために多額の金が遣われ、
財政赤字は破綻寸前に膨張し、
少子高齢化はどんどん進み、
外交では何をやろうとしてもうまくいかず、
学生の学力は低下し、
働かない若者は増加の一途、
そんな世の中になってしまった。

今回いわゆる「造反組」として自民党の公認を外された政治家たちは、そんな「旧来型の政治」の象徴だ。
もちろん上に書いた事象が起きてしまった責任を、彼らだけに負わせるのは酷な話だと思う。
だけど事実、彼らを、過去の悪政のシンボルとして見ている国民は少なくない。
だからこそ、小泉首相が彼らに与えたサンクションを支持しているのだと思う。
そして、郵政法案の決議の際、反対票を投じる彼らにやんやの喝采を浴びせた民主党に対しても厳しい視線を浴びせている。

選挙の結果がどうなるかはわからない。
小泉与党が今の勢いのまま勝つのか、
民主党が巻き返すのか。
「造反組」の中にも当選する人はいるだろうし、
自民党から出馬する候補者も、殆どは旧来型の利益誘導的な選挙運動を行なうのだろう。
その意味では、今回の選挙を経ても「旧来型の政治」が根絶されるわけではない。
だが、そんなやり方は最早通用しないことが明白になる、その流れはもう止められないのではないか。

小泉首相は脇の甘い政治家だから、彼のやり方を批判するのは難しくない。
「ぶっ壊すのはいいが、ぶっ壊した後に何を創るのか全くビジョンが無い」
そんな批判もよく耳にする。
だが、そういう批判をする人自身、薔薇色のビジョンを描けているというのか?
そんなビジョンなど誰も描けないのではないだろうか。
今まずやるべきことは、長年溜まった膿みを取り除くことではないか。
今回小泉首相がとった解散総選挙という選択は、やはり正しかったと思う。
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24時間テレビ

2005-08-29 23:41:09 | Entertainment
番組史上最高の19.0%記録…「24時間テレビ」 (夕刊フジ) - goo ニュース

自分には24時間テレビを視る習慣が無くって、実はこれまでの人生でほとんど視たことなかった。
ヨメはけっこう好きみたいで、昨日はいっしょになって初めて長い時間点けて視ていた。

もっとお仕着せのお涙頂戴なものなのかと思っていたが、意外とそうでもなかった。
司会の草ナギ君の人間味の薄い?、淡々とした調子がかえって良かったのかもしれない。
丸山弁護士のマラソンも、必死さよりも、目の前のやるべきことをストレートにこなすだけといったクールな感じがかっこよかった。それがまた感動を呼んだんだと思う。
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フクアリ

2005-08-26 23:08:06 | Sports
J1千葉の新本拠地「フクダ電子アリーナ」に (読売新聞) - goo ニュース

フクダ電子って医療機器メーカーなんだね。優良企業なんだろか。
それにしても「フクダ電子アリーナ」と聞いてサッカー場を思い浮かべる人はまずいないだろうな
最初はあれだけ違和感のあった「味の素スタジアム」にもいつの間にか慣れてしまったし、意外とすぐ耳に馴染むようになるのかな。
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「日中戦争見聞記」 コリン・ロス

2005-08-25 22:54:22 | Books
日中戦争見聞記―1939年のアジア (講談社学術文庫)
コリン ロス
講談社

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夏休み中に読んだ本。

著者のコリン・ロスはドイツ人ジャーナリスト。
1939(昭和14)年の日本・朝鮮・満州・モンゴル・中国を訪れ、自ら見聞きした極東の姿を書き溜めたもの。

著者は同盟国ドイツの人であり、基本的には親日的なんだろうけど、飛行機での移動中に日本の戦闘機から攻撃を受けたり、重慶において日本軍による爆撃を命からがら避けたりした体験も綴られており、何よりヨーロッパ人の視点で東アジアを見たという点で、相当程度客観性のある文章なのではないかと感じられた。

朝鮮・満州・中国における日本による統治状況を、比較的好意的に書いている部分もあり、いわゆる自虐史観を批判するサイドの人たちに受けのいい内容なのかなという気もするが、それはさておき何より昭和14年という緊張高まりゆく東アジア各地の人々や町の様子を生で知ることのできる貴重な記録であるということだけでも一読の価値はある。

文庫本の割にはちょっと高かったけど。
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台風通過中

2005-08-25 22:24:24 | Diary
東海、関東に上陸の恐れ 台風11号 (共同通信) - goo ニュース

会社で早く帰れ指令が出たのでさっさと帰ってきたけど、山場はこれからか。
最近関東に上陸する台風は夜中のうちに抜けてしまうことが多いような気がする。
それにしても動きが遅い。どうせなら早明浦ダムの方に行ってくれたらよかったのに。
うまくいかないもんだ。
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体罰か、愛の鞭か

2005-08-23 23:39:07 | Society
駒大苫小牧・野球部長が部員に暴力 (スポーツニッポン) - goo ニュース

自分の幼馴染みの友人に、スポーツで有名な某私立高校で体育教師をやっている男がいる。
彼は元・水球の国体代表選手で、現在も水球部顧問の傍ら、スポーツ推薦の生徒が集まるクラスの担任も務めている。
去年、彼と飲んで話す機会があったのだが、とにかく今のご時世、教師にとっては「手を出したら負け」なのだそうだ。

体罰は絶対厳禁。
手を出さずにいかに血気盛んな高校生を手なずけるか。それが教師の腕の見せ所とのこと。
彼自身、工夫に工夫を重ねて、生徒たちに悪いことは悪いと分からせ、時には脅しながら、信頼関係を築く努力をしているという話を聞かされた。
彼はそのあたり非常にうまくやっているようだった。
おそらく生徒の心を掴むセンスにも長けているんだろう。

駒大苫小牧の野球部長は、この友人のような努力を怠っていたんじゃないだろうか。
もちろん、具体的な状況を知ってるわけではないので、これが単なる体罰だったのか、愛の鞭と呼べるようなものだったのかは断言できないけど、生徒側と学校側の主張にずれがあり、事態がこじれているところをみても、両者の間に信頼関係があったとは思えない。

運動部に理不尽な体罰は付き物という意見もあるだろう。
自分も体罰を100%否定するつもりはないが、理不尽な暴力は怨恨しか生まないのはどこの世界でも同じことだと思う。

それにしても学校側の対応がお粗末。
明徳義塾の一件があったばかりだというのに。
これだけガラス張りが求められる世の中、隠蔽しても何一つ得することは無いということをみんなもっと認識するべきだ。
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天日塩アイス

2005-08-23 18:07:25 | Diary
お土産にもらった、土佐天日塩アイス。
甘いんだけど、ほんのり塩気が感じられて、不思議な美味さだった。

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夏まつり

2005-08-21 22:41:34 | Diary
ヨメの故郷では、毎年8月19日、20日に夏祭りが行なわれる。

市内が地区ごとに7つの「町内」に分かれ、それぞれが写真のような「屋台」を出す。
この屋台は、車輪つきの二階建てのもので、一階では笛・太鼓によるお囃子を演奏し、若い衆が「わっしょい、わっしょい」の掛け声ともに引っ張って動かす。
高さは3~4メートルあり、屋根の上にも人が乗って、電線や看板が引っ掛からないように避けながら進む。
この屋台が2日間昼夜市内を回っていく。

クライマックスは20日の夜。
メインストリートに7台の屋台が集結する。
スピードを上げたり、ジグザグに進んだり、屋台の前の部分を上下させてあおったり。
最大の見せ場は「喧嘩屋台」。屋台同士が正面から組み合い、激しい掛け声とともに全力で押し合いをするのだ。
写真は4台の屋台が集まり、2組での喧嘩屋台が行なわれている場面。
壮麗で、迫力があって、なかなかのものだった。
祭りは深夜12時近くまで続く。

この夏祭りの時期に訪れたのは初めてだったのだが、東京育ちの自分にとって、こういう伝統ある田舎の夏祭りを体験できたのはとても新鮮で楽しかった。

少子化が進む世の中で、こういった伝統を続けていくのは一苦労のようで、どの町内も若者の不足に困っているらしい。
ヨメの妹、弟も町内の中心人物となって祭りに参画し、次代の担い手となる子供たちへの指導に力を入れていた。
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