楽天のこれから

田尾監督、敵地で宙を舞う　５度も (共同通信) - goo ニュース

田尾監督の解任については、世間でかなり波紋を呼んでいる。

もともと去年の今頃、楽天かライブドアかで参入争いをしていた過程で、本拠地やら監督やらを整備しないといけないという事情があり、田尾監督誕生の経緯自体”勢い”で決まってしまった面も強かったんではないかという気がする。
今シーズン、楽天がこのような惨憺たる成績に終わってしまった責任の多くは、監督の手腕以外の部分にあるとは思うが、田尾氏に過去の監督経験が無いことも事実であり、楽天フロントが野村氏監督就任の実現性に手応えを感じていく中で、田尾氏に見切りをつける方向へと風向きが変わって行ったのではないだろうか。
田尾氏は、昨年から続く球界再編騒動の”犠牲者”だとは思うが、なるべくしてなった結果のようにも感じられる。

しかし、野村監督が誕生したとして、仮に１～２年後に結果が出なかったとした場合、楽天球団にさらに打つ手が残されているだろうか？
そうなったとき、楽天という企業が球団の面倒を見続ける度量を持ち合わせているのか、やや不安な気もする。

野村氏についても、何となく不安な予感が。
70歳という年齢もあるが、やはりこの人にとってヤクルトの監督として名声を得た時点がキャリアのピークだったんじゃないだろうか。
今さら当時と同等の情熱をもって監督業に注力することができるだろうか。
巷間伝えられているように「最後は息子（カツノリ）と同じチームで・・・」なんて道楽気分で就任されても、結果は期待できない。
杞憂に終わればいいけど。

【速報】事故発生

日本橋から大手町に抜けるJRの高架下。
パワーショベル積んだトラックがガードに引っかかって立ち往生。
周囲は大渋滞。なんて迷惑な…

祭りだ！

今日は我が街の秋祭り。
商店街には神輿が。

台風去ってヨカッタネ。
それにしても急に秋めいてきたなあ。

「三四郎」 夏目漱石

三四郎 (新潮文庫) 夏目 漱石 新潮社 このアイテムの詳細を見る

高校の頃、現代国語で「文学史」というものを学ばされた。
自然主義、白樺派、耽美派・・・近代文学の系譜と、それぞれの流派の代表的作家とその代表作を憶えさせられるもの。
個人的には、この「文学史」を憶えるのがけっこう得意だった。
だけど、暗記したそれら作品名のうち、実際に読んだことのあるものなど、殆ど無い。

「三四郎」「それから」「門」が漱石の三部作であることは、文学史における基本中の基本。
しかし例によって読んだことが無い。
ということで思い立って読んでみることにした。

さて「三四郎」。
期待をはるかに上回る面白さだった。
漱石の、歯切れのよい、それでいて独特のユーモアが漂う文体が醸し出す、爽快で甘酸っぱい空気が気に入った。

熊本から上京し、帝大生となった三四郎の身に次から次へと巻き起こる新鮮な体験。
新しい世界に飛び込み、一気に視界が広がったときの、フワフワとした期待感や、そこに自分自身をうまくフィットさせられないもどかしさみたいなものがよく伝わってくる。

それにしてもこの時代のエリート学生たちは羨ましい。
どこか呑気でありながらも、当時まだ未成熟だった日本では彼らが思うとおりに活躍できるフィールドが手付かずのままたくさん残されていたことだろう。

そして恋愛小説としての素晴らしさ。
美禰子という都会的な魅力を持った女性が気になって仕方がなくなる三四郎。
それでいて、それが恋愛感情であることを意識してすらいないかのような純朴さ。
彼女の思わせぶりな態度に心乱され、ちょっとした発言まで深読みして思い悩むが、その想いを行動に示すだけの度胸も甲斐性も持ち合わせていない。
誰もが経験したことがあるような、片想いの切ない余韻。

さらに個々の描写も冴え渡っている。
特に気に入ったのは、美禰子との二度目の出会いとなる病院の廊下のシーン。
ここでの美禰子を対象とした描写がたいへん気に入った。
あまりに気に入ったので、以下引用してみる。

女はやがて元の通りに向き直った。眼を伏せて二足ばかり三四郎に近付いた時、突然首を少し後に引いて、まともに男を見た。二重瞼の切長の落付いた恰好である。目立って黒い眉毛の下に活きている。同時に奇麗な歯があらわれた。この歯とこの顔色は三四郎に取って忘るべからざる対照であった。
今日は白いものを薄く塗っている。けれども本来の地を隠す程に無趣味ではなかった。濃かな肉が、程よく色づいて、強い光に負げない様に見える上を、極めて薄く粉が吹いている。てらてら照る顔ではない。
肉は頬と云わず顎と云わずきちりと締っている。骨の上に余ったものは沢山ない位である。それでいて、顔全体が柔かい。肉が柔かいのではない骨そのものが柔かい様に思われる。奥行の長い感じを起させる顔である。
女は腰を曲めた。三四郎は知らぬ人に礼をされて驚いたと云うよりも、寧ろ礼の仕方の巧なのに驚いた。腰から上が、風に乗る紙の様にふわりと前に落ちた。しかも早い。それで、ある角度まで来て苦もなく確然と留った。無論習って覚えたものではない。

気の早い買い物

今月に入って家にずっと居るようになったヨメは、ベビー用品の研究に余念がない。
時間に余裕ができたこともあって、ヤフオクでいろいろと物色している。
オークション見てるとどうしても買いたくなってしまうようで、しきりに「買いたい」とういのを「まあまあ生まれて来るまでまだ４ヶ月もあるんだから・・・」と押さえていたのだが、ベビーカーの出物があったらしく、それはどうしてもと言うのでとうとう落札してしまった。

なんでも「マクラーレン」という海外メーカーの輸入品だそうだ。
今日モノが届いて、早速家の中で押して歩く練習をしている。
確かに押し心地は良い感じ。他のベビーカーあんまり押したことないから、比較できないけど
ちなみに、この「マクラーレン（maclaren）」はアメリカの会社で、Ｆ１の「マクラーレン（mclaren）」とは無関係みたい。

今年こそバンナ

Ｋ－１ＧＰ開幕戦を観た。

サップ、かなり特訓したって話だったけど、相変わらずパンチは大振りだし、打たれ弱いし、どうも進歩がないなあ。
チェ・ホンマン、確かにあのデカさは脅威だけど、冷静にローキックで攻められる相手だと、意外とあっさり負けちゃう可能性もあるような。

お久しぶりのセーム・シュルトは、かなり調子良さそうだった。
こちらもあの長身から息もつかせぬ連続攻撃されると負ける要素は少ないだろうな。特に膝蹴りはかなり効きそう。
でも、あれだけ一方的に攻めててＫＯに至る決め手がないってのも若干物足りない。

ガオグライ対セフォーの試合が一番面白そうに見えたけど、テレビではダイジェストでしか見せてくれなかった。
ガオグライ、好きなんだけど、憶えられたのかやや頭打ち？

武蔵は確かに強くなってる、というか試合運びが上手くなって負けにくくなってる。だけど武蔵の試合は観てて面白くないからあんまり好きじゃない。

バンナは予想通りの完璧ＫＯ。
普通にやれば一番強いのは明らか。
いい加減今年こそ優勝して欲しいんだけど。

休みすぎ？

今週は平日が３日しかなかったので、あっという間に終わった。
…ていうか、先週も北海道旅行で休んで２日しか働いてないし
休みすぎで調子狂う。

2009年には9月にも五連休があるという話がネット上を賑わせている（前から知ってたけど）。

ま、何にせよ、ゆとりがあるのはイイコトだ。

東京オリンピック

都が五輪招致で準備組織　１０月に発足へ (共同通信) - goo ニュース

石原都知事がまたぶち上げてるみたいだな～。
東京で生まれ育った身からすると、身近で観られるのは楽しそうな気もする反面、「今さらオリンピック？」という気もしなくもない。
福岡がやりたいと言ってるんなら譲ってあげてもいいのでは、なんて。

仮に東京でオリンピックやることになったとして、新たな施設はほとんど作る必要は無さそう。
オリンピックの競技種目を思い浮かべてみると…
室内競技や水泳、陸上は問題なし。
カヌーやボートはどこでやるんだろう？競艇場？平和島とか多摩川になるのか？？
そうすると自転車競技は立川競輪か？？
ヨットやトライアスロンはどうすんだろ。まさか東京湾ってわけにもいかないし、湘南あたりまで越境するのか。
前回の東京オリンピックのときはどこでやったんだろう。トライアスロンはまだ無かっただろうけど。

世界のベストイレブン

ロナウジーニョを最優秀選手に＝プロサッカー選手組合が選出 (時事通信) - goo ニュース

Ｊリーグのベストイレブンも然り、「選手が選出する」というのは素人が選ぶよりは信用度は高いけど・・・。

ＧＫ
ジダ（ＡＣミラン）
ＤＦ
マルディニ（ＡＣミラン）
カフー（ＡＣミラン）
ネスタ（ＡＣミラン）
テリー（チェルシー）
ＭＦ
マケレレ（チェルシー）
ロナウジーニョ（バルセロナ）
ランパード（チェルシー）
ジダン（レアル・マドリード）
ＦＷ
シェフチェンコ（ＡＣミラン）
エトー（バルセロナ）

感想、
１．ミランとチェルシーに偏りすぎじゃないの？
２．マルディーニとかカフーとか、明らかに全盛期過ぎた選手が入ってるけど、意外に「次代のスター」が育っていないのか。
３．バラックじゃなくマケレレ、アドリアーノじゃなくエトーが選ばれてるのがやや意外。
４．アルゼンチンの選手が１人もいない。アルゼンチンも今は世代交代の過渡期？

品川でイルカ

品川アクアスタジアムへ行ってきた。
三連休ということで、かなりの人出。
イルカショーは人が溢れ、立見になってしまった。

大して広い水族館ではない。
ソーフィッシュやトビエイが見られる「サメとエイの海中トンネル」と、ペンギンたちが愛嬌振りまく「ペンギン大陸」が楽しい。

そして一番のオススメは、人がハケてガラガラになったイルカプール。
ショーが終わってもイルカたちはプールを回遊している。
飼育員の姿もなく、ほとんど放し飼い状態。
席に座って休憩がてら、ゆっくりイルカたちの様子を見ていられる。
観客へのサービスなのか、ショーの練習なのか、ときどきイルカが自主的（？）にジャンプしてくれたり。
迂闊に最前列にいたりすると、バシャーッと水をかぶせられたりして、泣いてる子供もいた