そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

新たな生命、そして家族離散

2007-08-31 23:33:07 | Diary
二人めの子供を授かりました。
一人めのときもこのブログに経過を綴ったのだけれど、今になって読み返してみるととてもよい記録として参考にもなるので、今回も書き残しておこうと思います。
一人めのときと同様、無事安定期に入るまでは非公開にしておきます。

妊娠がわかったのはちょうど夏休みで旅行に出ていた最中。
8月18日に兆候を感じたヨメが検査薬を試してみたところ、陽性の反応が。
ちょうどその翌日からヨメの実家に滞在したので、どっちみち里帰り出産することになるのだからと新潟の産婦人科に行ったところ、小さな小さな袋(胎嚢というのかな)が確認されました。
それが8月20日。

うちのヨメ、つわりが重い体質なんです。
一人めのときも相当苦しんだ。
先週の半ばに帰京して、先週末くらいまではまだ大丈夫だったんだけど、今週に入ってから次第に重くなってきて…。
平日の昼間はヨメと長男の二人だけでいるわけだけど、ヨメは横になってないと気持ち悪くて仕方がない状態で、、かといってコドモに食事はさせなきゃいけないし、けっこうイイコに家の中で一人で遊んでたとはいえ外出もできずずっとほうっておくわけにもいかない。
折悪しく自分も出張続きだったし、うちの母親は旅行中で不在、ヨメのお母さんは遠方だし自営業なので泊まりで来てもらうわけにもいかず、困った状況になってしまった。
水曜にはヨメのお母さんに日帰りで上京してもらったりもしたのだけど、やはり無理して家にいても体にも悪い、ということでしばらく実家に置いてもらうことにしました。

今日の昼間にヨメとコドモは新潟へ。
自分の方は、今晩から単身生活が始まったのです。
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「満州事変から日中戦争へ」 加藤陽子

2007-08-28 23:24:18 | Books
満州事変から日中戦争へ (岩波新書 新赤版 1046 シリーズ日本近現代史 5)
加藤 陽子
岩波書店

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岩波新書の「シリーズ日本近現代史」の5巻目。
毎年この時期は先の戦争に関する本を読んだり映画を観たりすることにしてるんですが、今年はこれを読んでみました。
収められているのは、1930年代の満州事変~満州国立国~リットン調査団~国際連盟脱退~盧溝橋事件~日中戦争といったあたりが中心。
こうした一連の流れを辿ることになった日本の政軍による外交政策の中心に常に存在していた「満蒙権益」をキーワードとして概観されています。
そのため、「満蒙権益」のルーツを探る意味で1910年代頃まで遡っての検証も一部されており、日本にとっての「満蒙権益」とはどのような意味を持っていたのか、国際法上における「満蒙権益」の位置づけはどのようなものだったのか、そして、その両者が一致していなかったことがその後の日本外交の歩みに大きな影響を与えたのではないか、といったことが語られます。

この時代については、なんとなく破滅的な戦争に向かって一直線に突き進んでいったようなイメージを持ってしまいますが、こうして日本史の教科書では数ページで語られる歴史が丹念に解説されるのを読むと、けっしてそうではなかったことがわかります。
終末的な危機に至ることを回避するための努力は日中双方に存在し(例えば、かの松岡洋右も国際連盟脱退を回避するために懸命な説得工作を行なっていた事実などが語られています)ており、どこかで歯車が一つ良い方向に回っていたら歴史は変わっていたのではないかという気もします。
でも一方では、それじゃあそのような歯車が回るチャンスが本当にあったのかという疑問もわいてきて、斯様な悲劇的なスパイラルを辿ったことはやはり必然だったのではないかという気もしてきます。

歴史を学ぶことの面白いところは、こうしてある特定の時代を詳細に見ていくと、その時代に繋がる周辺の歴史が知りたくなってくるところ。
それでは「満蒙権益」が存在するそもそもの経緯となった日清・日露戦争とは何だったのか、中国は列強によってどうしてここまでズタズタにされることになったのか、改めて学んでみたくなる。
そういう意味もあり、このシリーズはとても興味深いので、1巻目に遡って読んでいこうと思ってます。
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総務省のお仕事

2007-08-27 23:21:56 | Politcs
安倍改造内閣、顔ぶれ決まる…党内実力者を重要ポストに(読売新聞) - goo ニュース

何とも言えない顔ぶれだけど、舛添厚労相、増田総務相あたりが「目玉」ということになるんでしょう。
ところで、増田氏については当然地方自治のプロとしての腕を買っての起用なんだろうけど、総務省って地方自治だけをやってる役所じゃないんですけどね。
旧郵政省系の仕事、通信・放送政策とかについてはド素人なんじゃないかと思われるんですが、だいじょうぶなんだろうか。
まあだいじょうぶだと思ったからこそ引き受けたんだろうけど、結局大臣職って誰でもできちゃうんかな、などと思ってしまいます。
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プチらーめん紀行

2007-08-27 23:16:01 | Diary
行ってきました、福岡日帰り。
ま、でも福岡は日本でいちばん空港アクセスの良い都市だからね。
昼は時間に余裕があったのでラーメンを食べに行くことに。
天神の「元祖赤のれん節ちゃんラーメン」という店に行ってみました。
(地下鉄の天神駅からはちょっと歩いたけど…)
脂ぎっとり系はちょっと苦手なんですが、ここのスープはコクがある割にはあまり脂っこくなくって自分にはちょうどよかったです。

それにしても福岡も暑かった…
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風は秋色

2007-08-26 22:35:00 | Diary
まだまだ残暑が続くけど、吹く風はやや秋色を帯び始めているような気も。

今日は近所の区民集会所で開かれた親子リトミックの体験教室に参加。
うちのコドモ、決められた振付けをそのままやるのは苦手なんだけど(まだ小さいから、というのもありますが)、フリーのスペースを与えられると他のどの子よりもノリよく大暴れします。
束縛されずに自由にやるのが好きみたいで…誰に似たんだろう。

さて、明日からの一週間は出張続きで旅から旅への生活になる予定。
月曜は福岡に日帰り、火曜は藤沢(もちろん日帰り)、水~木曜は下関~広島に泊まりで出張。
下関にも福岡空港から入るので、羽田~福岡をやたらと行ったり来たりすることに。
都合4回のフライトでマイルが貯まるのはいいけど、中華航空機の燃料漏れ爆発があったばかりなので、いい気はしませんな。
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Oh!人事

2007-08-25 23:20:57 | Politcs
日本人は人事の話が大好き、とはよく言われるけど、安倍内閣の改造人事の話題がメディアを賑わすようになってきました。
とはいってもいつもの組閣に比べるとやや盛り上がりに欠けているような印象なのも「死に体政権」の悲しさでしょうか。
小池百合子には早々に三行半突きつけられたりして。

一方でこんなニュースも。

社保庁長官・厚労次官を更迭…後任長官に総務省OB坂野氏(読売新聞) - goo ニュース

社保庁長官はなり手がいなくて相当苦労したようで。そりゃそうだろうな。
そういう意味では、火中の栗を拾うような状況での就任応諾をした坂野さんという新長官はなかなか気概のある人物なのかもしれません。
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酷暑地獄マラソン

2007-08-25 23:08:17 | Sports
男子マラソンはキベト、日本勢は尾方剛5位…世界陸上開幕(読売新聞) - goo ニュース

この夏TBSが命を賭けている世界陸上大阪大会が始まりました。
チケットの売れ行きが悪いという話もありましたが(参照)、盛り上がっているんでしょうか?

今朝の男子マラソンは最後の方だけ観てたけど、トップを独走するケニアの選手をゴール寸前まで全く映さず、実況の対象は日本選手のみ。
あんなんでいいんでしょうか?
そのわりにテロップで選手名を間違えてたりして(映っているのは大崎なのに、テロップは諏訪)。

それにしても、このクソ暑い時期にクソ暑い大阪でマラソンやるというのは無茶なのでは。
まあ、オリンピックもこの時期だけど。
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「日本のいちばん長い日」のあの人が

2007-08-24 22:30:59 | Society

終戦告げる玉音放送阻止の将校説得、柳沢恭雄氏が死去(読売新聞) - goo ニュース

1938年に日本放送協会(NHK)に入局。終戦を告げる昭和天皇の玉音放送時、国内局報道部副部長を務め、同放送を阻止しようとして、NHKに乗り込んできた陸軍将校に銃を突きつけられながらも、将校を説得した。この場面は、戦争終結に至る秘話を描いた映画「日本のいちばん長い日」の中にも登場した。

件の場面は、「日本のいちばん長い日」の中でももっとも印象的なシーンの一つでした。
あのシーンのあの人が、まだ存命だったとは…。

記事によれば「レッドパージにより、50年にNHKを退職…」ともあり、まさに日本の戦中・戦後の歴史とともに人生を歩んできた人物…と言えるのでしょう。
玉音放送から62年と1週間…合掌。

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次は審判問題?

2007-08-23 23:53:46 | Sports
佐賀北ナインが母校に凱旋 初優勝を市民らに報告(共同通信) - goo ニュース

今年の甲子園もそれほどよく観ていたわけではないけど、佐賀北については、宇治山田商との引き分け再試合、帝京との延長激戦(これはリアルタイムで観てました)など印象的な試合の連続で、一方の広陵も駒大苫小牧・常葉菊川というチャンピオン校を撃破して勝ち進んでおり、今大会の決勝に相応しい顔合わせでした。
それにしても母校の広陵と「佐賀」の対決とは、時代の風は確実に島田洋七に吹いてますな。

特待生問題で散々騒いだ揚句に公立校が頂点なんて、なんとも痛快なことで。

一方で、こんなニュースも騒がれています。

広陵監督「判定ひどすぎ」/夏の甲子園(日刊スポーツ) - goo ニュース

昨日の決勝戦は、ちょうど車に乗っていて、8回裏の大逆転もカーナビのテレビで観てました。
問題の四球の投球はよく見てなかったので、判定がどうだったのかは何とも言えないけど。

中井監督、高野連からは「審判は絶対的で、不満を言うのは好ましくない」などと注意を受けたとのこと(参照)。
いちいち判定にクレームつけてたら野球なんてスポーツは成立しないわけだし、潔く諦めよという見解には賛同するけど、一方で単に「審判は絶対」という理屈だけで押し通すのも高野連の悪しき体質を表象しているように思う。
審判員の質・技術の向上について何の対策も採らないままにただ「言うこときけ」というだけでは権威主義以外の何ものでもないように思いますがね。
だいたい高校野球の審判員ってどんな人がやってるんだ?
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休み中の成果

2007-08-22 23:11:28 | Diary
一週間のご無沙汰でした。

昨日まで6泊7日の行程で、長野~新潟(ヨメの実家)に出掛けてました。
帰ってくると、東京の暑いこと…
でも一番暑かった先週の後半に東京にいずに済んだだけでもよかったかも。

今回の長旅を通して、わずか一週間でしたが、1歳半になるコドモが目を見張るような成長をみせました。
感情表現が以前に増してはっきりするようになったというか。
自分がやりたいことについては「ハイ!」といいお返事をする一方、やりたくないことには「しないよぅ」「やんないよぅ」と明確な拒否(反抗期の兆し?)。
言葉も、ほとんどが単語だけだったのが二語・三語つなげてしゃべるようになったり(「ママ、あっち、いった」など)。
従姉妹と遊んだり、花火したり、馬に乗ったり、夏祭りを見たり、いろんな体験をして刺激を受けたんだろうか。

一方、自分も「体重増」という成果をもって帰ってきました。
毎回のことながら、ヨメさんの実家行くと御馳走で歓待してもらえるもんだから、太っちゃうんだよね…
素食にせねば。

さて、明日から仕事。
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