そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

民主党「我が世の春」とみんなの党の件

2009-08-31 22:20:06 | Politcs

民主党はまさに我が世の春を謳歌する、といった感じでしょう。
まあでも前途を考えるに、なかなか厳しいものがありそうな…

攻めるよりも守る方が難しいのは世の常。鳩山政権が発足しても最初はそれなりに支持率は高く出るだろうけど、いろんな面で困難にぶつかったり、不祥事・スキャンダルが出たりで段々と降下していくのは想像に容易い。
300人も当選しちゃったら、中には国会議員としての資質の備わらない人材も相当程度混じってるに違いなく、そのうちボロも出てくるでしょうし。
来年の参院選では、今度は民主党が「歴史的大敗」なんてことにもなりかねず。
そうなると、また「ねじれ」状態、なんて悪夢も頭に浮かぶわけですが。

ところで、民主党大勝の陰に隠れて地味ですが、個人的にちょっと注目したいのは、出来たての新党「みんなの党」が意外に善戦した件。
実は斯く言う自分も、比例区では、自民党はダメだと思いつつ素直に民主党に入れる気にもならず、みんなの党に一票を投じました。
同じように、みんなの党を受け皿にした有権者はそれなりにいたらしく、比例区東京での得票率は6.1%で、社民党を凌駕しています。
渡辺喜美党首の地元・比例北関東や比例南関東では7%代の得票率で、共産党よりも多い。
みんなの党自体はまだ海のものとも山のものとも分かりませんが、都市住民の意向に合致する選択肢さえできれば、現状の自民vs民主の勢力図だけじゃないという可能性を感じさせてくれます。

で、みんなの党が意外に票を伸ばし過ぎちゃったせいかどうかは分かりませんが、こんなニュースも。

みんなの党比例2議席逃す…得票不足で資格得られず(読売新聞) - goo ニュース

みんなの党は、近畿、東海両ブロックで各1議席の当選枠を得たが、いずれも比例名簿登載者が重複立候補した選挙区の得票で有効投票総数の10%に達せず、当選資格を失って他党に2議席が移った。

比例単独で立候補しておけば議席を獲れたということでしょうか。
小党にとって、議席が5か7かというのは、かなり大きな違いがあるように思われ、失態でしょうな。
このあたり、さすが鈴木宗男氏はよく分かっているようで、しっかり比例単独で2期連続議席を確保してますね。

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「僕の見た「大日本帝国」」 西牟田靖

2009-08-25 23:25:36 | Books
僕の見た「大日本帝国」
西牟田靖
情報センター出版局

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先日読んだ「誰も国境を知らない」の著者の前作。

サハリンをバイク旅行に訪れた著者が、流暢な日本語を話す現地の老人に出会い、今は何もない山中の、日本統治時代に神社が在った場所に立つ鳥居と遭遇したことをきっかけに、足かけ4年をかけてかつて大日本帝国が統治していた広大な地域(サハリン、台湾、韓国、北朝鮮、中国東北部、ミクロネシアの島々)を旅して、日本統治時代の足跡をたどっていきます。
そして、この旅の途上、韓国から竹島への船旅ツアーを経験したことから、次作「誰も~」の国境を巡る旅に繋がっていきます。

著者は、この旅を経験するまで、大日本帝国時代の歴史に関心を持ったこともなかったということで、最初のほうはかなりフレッシュな感覚をもって各地域の人々や風景に接していきます。
導入部的要素が大きい分、読み物としても正直次作ほどの面白味は感じられないのですが、それでも旅を重ねるうちにディープな領域に踏み込んでいき、終盤の中国東北部編、ミクロネシア編に至っては、戦争と死の匂いが紙面から漂うようで、かなり重たい読み応えがあります。
ノモンハンの旧戦場を訪れた際に著者が感じた虚しさがとても印象的。
そして、原爆を積んで広島・長崎に向かってかつて爆撃機が飛び立った、テニアン島の飛行場跡で旅は終わります。

本書の副題は「教わらなかった歴史と出会う旅」。
そう、かつてこの国がこんなにも広大な地域に版図を広げ、多くの日本人が移住し、現地に功罪両面の痕跡を残し、痛ましい戦禍とともに散っていったという事実を、我々はまったく教わることなく、あまりに知らな過ぎる。
その事実から何を感じるかは人それぞれにしても、歴史を直視しないのはあまりに勿体無いことのように思います。
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本格流行

2009-08-24 22:42:42 | Society
マスク・消毒液増産、メーカー大忙し 新型インフル流行(朝日新聞) - goo ニュース

夏休みで会社に行かなかった間に、うちの職場でも新型インフル患者が出たという情報だけは入っていました。
今日久々に出勤したけど、もうちょっと職場が物々しい感じになっているかと思ったら案外普通(あたりまえか…)。

流行の治まる夏の間に、第二波に備えて諸々買い揃えておこうと思いつつボヤボヤしてるうちに本格流行しちまいました。
新学期が始まったらまた様相も変わってくるでしょうね。
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快挙

2009-08-23 20:21:06 | Sports
日本文理-中京大中京で決勝=新潟勢初の進出-高校野球(時事通信) - goo ニュース

夏休みの後半はずっと新潟にいたんですが、日本文理高校の快進撃への地元の盛り上がりようは想像以上のものがありました。
地元紙・新潟日報では、ベスト8進出の時点で一面トップの扱い。
決勝進出を決めた明日の紙面はいったいどんな派手な扱いになることやら。

それというのも新潟県は自他共に認める野球後進県であり続けたことが、盛り上がりの要因になっているようで。
なんでも甲子園での勝率だか勝ち数だかで、47都道府県中最下位だったとか。

大河ドラマ「天地人」の放映時間中はトイレに行かなくなるため新潟県内の水道使用量が減るとかいう話もありましたが、明日の決勝の県内視聴率もかなりの数字になるんではないでしょうか。

今日の試合を観る限り、中京大中京は相当強そうですが、実力よりも勢いがモノを言うのが甲子園。
明日は仕事しながら吉報を期待してます。
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フラガールズ

2009-08-23 13:08:29 | Diary
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長旅の終焉

2009-08-22 23:30:03 | Diary
今年は思い切って長めの夏休みを取り、本日9日ぶりに東京に帰ってきました。
といっても幼児二人を抱えて海外にも行けず、宿泊代のかからない先(=身内)を渡り歩く国内旅行でしたが。

コドモたちにとっては、自然と触れ合ったり、従姉弟たちとはしゃぎ回ったり、花火や夏祭りやポニー乗馬など、普段暮らしている東京の人工的な環境ではできない貴重な経験ができたのではないかと思います。

繊細なインドア派の長男は、早く東京の家に帰っておもちゃで遊びたいと言いつつ、移動の度にお別れを嫌がって大騒ぎをし、アウトドア派の下のムスメは坂道・砂利道なども経験してずいぶん歩くのが上手になりました。

しかしまあ、比較的冷夏とはいえ、東京はやっぱり暑いですな…
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神楽―祭りの終わり

2009-08-20 23:10:46 | Diary
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祭り

2009-08-19 13:21:47 | Diary
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森の渓流

2009-08-16 10:50:23 | Diary
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霧の朝

2009-08-14 07:46:12 | Diary
昨日から夏休み。
長野県の高原に来ています。

今朝は霧。
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