W杯アジア最終予選、日本1-2UAE
確かに審判は酷かった。
(UAE戦でカタールの審判団という時点で嫌な予感はしたが)
特に浅野のシュートはリプレイで明らかにゴールラインを割っており、さすがに呆れる。
抗議で覆らないもんなんだろうか。
1失点目のFKにつながった吉田のファウルも、2失点目のPK判定された大島のファウルも微妙な判定だったが、ピンチを迎えたきっかけが自陣でのミス(1失点目は大島の横パスミス、2失点目は長谷部が自陣ゴール前でボールをかっさらわれる)が起因になったということのほうが問題。
さらに言うと、そのような相手のミスにつけ込んで確実に得点につなげるUAEの強さに対抗できないひ弱さこそが大問題なのだ。
UAEの10番や15番は、一人で突破してゴール前に迫る力強さがあった。
猛攻を跳ね返し続けた19番のセンターバックは、日本のどのDFよりも頼もしく思えた。
翻って日本は、いくらボール支配してパス交換でゴール前まで迫っても、個の力で最終局面を打開できる選手が圧倒的にいない。
カウンターで攻められるとズルズルと下がって、止められない、跳ね返せない。
トップや2列目のタレントは余るほどベンチにいても、セントラルMFとセンターバックの層はあまりに薄く、人材がアンバランス。
(ほとんど消えていた香川を最後まで使った意図もよくわからなかったが)
ちょっと、本当にヤバイかもしれない。