そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

年の瀬に

2007-12-29 23:23:01 | Diary
昨日は仕事納めの後、夜は久しぶりに学生時代の友人と会いました。
しゃぶしゃぶの後、2軒目で11時頃まで。
近況から昔話、そして最後にはなぜか日本経済社会のポテンシャルの話にまで。

今日はいろいろやろうとしたことはあったのだけど、深酒の影響か疲れも溜まっていたのか午後テレビで天皇杯を観ていたら急速に眠くなり昼寝。
結局ダラダラと過ごしてしまいました。

1月4日は休みを取ったので、今日から9連休。
明日はヨメの実家に向かう予定。

というわけで、おそらくこれが今年最後のブログ更新になります。
皆さん、よいお年を。
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alone in Christmas

2007-12-24 19:41:06 | Diary
昨日ヨメはコドモを連れて実家へと旅立ちました。
たまには年末年始ヨメの実家で過ごそうということになって、帰省ラッシュに巻き込まれないうちに一足先に帰ることにしたというわけです。
ということで少々寂しいクリスマスイブではありますが、一人で悠々気楽に過ごしております。

せっかくなので映画を観に行こうということで、かつてはよく通っていた池袋の新文芸座に2年半ぶりくらいで行ってきました。
年末恒例の「シネマカーテンコール」で、今日はロバート・アルトマン監督の遺作「今宵、フィッツジェラルド劇場で」と昨年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作「麦の穂をゆらす風」の2本立て。
作風も後味もまったく異なる2本でしたが、それぞれに良い映画でした(レビューはそのうちCinemaScapeに書きます)。
驚いたのは、ほとんど満席というくらいの盛況だったこと。
年齢層はかなり高めだったけど。
あの調子なら新文芸座もまだまだ健在でいてくれそうです。
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彗星サンドウィッチマン

2007-12-23 23:55:05 | Entertainment
若手漫才日本一「M―1グランプリ」にサンドウィッチマン(読売新聞) - goo ニュース

有馬記念の日にはM-1グランプリのことも書くのが通例になっちゃってますが。

ハリセンボンがあれくらいの出来で最終3組に残るようではM-1もそろそろ衰退期に入るかな、と思ってたら思わぬ”拾い物”が登場してくれました。
(ハリセンボンも決してつまらなかったわけではないけどね。)
最終審査の票も割れてましたが、確かに3組とも甲乙つけがたい印象で、顔と芸風を知られていない新鮮さの分だけサンドウィッチマンに勝利が転がり込んだ、といったところでしょうか。
しかしチャンピオンになったサンドウィッチマン、キャラもかなり魅力的ですが売れっ子になっちゃったりするんだろうか。
所属事務所があまり有力なところでもなさそうなので、ブラックマヨネーズやチュートリアル並みとはなかなかいかなそうだけど。

それにしても毎年のことながら、決勝ではみんな1本目の方が2本目(最終)よりも出来がいい。
やはり1本目に一番自信のあるネタをもってくるのと、準備する時間の長さの違いなんだろうけど。
個人的には、ネタとしては決勝1本目のトータルテンボス(ホテルのフロント)とサンドウィッチマン(街頭アンケート)が双璧だったように思いますが、技術とセンスという点ではキングコングはさすがと思わせるものがありました。
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祭りだ

2007-12-23 17:05:24 | Sports
競馬・有馬記念、マツリダゴッホが制す(読売新聞) - goo ニュース

有馬記念は近年、比較的人気馬が順当に上位に来るケースが多かったけど、久々にやってくれました。
信頼できる明確な本命馬が不在のケースではこういう結果になりがちだ、という教訓を忘れないようにせねばなりますまい。

マツリダゴッホについては、1月のAJCCを勝ったレースをたまたま観ており、今年はこの馬大きなレースでいいとこまでいくかなと思っていたらその後パッとせず、すっかり忘れておりました。
とはいえオールカマーも勝ってるし、中山巧者ねえ…

蛯名正義が大きな仕事をやってくれたのは個人的には喜ばしいのですが、掲示板に載った馬の鞍上を眺めていると、安藤、デムーロ、キネーン、ペリエ。
アンカツと外国人、というここ最近のジョッキー勢力図がそのまま反映されているようで。
やはり気になるのは武豊。
精彩を欠くレースがあまりに多い、というか、かつての神通力が感じられないのは間違いないように思います。

ちなみに個人的にはロックドゥカンブ(4着)から買っていました。
この馬、来年はかなりの飛躍が期待できそう…と思う一方、このまま善戦マン路線を辿るような予感もしたりします。
ダイワスカーレットは素晴らしい。
浮き沈みの激しい牝馬とはいえ、この馬は来年も安定して強さを発揮するような気がします。
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中耳炎顛末

2007-12-23 14:39:04 | Diary
コドモが中耳炎になった件ですが、予想外に長引いてしまいました。

水曜に耳垂れがひどくなり、いつも掛かっているA耳鼻科とは別のB耳鼻科に行ったところ菌が繁殖して鼓膜を破って出てきてしまっている状態だと。
最初に中耳炎だと診断したA耳鼻科では、点耳薬を処方されたんだけど、コドモが嫌がって暴れるのでなかなかうまく薬を点せず、治るどころか悪化してしまったようで。

A耳鼻科の先生は診療が非常にあっさりしていて患者の回転も速いんだけど、その分説明が簡単すぎて注意点なども示してくれないのでつい油断してしまって…
逆にB耳鼻科は(自分は実際には行ったことがないんだけれど)話が長くて診察に時間がかかるのでいつもものすごい混雑をしているらしいんだけど、やはり手間を惜しんで易きに流れるとロクなことがないようで。

結局連日B耳鼻科に通って、耳垂れを吸い出してもらう治療を受けることに。
これが、痛いのか怖いのかコドモが嫌がって大暴れして大変だったみたいです。
耳鼻科の玄関からもう上がろうとせず、殺される~ってくらいの勢いで泣き叫んでたそうで。
ようやく耳垂れも出なくなって昨日あたりから機嫌よくなったんだけど、出掛けて耳鼻科の近くを通るだけで「ヤダ、ヤダ」と言い出すし、歯を磨こうと身体をホールドするだけで耳に何かされるんじゃないかと泣き叫んで暴れ出します。
点耳薬も寝ている間にこっそり点すしかない状況で。
昨日も家族で美容室に行った時に前髪だけちょっと切ってもらおうとしたんだけど、耳鼻科での恐怖体験が甦るのか暴れちゃってまったくダメ。
トラウマにならなきゃいいんだけどねぇ。

ところで、中耳炎は耳管を通じて鼻から感染するケースがほとんどなんだそうです(知らなかった)。
そういえばコドモの場合も、高熱を出す前に鼻水がけっこうひどかった。
鼻風邪が悪化して発熱した、とばかり思い込んでて、中耳炎の想定がまったくなかった分、後手に回ってしまいました。
コドモもまだ耳が痛いことを正確に伝えるだけのコミュニケ―ションができない、ということもありますが。
次回から気をつけます。
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「秀吉神話をくつがえす」 藤田達生

2007-12-18 23:14:15 | Books
秀吉神話をくつがえす (講談社現代新書)
藤田 達生
講談社

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豊臣秀吉といえば、貧しい農民の家に生まれ、草履を懐に入れて温める気配りで織田信長に見出されて驚くような速さで出世し、「墨俣一夜城」で知られるような抜群の才覚で天下人にまで上り詰めた…というのがお馴染みのエピソードですが、これらはすべて史実として確認されておらず、後世の文学や浄瑠璃・歌舞伎などによって語り継がれた「創作」である可能性が高いそうなんです。
これもまたよく知られた「猿」というニックネームも、信長が本当にそう呼んでいたという確証はないそうで。
我々に刷り込まれている、これら秀吉のキャラクターを形作った逸話の数々。
これを筆者は「秀吉神話」と呼び、一つ一つを史料に基づいて検証していきます。
この点が、本書のタイトルとして反映されているわけです。

が、本書全体の印象を俯瞰すると、むしろ一番力を入れて論じられているのは「本能寺の変」の再評価、ということになります。
これもまた時代劇やら何やらで刷り込まれたイメージではありますが、「本能寺の変」といえば、信長への恨みを連ねた明智光秀が突発的・衝動的に起こしたクーデターというようなとらえ方が一般的にされています。
筆者に言わせればそんなのはナンセンスで、本能寺の変については信長政権下での力関係の変化により危機感を抱いた光秀が、将軍足利義昭を頼んで計画的に起こしたものだ、ということになります。
光秀の思い通りに事が運ぶはずのところ、備中高松城攻めから矢のようなスピードで畿内に舞い戻り山崎の戦で光秀を倒し、一気に天下人へのステップを踏んだ秀吉。
その類いまれな情報収集力・機動力により、秀吉は、光秀のクーデーター計画を事前に予測していたのではないか、という仮説を筆者は掲げます。
このあたりは、なるほどなと思わされるところがありました。
ただ、光秀の計画がそのように予想しえないものではなかったとしたら、信長ほどの人物がむざむざと殺されてしまったのはどうしてなのか、という疑問はちょっと湧きましたが。

もう一つ、これは自分もまったく知らなかったんですが、秀吉の天下統一事業は日本に「平和」を創出することを目的としたものだった、という「豊臣平和令」という考え方が、1980年代に通説化され90年代には高校の日本史教科書にも採用されたそうなんです(自分よりも若い世代の人なら当然のように知っていることなのかもしれませんが)。
著者はこの考え方に疑問を持ち、本書の中でも異論が語られています(この辺はけっこう専門的な話なのでさほどピンときませんでした)。

個人的には歴史といえば近現代史の方への関心が高いので、このような中世~近世の時代についての論文はあまり読んだことがなく、なかなか新鮮でした。
やはり近現代に比べると残っている史料も限定されているので、解釈の幅もぶれが大きく、それがまた魅力でもあるのかな、と。
本書でも、著者の持論への他の学者からの異論に対する再反論を展開している部分が多く(特に本能寺の変の部分)、しかもかなり感情的というか攻撃的な調子で書かれているところもあったりして、この分野の論争の激しさを垣間見ることができたような感じです。
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弐千円札

2007-12-18 22:23:03 | Diary
久々にお目にかかりました。

ワンデーアキュビューを半年分買いキャッシュバックの申し込みをしたところ、郵便小為替が三千円分送られてきたので、郵便局で換金してみたら手渡されたのは二千円札と千円札が1枚ずつ。
郵便局のおねえさんもちょっと遠慮気味?に渡してくれました。

しかしこれ、どうして普及しなかったのかねえ、小渕さん。
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「みんな」のものである必要はないのに

2007-12-15 23:00:15 | Entertainment
ほしのあき司会で“新装スーパー競馬”(スポーツニッポン) - goo ニュース

「スーパー競馬」が終わるそうです。
年内いっぱい有馬記念まで、ということは明日の放送を含めてあと2回。
後番組は「みんなのケイバ」。
競馬初心者のほしのあきを司会者の一人に起用し「初心者を含めた『みんな』が楽しめる内容を目指す」んだって…

正直カンベンしてほしい。
今の「馬なり三人娘」ですら相当鬱陶しいのに、今後はアレが番組のメインになるのだろう。

どうしてこう何でもかんでも大衆化しないと気が済まないのでしょうか?
もちろん今の地上波民放のビジネスモデルからして、視聴者の最大公約数に薄く広く響くような番組作りへの志向がはたらくことは理解しています。
が、そうやって大衆化を志向して目線を下げた結果が、まったく好奇心をくすぐられることのない金太郎飴のようなテレビ番組ばかりが溢れる今の現状なんじゃないんでしょうかね。

はっきり言って、競馬なんて競馬ファンという一部の人間だけのものであればよくって、「みんな」のものである必要なんてまったくないと思う。
競馬界の流れや専門用語が多発する初心者にはちんぷんかんぷんな番組内容であったとしても、興味があれば自分で調べようとするし、続けて見てれば(一定以上のセンスさえあれば)自然にわかるようになるものだと思います。

こうやって目線をわざわざ下げることで、これまで番組を見ていたコアな競馬ファン(っていうかこんな番組競馬ファン以外見ないよ)が去っていくことのリスクを考えていないんでしょうか。
少なくとも自分は、くだらない素人のお喋りに付き合うつもりはないので、レース発走時刻めがけてチャンネルを合わせるようになることと思います。
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大善戦の中に見えた決定的な差

2007-12-13 22:56:38 | Sports
ミラン決勝進出、浦和に1―0…セードルフが決勝ゴール(読売新聞) - goo ニュース

スコアも内容も立派な大善戦、しかしながら明らかに感じた決定的な力の差…といったところでしょうか。
さっきNHKニュースでは「カカの華麗な個人技にレッズ守備陣が翻弄され…」てなことを言っていたけど、確かに1、2度翻弄されたような場面はあったとはいえ全体的にはきっちりと抑えていたはず。
失点の場面もカカの個人技にやられたというよりは、早いリスタートに守備陣の集中力が一瞬途絶えてしまった、というふうに見えました。

むしろ問題だったのは、せっかくチェイシングやインターセプトでボールを奪っても、そこからなかなか効果的に前線につなぐことができなかった点。
シュートはけっこう打ってたけど遠目からのものが多くて、ペナルティエリア内での決定的なチャンスは数えるほど。
ま、ミラン側にもさして決定的なチャンスは与えていなかったけど。

やっぱりこれって、味方がボールを奪ってからの一歩目のスピードだとか、蹴る・止めるといった基本的な技術だとか、そういう細かいところの少しの差が圧倒的なボールポゼッションの違いとして現れている、ということなんでしょうか。
それと、ワシントン・永井の2トップが止まったままボールを受けようとする場面が目立っていたのがちょっと気になった…

カカもピルロもセードルフもけっして怪物ではなく、やるべきことをしっかりやれば抑えることができる、ということが実感として分かっただけでも大収穫だとは思います。
あとはそこからいかに攻め、点を取るか、ということですな。

それにしてもいつもながら日テレの実況は酷かった。
ACミランマンセーで。
どっちの味方だよ。
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思わぬ展開

2007-12-12 13:49:54 | Diary
日曜に始まったコドモの発熱は昨日になっても断続的に続き、昼過ぎにはまた熱が上がっちゃったというメールがヨメから届きました。
ところがその後昼寝をしたら熱が引き、急に元気になったらしく。
夜、自分が帰宅する頃には3日ぶりに風呂にも入り元気いっぱい。
何より不思議なのは発熱以外に特に症状がないこと。
鼻は多少出るものの、咳もしない、喉も腫れてない、便通も普通。
知恵熱かねぇ、などと話してたらまたグズり始め、熱を測ると37℃。
うーんいったいこれは何なんだろう、と訝りながら寝かしつけたのです。

それと並行して自分の方も具合悪くなってきてしまいました。
こっちは完全に風邪の症状で。
数日前から喉がちょっと痛いかなぁという感じだったのが、昨日になって悪化。
夕方くらいから少し悪寒もするようになって。
帰宅して熱を測ると37.7℃。
こっちも病人になっちまいました。
今日(12日)はもともと休みを入れていたので、ちょうど良かったのは良かったんだけど…

さて、今朝になってコドモは熱も下がり再び元気に。
自分も、元気ではないけど熱は下がりました。
朝食時に、ヨメがコドモの左耳に不審なモノがこびりついているのを発見。
…耳垂れ?

というわけで親子揃って耳鼻科に行くことに。
自分は喉の風邪、コドモは中耳炎、という診断。
どうやら謎の発熱は中耳炎に伴うものだったみたい。
耳を痛がるそぶりも見せてなかったんだけどねぇ。

今はコドモはすっかり元気。
自分は熱はないものの調子が出ません。
本当は今日はいろいろと予定していたことがあったのに…
予定が狂っちまいました。
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