そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

なんでもネタにする精神ってけっこう大切なのかもしれない、という話

2015-01-26 23:10:39 | Society
日本のTwitter民が、「#ISISクソコラグランプリ」のハッシュタグで、イスラム国による殺害予告動画を揶揄するコラ画像を競うネタで盛り上がっているという話。
この話を最初に知った時、不謹慎だとかそういうふうには感じなかったんだけど、なんだか平和ボケの極みだな、と思った。
そういうので盛り上がることができるのって、結局テロが遠い国で起こっている出来事で、自分たちは安全な場所にいるって思ってるからこそだよね。
自分なんて、こんな誰も読まない匿名ブログでも、イスラム国について触れるの、ちょっと怖さを感じたりするのだが。

ところが、この現象、欧米のメディアで肯定的に報じられてるんだそうだ。

イスラム国(ISIS)に対するツイッター利用者の攻撃と海外からの評価 -Nothing Ventured, Nothing Gained.

テロにユーモアで対抗するという誰もなし得なかったことをやっている、という評価。

なるほど、確かにそう言われればそうかもしれない。
ふざけて楽しんでいることで、結果的にテロリストたちを小馬鹿にしてその存在を貶めることにつながっているんだよね。
映画『ザ・インタビュー』の騒動とちょっと似てる。
まあ、もともとそんな志があったわけではなく、結果オーライであるのは間違いないが。

なんでもネタにして、笑い飛ばそうとする精神って、けっこう大切なのかもな、と自らの不明をちょっと確認してみたりした。

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