日本人はフランス語を誤解している!・・・と思うけどなあ・・・
フランス語系人のBO-YA-KI
ひとがそこにいること
プリンスも死んだので――2016年に死なないアーチストは大物とは言えない、みたいな勢いですね、富田勲さんも亡くなられました――、それで彼のベストは『バットマン』の映画音楽だと思うので、CDをアマゾンで発注してみました。
そしてふと思いついて同じ映画音楽、長く手元になかったライ・クーダー『パリ・テキサス』も発注しました。
そしたら、『パリ・テキサス』の方が早く届きました。
これってほとんどライ・クーダーのギターによる、ほとんど単音の音楽ですね。それでいてこれほど心にしみる音もないなあ・・・
こういう音楽って、「そこにライ・クーダーという人がいる。彼が弾いている。彼が、わたしとともに、あの映画の世界に居て、弾いている」という思いがなかったら成立しないのかな、と思います・・・
だからこそ、あの音楽が車の中で鳴りだすや、即座にわたしは自分が、息子とともにアメリカ深南部、テキサスを走っている気になってしまうんでしょうね。
この音楽は、打田さんがわたしにくれたものでした。いただいたのは「カセット」であって(そういう時代でした。昔のことです)CDではなかったんですけど。
ひとから音楽をもらうということは、わたしはめったにない。自分で見つけるんです。
でも『パリ・テキサス』はまれな例外をなしています。打田さんからもらったんだ、という思い、そこにひとがいるという思いとともにわたしは聞いています。
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注文の時点で販売元品切れになっていたことが判明しました。やっぱりなあ、そうだよなあ。
しばらくそのままにしておいたら、手に入りました。
http://blog.goo.ne.jp/raidaisuki/e/70e1921a13cda4977edc9de9e11f4ad0