
荷は蓮のこと、それは知っていましたが
敗荷(ヤレハス) 破蓮(ヤレハチス) 秋の季語 これは知りませんでした。
敗荷の茎面白や水の綾 虚子
亀の居て破れ蓮の水うごきけり 草城
歳時記をたどると
「秋が深まって、青々と茂っていた蓮の葉が破れ、落莫とした秋の蓮田となる」
さらに 高橋睦郎さんの「花をひろう」によって
「蓮が秋風によって葉の緑色が失われ、破れたさまを晒すのを指す」 と学んだ。
そこで 辞書を引くと、ハスの葉のうえには珠のような露が光っていた。
何とうれしいことだろう。
荷葉=荷衣 (カイ) ハスの葉
荷花・荷華(カカ)=荷蕖(カキョ) ハスの花
荷気(カキ)=荷香(カコウ) ハスの花のかおり
荷珠(カシュ)=荷露(カロ) ハスの葉の上の露
感心しきりです。
先日町内の島崎栄一さんとこに回覧板を届けた際
「なみえる」ってどんな意味か聞いたら
奥さんのちよさんが出てきて 教えてくれた。
片手に電子辞書をもって。
別所沼文芸家で歌詠みご夫婦はおしどり夫婦だ
イイネ!!
なみえる… 解りません。
錚々たる方たちばかりですね。 刺激が多い。