イスラーム勉強会ブログ

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悔悟を怠ると糧が止まる

2008年04月12日 | 花嫁の冠【自我浄化】

 肝に銘じなさい:罪にはくれぐれも気を付けるよう。それは糧の享受が止まる原因になりかねない(*)。だからこそ、常にアッラーに悔悟(する姿勢)を求めなさい。願いが受け入れらたなら良いし、しかしそうでないならば、アッラーにお助けを求めなさい。そしてこう言いなさい:

رَبَّنَا ظَلَمْنَا أَنفُسَنَا وَإِن لَّمْ تَغْفِرْ لَنَا وَتَرْحَمْنَا لَنَكُونَنَّ مِنَ الْخَاسِرِينَ


「主よ,わたしたちは誤ちを犯しました。もしあなたの御赦しと慈悲を御受け出来ないならば,わたしたちは必ず失敗者の仲間になってしまいます。」(高壁章23)

 くれぐれも、40年生きてきて一度もアッラーの戸を叩いたことがない者(注:一度も悔悟をしたことがないの意)のようであってはならない。

(*)イマーム・アフマドによる伝承より。預言者(アッラーの平安と祝福がありますように)は仰った:《しもべは自分の犯す罪が原因で糧を禁じられることがある。》同様に、”悔悟”と”イスティグファール(罪の赦しを求めること)”は、アッラーからの贈り物を享受できるための条件の中に入る。「わたしは言いました。『あなたがたの主の御赦しを願え。本当にかれは、度々御赦しなされる。かれは、あなたがたの上に豊かに雨を降らせられ、あなたがたの財産や子女を増やし、またあなたがたのために、様々な園や(水の流れる)河川を設けられる。」(ヌーフ章10~12)

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