イスラーム勉強会ブログ

主に勉強会で扱った内容をアップしています。

人間の創造

2008年12月17日 | 心に響くアーヤ

وَلَقَدْ خَلَقْنَا الْإِنسَانَ مِن سُلَالَةٍ مِّن طِينٍ
われは泥の精髄から人間を創った
ثُمَّ جَعَلْنَاهُ نُطْفَةً فِي قَرَارٍ مَّكِينٍ
そしてわれは彼を一液とし、堅固な住処に納めた
ثُمَّ خَلَقْنَا النُّطْفَةَ عَلَقَةً فَخَلَقْنَا الْعَلَقَةَ مُضْغَةً فَخَلَقْنَا الْمُضْغَةَ عِظَامًا فَكَسَوْنَا الْعِظَامَ لَحْمًا ثُمَّ أَنشَأْنَاهُ خَلْقًا آخَرَ فَتَبَارَكَ اللَّهُ أَحْسَنُ الْخَالِقِينَ
それからわれは、その精滴を一つの血の塊に創り、次にその塊から肉塊を創り、次いでその肉塊から骨を創り、次に肉でその骨を覆い、それからかれを外の生命体に創り上げた。ああ、何と素晴しいアッラー、最も優れた創造者であられる
ثُمَّ إِنَّكُمْ بَعْدَ ذَلِكَ لَمَيِّتُونَ
それから後、あなたがたは必ず死ぬ
ثُمَّ إِنَّكُمْ يَوْمَ الْقِيَامَةِ تُبْعَثُونَ
それから復活の日に、甦らされるのである
信者たち章12-16節

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「信者たち章」はまず、信者が備えるべき性質を述べることで始まります。礼拝の務めを守り、喜捨に励み、虚しいことを避け、貞節を守り、約束と信託を守る者こそが真の信者であり、楽園を継ぐとされます。
次に、アッラーによる人間の創造の過程が明らかにされます。その描写は細かく、その真正さは現代科学によって証明されているとおりです。人間をお創りになった創造主こそが、ご自分の創造に最も詳しくあられるのです。こういった部分は、アル=クルアーンがアッラーから齎されたことを証明し、人間の言葉ではないことも証明するのです。

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ヒジャーブについて

2008年12月17日 | 女性

「どうしてヒジャーブをするの?」
「ヒジャーブして得することは何?」

私がこう尋ねられたら、すかさず「アッラーがそう命じているから」と答えるだろう。
得することについては、守られている感じがする、自分に尊厳を与えることができる、と答えることが出来ると思う。

元来ヒジャーブは、覆い、隠すことを意味する。現在は、特に頭髪、耳、首などを覆うスカーフを意味するようになった。

実は先日、久しぶりにハビーバさんの入信記を読み、
彼女のヒジャーブに対する思いにはっとさせられたというか、
よく考えたら、私もそのように思うなぁということで、激しく同意。

その部分を抜き出してみる。

勉強会に出席したノンムスリムから質問が上がったのだと思う。何故ムスリマは頭を覆わなくていけないのか。勉強会の司会者はすぐに回答せず、問いを他の出席者に投げ掛けた。すると、あるアラブ系の姉妹が即座に答えて言った-「アッラーがそう命じているからです」。生まれながらのムスリムにはそれ以上のことは言えなかったかも知れない。しかし、元からムスリムではなかった者にはもっと他のことが言えた。私は、何故ヒジャーブをするのかを、実感として知っていた。そこで私は手を挙げて言った-「私はムスリムになって間もないけれど、ヒジャーブに3つの利点を見い出しています。まず、ヒジャーブを被っていると、男性の不躾な視線からアッラーに守られているように感じます。第二に、ヒジャーブは自分がムスリムであることを自分自身に思い出させてくれます。ムスリムとして恥ずかしくない行為をしなくてはと自分を励ますことができます。また、第三に、ヒジャーブを被ることで、私はムスリムです、と口を開かなくても証言することが出来ます。黙ったままでも居るだけで絶えずアッラーの存在を人々に喚起することができることを私はとてもうれしく思います」

ラヒマハッラー ワ ジャザーハッラーフハイラン・・・(アッラーが彼女に慈悲を垂れ、よい報酬をお与えになりますように)

また、他のイスラーム系テレビ番組で、視聴者からの電話の質問に答える男性が、「ヒジャーブを着けている女性は、着けている間中、常にイバーダしているということになるんですよ。アッラーのご命令に従っているということです。なんと素晴らしいことでしょう。」と言っていた。

ヒジャーブをまだしていない姉妹に、ヒジャーブを着ける決心が訪れますように。

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