徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

オペレーションセンター再び-その1

2007-07-07 20:15:10 | 勉強
先週末に過去の衛星データが届き、教授に一応「届きました」と連絡をした。月曜日、学校でメールチェックをしたら

水曜から金曜までオペレーションセンターで映像を作って

とのことだった。月曜は秘書さんが休みだったので、火曜日にチケットの手配をお願いした。そのときに、

DBがストライキをしているの。ニュースのチェックを忘れないで

とアドバイスをしてもらった。ストライキかぁ。ネットでDBを見てみたけど、ストライキのニュースはドイツ語のみだったので、研究室の人に聞いてみた。

うん、今朝はここの街から出る電車は1本も動いてなかったみたいだよ。Sバーンも動いていなくて、今朝、Uバーンが大変なことになっていたもん

そっか。明日はどうなんだろう。ストライキは1日で終わるかな?と聞いてみたら、

どうだろうね、動かない可能性はあるよね

と言われた。

そして、今度はオペレーションセンターと滞在するアパートを往復するための手段を確保するべく、この前不満をぶちまけた人に連絡してみた。
よく、「外国人にははっきり言わないと分からないから」「はっきりと伝えた後、関係が悪くなるわけではないから」と言うけれど、今回思ったのは「人による」ってことだった。あからさまに態度が変わったわけではないけれど、私は「変わった」と感じた。前回の不満は教授に対するものであったけれど、「彼への不満・批判」とも取れる部分もあったし。

で、その彼から返事が返ってきた。

水曜はOKだけど、木曜、金曜は完全Off日だから、多分自分はオペレーションセンターには行かない

と。ここで私は教授に電話をした。「完全Off日」っていうことは、もし誰もオペレーションセンターで働かなければ私は鍵を持っていないから締め出し。それにDBのストライキで電車が動かないかもしれない、ということを訴えた(行きたくない気持ちが大きかったので)。

問題ないよ

の一言で翌日からのオペレーションセンター滞在が決定された。残るはオペレーションセンターとアパートの往復手段の確保。

私、人に何かをお願いするのはものすごく苦手。その人の「ついでに」だったらいくらでもお願いできるけれど、「わざわざ」というのはどうしてもできない(家族は別)。最悪、ホテルを自腹で探すかな、とはひそかに考えていた。実際、オペレーションセンターとアパートはバス・電車・バスを乗り継いで1時間半、最終バスに乗ろうと思うとオペレーションセンターを16時過ぎに出ないといけない状況だった。

でも、水曜の夜、「不満をぶちまけた人」にアパートまで連れて行ってもらえれば、最寄のバス停も分かるし、まぁ、アパートでもいけるかな、とも思っていた。