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徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

湖水地方旅行-3日目の観光

2008-09-04 05:00:10 | 旅行


1日ツアーの翌日は、一緒に行った友達の知り合いが午前中だけ少し案内してくれた。友達と、ピーターラビットの作者、Beatrix Potterが住んでいたHilltopに行きたいね、と前々から話していたけれど、

2時間待ち

というので代わりにWilliam Wordsworthゆかりの地、Grasmereに行こう、と計画を変更した。が、案内してくれた人がうまく手配をしてくれてHawksheadでWordsworth grammer schoolなどを見た後、Hilltopへ向かった。写真はHilltopの庭。

Hilltopの中はPotterが住んでいたときのままになっていて、ピーターラビットの挿絵のチェストや食器は実際に彼女が使っていたものだと分かる。彼女はNear Sawreyの土地を買い、そのまま保存することを条件にナショナルトラストに寄付をした。

案内してくれた人が、

ここも彼女のファームなんだ

とあちこちのファームで教えてくれた。Potterが膨大な土地を買い、寄付したことが分かる。湖水地方の南側にはゴルフ場があるらしい(地図で見たのみ)。やはり、『守ろう』という意識がなければ開発は進んでしまうようだ。Potterの寄付がなければやはりこの美しい自然は残らなかったと思う。

Hilltopを見学後、Grasmereへ。Wordsworthが眠る教会とお墓を見た後、ジンジャーブレッドを売るお店へ。このお店はとても小さく、買う人が行列を作っている。お店の中に入るまで商品を見ることが出来ず、お店に入ったらすぐにジンジャーブレッドを買うことになる。

その後、Wordsworthが住んだDove Cottageへ。Hilltopもそうだったけれど、Dove Cottageも天井がとても低い。聞いてみたら、

当時の平均身長は現在よりも低かったこと、家を建てるコストが天井が高い家に比べて低いこと、天井が低ければそれだけ部屋が暖まるのが早いこと

などから低い天井が多かったらしい。

ここにはWordsworthのパスポートがあった。当時は写真がなく、特徴(目の色や身長など)がいくつか記載されているだけだった。これを見た案内してくれた人は

これだけだったら誰でもあり得るね

と。Wordsworthが旅行に持っていったかばんもあったけれど、とても小さいものだった。

ここで案内してくれた人とはお別れして私たちはランチを食べた後、歩いてAmblesideのRydal Mountへ(3,4kmくらい?)。Rydal MountはDove Cottageが手狭になったWordsworth一家が住んだ家。

Wordsworthの子孫が買い戻した

らしい。そして、現在も住居として使用されているとのこと。日本語のパンフレットがあるのがありがたい。

Wordsworthが設計したという庭はとても広かった。さまざまな種類の木や花が植えられ、1年を通して庭を楽しめたと思う。

見学後はバスでBownessへ。普通の路線バスに乗ったけれど、

2階建てで、屋根なし

のバスだった。夏期限定なのでしょうか。

Bownessに到着後、ピーターラビットのお話と人形を楽しめるアトラクションへ。閉館まで約30分だったので迷ったけれど、せっかくなので入ってみた。

ピーターラビットのお話の場面が人形を使って紹介されていた。日本語の案内もあったので、時間があればゆっくりと楽しめたと思うけれど、私たちは30分で館内を見て、さらにお土産やさんも見たかったので残念ながらそれほど楽しめなかった(でも人形たちはかわいらしかった)。

これで湖水地方観光は終了。
多くの日本人が湖水地方に旅行に来ていると思っていたけれど、思ったほど日本人と会わなかった(15人以下)。
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