退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「背景がわかると味わいが異なる漢詩と懐かしい『オールスター映画』」について

2019-06-02 02:06:25 | Weblog
晴れ。だったはず。

「漢詩を読む①」読了。

背景を説明されるとなるほどそういうことかと思われることしきり。
語注も親切で複数の解釈の可能性も示され。

陶淵明が「悟りの人」ではないことをあらためて。
むしろ若き日には頭が勝っていて実際にやってみたらあれこれ苦労した人で。

実に好ましい内容であることを確認する。
明日は②を借りてくるはず。

ジョルジュ・パン・コスマトス「カサンドラクロス」(’76)を久方ぶりに再見。

いわゆる「オールスター作品」にも関わらず見どころがある内容。
スターの数々を紹介しよう。

リチャード・ハリスは「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(’02)のダンブルドア校長。
個人的には「オルカ」(’77)を思い出すアイルランド出身の名優。

ソフィア・ローレンは言わずもがな。
デ・シーカの「昨日・今日・明日」(’63)などいかが(敢えて「ひまわり」(’70)でなく)。

バート・ランカスターは「ベラクルス」(’54)が懐かしい。
「エルマー・ガントリー」(’60)ではアカデミー賞主演男優賞。

イングリッド・チューリンはベルイマン作品でお馴染み。
ここでは「野いちご」(’57)を挙げておこう。

エヴァ・ガードナーは「裸足の伯爵夫人」(’54)を。
本作ではいかにも貫録のある「マダム」。

マーティン・シーンは「地獄の黙示録」(’79)もあるが「デッドゾーン」(’83)がいいか。
前者はコッポラで後者はクローネンバーグ。

リー・ストラスバーグは「アクターズ・スタジオ」の芸術監督。
「ゴッドファーザーPART2」(’74)を思い出そう。

O・J・シンプソンはアメリカンフットボールのスター選手だったが
後には殺人事件を引き起こしたものの無罪に。

アリダ・ヴァリといえば「第三の男」(’49)。
「かくも長き不在」(’61)で「アルベール・ラングロワ!」と叫んだことも。

ジョン・フィリップ・ローはジェーン・フォンダの「バーバレラ」(’68)か。
アン・ターケルはリチャード・ハリスの元妻で本作では歌なども。

ライオネル・スタンダーはドラマ「探偵ハート&ハート」をとりあえず。
「オペラ・ハット」(’36)や「死刑執行人もまた死す」(’43)にも出ていた模様。

レイモンド・ラブロックは「ガラスの部屋」(’69)と「屋根の上のバイオリン弾き」(’71)。
これくらいにしておくとしよう。

物語はといえば。

米軍が秘密裏に培養していた細菌が逃げたテロリストに感染。
彼が乗ったストックホルム行きの電車内でさらなる感染が起きるものの。

米軍のマッケンジー大佐はその発覚を恐れ。
乗客を「見殺し」にすべく崩落の危険のある「カサンドラクロス」に誘導するのだがというお話。

ヨーロッパの街並みを走る電車の姿も楽しめるかも。

さて。

もうちょいと飲んで寝る。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「漢詩を見直すことと昔懐か... | トップ | 「最低限『百年』の歴史を知... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事