晴れ。夜は風なくしんしんと冷える。
武谷雄二「月経のはなし 歴史・行動・メカニズム」を読む。
「男子の知らない世界」を医学、歴史、文化の面から語る内容。
産婦人科医である著者は昔風に言うところの「男性フェミニスト」。
それにしても女性にとってこれだけ身近なものであるにもかかわらず
「実態」はさまざまで苦痛を伴う一方その「正体」がよくわかっていない模様。
「穢れ」は「気枯れ」であり「気」は「生命の源、生命力」だというのにふむふむ。
いったん「枯れて」もふたたび蘇るものでもあるらしい。
「穢れ」に関する各種の「迷信」はいまだにあるようだけれど
そのことを「女性保護」という観点から捉える視点には「賛否両論」がありそう。
もっとも著者のそれは「過酷な現在」を生きたもしくは生きる女性たちを知るゆえ。
「女性」が「自然そのもの」であることをあらためて。
だからこそ男性はかつても今もその「不可思議ぶり」をいたずらに「恐れる」。
かつて「魔女狩り」が起こったのもそのせいだろう。
実は「男性による女性不信」だったり。
郷ひろみ「HOW MANY いい顔」の歌詞を思い出してみるか。
少なくとも「処女と少女と娼婦に淑女」といった「姿」を見ているのは確か。
「誘惑されている」と思い込むのはいつもながらの「男の勘違い」。
むしろ「自らの勝手な欲望」を投影しているだけで。
いやはや。
同じ境遇に置かれたらとっくに男は死んでますな。
何しろストレスに弱いもの。
さて。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」の再放送を観る。
「漆を愛する 漆と生きる 塗師・佐藤則武」の回。
塗膜片を集め分析したり古文書を読んで参考にしたり。
やはり「優れた人」には「文系理系」などという「ちゃちなジャンル分け」など不要。
「異端児」だと呼ばれるうちやがて「重鎮」に。
文字通り「厚味のある」素敵な色彩にうっとり。
何とも言えない「深み」を知るとわが国の「漆産業」を応援したくなること間違いなし。
地道な「漆かき」の仕事についても同様。
少なくともこの分野はもっと評価されないとどうにも。
冬季オリンピックが始まるせいではないけれど
ここには「世界的評価」を確実に得られるものがあるのだから。
「400年前の仕事」を知りつつ「この先400年保つ仕事」を目指すという「スパンの長さ」よ。
おそらく「理想的な男子の典型」だと思うだが如何。
武谷雄二「月経のはなし 歴史・行動・メカニズム」を読む。
「男子の知らない世界」を医学、歴史、文化の面から語る内容。
産婦人科医である著者は昔風に言うところの「男性フェミニスト」。
それにしても女性にとってこれだけ身近なものであるにもかかわらず
「実態」はさまざまで苦痛を伴う一方その「正体」がよくわかっていない模様。
「穢れ」は「気枯れ」であり「気」は「生命の源、生命力」だというのにふむふむ。
いったん「枯れて」もふたたび蘇るものでもあるらしい。
「穢れ」に関する各種の「迷信」はいまだにあるようだけれど
そのことを「女性保護」という観点から捉える視点には「賛否両論」がありそう。
もっとも著者のそれは「過酷な現在」を生きたもしくは生きる女性たちを知るゆえ。
「女性」が「自然そのもの」であることをあらためて。
だからこそ男性はかつても今もその「不可思議ぶり」をいたずらに「恐れる」。
かつて「魔女狩り」が起こったのもそのせいだろう。
実は「男性による女性不信」だったり。
郷ひろみ「HOW MANY いい顔」の歌詞を思い出してみるか。
少なくとも「処女と少女と娼婦に淑女」といった「姿」を見ているのは確か。
「誘惑されている」と思い込むのはいつもながらの「男の勘違い」。
むしろ「自らの勝手な欲望」を投影しているだけで。
いやはや。
同じ境遇に置かれたらとっくに男は死んでますな。
何しろストレスに弱いもの。
さて。
「プロフェッショナル 仕事の流儀」の再放送を観る。
「漆を愛する 漆と生きる 塗師・佐藤則武」の回。
塗膜片を集め分析したり古文書を読んで参考にしたり。
やはり「優れた人」には「文系理系」などという「ちゃちなジャンル分け」など不要。
「異端児」だと呼ばれるうちやがて「重鎮」に。
文字通り「厚味のある」素敵な色彩にうっとり。
何とも言えない「深み」を知るとわが国の「漆産業」を応援したくなること間違いなし。
地道な「漆かき」の仕事についても同様。
少なくともこの分野はもっと評価されないとどうにも。
冬季オリンピックが始まるせいではないけれど
ここには「世界的評価」を確実に得られるものがあるのだから。
「400年前の仕事」を知りつつ「この先400年保つ仕事」を目指すという「スパンの長さ」よ。
おそらく「理想的な男子の典型」だと思うだが如何。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます