退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「楽しい物理とサッチモ」について

2016-08-25 02:30:10 | Weblog
くもりときどき晴れ。雨も。

ファインマン・ゴッドリーブ・レイトン「ファインマン流 物理がわかるコツ」を読む。

カルテックで行われた半世紀以上前の講義を元にした内容。
歯が立たないところもありつつあれこれ楽しめたのは幸い。

もっとじっくり付き合うべきなのだけれど
こちらの事情で1時間余りで終わってしまう。

微分・積分の基本的計算を押さえた上で
その他の公式を暗記せずにいろんな方法で解を求めることの大切さよ。

本来は理系の高校生あたりが読むといいかも。
優秀な学校に入ってかつての「位置」を確保できない学生への心構えもあったり。

もっとも当時のファインマンは学生たちの反応に不満だった模様。
おそらくもっと「上出来」を期待していたのだろう。

そもそもが「あまり物理が得意でない学生向け」だったせいもあり仕方のないところ。
「自分の不甲斐なさ」を必要以上に感じる「天才」ゆえということで。

ルイ・アームストロング「HOT FIVE & HOT SEVEN 1925-1928」を聴く。

いい感じの曲もあるもののやはりいささかテンポが遅い印象。
大正末期から昭和初期だから仕方ない。

彼は1901年生まれなので20代の演奏。
歌声も含めて後年の円熟期の方に馴染んでいるせいかそちらの方が好ましい感じ。

ハロー・ドーリー」「セントルイス・ブルース」「ラ・ヴィ・アン・ローズ」など。
ついでに「本家」エディット・ピアフ

それにしても。

レコード時代には「アルバム」という形でしか聴けなかったものが
今となっては自分の好きな曲を好きな順序で聴ける。

「コンセプト」を理解するのも楽しく「思いのまま」も同様。
ただし後者ばかりだと「貧しくなる」のでご注意を。
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