退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ふむふむ」ということについて2

2013-11-09 02:59:31 | Weblog
晴れ。おだやか。

出久根達郎「古本綺譚」を読む。

名前だけは知っていて今回初めて読んだ著者は相当の「手練れ」。
とりわけ夢野久作を思わせる「狂聖・芦原将軍探索行」がいい。

何より今では使われなくなった言葉の数々に出会うのがうれしく
あらためて自分の「不勉強」に思い至った次第。

以前ひとり暮らしをしていた場所は
古本屋と大きな図書館が近いという理由で選んだのだけれど。

本書にあるような「濃厚な出会い」も「お付き合い」もないままに終わったのは
ひとえに不徳のなせる業だと思うのみ。

どうも「物語」を引き寄せる「才能」がないらしいので
こればかりはあきらめるよりなさそう。

もっともその種のものに「出会い」そうになると
妙に腰が引ける「体質」に問題があるのかも。

あ。

唐突に思い出したわけでもないのだが
昨日書いた「ねごと」の「シンクロマニカ」について。

耳に残るタイトル部分がミヒマルGT「気分上々」の冒頭と同じ。
AKB48の「フライング・ゲット」のそれがサザンの「勝手にシンドバッド」に「似ている」のとはちがう。

だからどうということはなく「よくあること」でもある。
アリス「明日への賛歌」のそれはビートルズ「Don't let me down」だったり。

あくまで話のネタということでよろしく。
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