快晴。日差しは熱いが夜には冷える。
鶴見俊輔「ちいさな理想」を読む。
晩年の文章を集めたもの。
面白いというより「そういう視点があるのか」という感想。
幼い頃に漢文の素読をやり外国語にも堪能であった著者は
もはや母国語の使用さえ心許ないのが「平均的な国民」であることをどう思うのだろう。
「それは戦争中も同じだったよ」。
そんな返事がかえってきそうな気はするのだけれど。
さて。
今年から中学の英語の教科書の内容が変わったのだがいやはや。
「ゆとり教育」とやらの「反動」が激しく
中1では曜日や月、数字や色などの単語をやたらと早目に覚えさせる指導。
中3では以前は高校でしか教えなかったことを次々に採り入れ
単語の「核となる意味」でなく特定の意味の訳語を教えていて。
中にはそのままの訳を使うと「意味不明な日本語」になるものもあり。
おまけにわが県の高校入試問題は「英語の出来る生徒だけ」を対象とするようなもので。
ただひたすらに「覚えること」を「当然」とするのでは
いたずらに「英語嫌い」を増やすのみ。
おまけにある程度努力しても「報われない入試」が待っているだけだとしたら
まともに付き合う気は失せるだろう。
なんじゃこりゃ。
「アメリカ文化との好ましい接触」もないままに「苦痛」が押し付けられて。
「言語」に「歴史や意味」を感じさせない「教育」などあるのか。
バカバカしさもここに極まれり。
心ある者はこれらの「制度」からただちに逸脱せよ。
いわゆる「ヤンキー文化」に飽き飽きしている身としては
むしろ「新種のヤンキー」が生まれることを望む。
鶴見俊輔「ちいさな理想」を読む。
晩年の文章を集めたもの。
面白いというより「そういう視点があるのか」という感想。
幼い頃に漢文の素読をやり外国語にも堪能であった著者は
もはや母国語の使用さえ心許ないのが「平均的な国民」であることをどう思うのだろう。
「それは戦争中も同じだったよ」。
そんな返事がかえってきそうな気はするのだけれど。
さて。
今年から中学の英語の教科書の内容が変わったのだがいやはや。
「ゆとり教育」とやらの「反動」が激しく
中1では曜日や月、数字や色などの単語をやたらと早目に覚えさせる指導。
中3では以前は高校でしか教えなかったことを次々に採り入れ
単語の「核となる意味」でなく特定の意味の訳語を教えていて。
中にはそのままの訳を使うと「意味不明な日本語」になるものもあり。
おまけにわが県の高校入試問題は「英語の出来る生徒だけ」を対象とするようなもので。
ただひたすらに「覚えること」を「当然」とするのでは
いたずらに「英語嫌い」を増やすのみ。
おまけにある程度努力しても「報われない入試」が待っているだけだとしたら
まともに付き合う気は失せるだろう。
なんじゃこりゃ。
「アメリカ文化との好ましい接触」もないままに「苦痛」が押し付けられて。
「言語」に「歴史や意味」を感じさせない「教育」などあるのか。
バカバカしさもここに極まれり。
心ある者はこれらの「制度」からただちに逸脱せよ。
いわゆる「ヤンキー文化」に飽き飽きしている身としては
むしろ「新種のヤンキー」が生まれることを望む。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます