退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

理想の男たち

2008-01-18 01:40:58 | Weblog
雲ひとつない冬晴れ。風強し。

Gyaoで久方ぶりにジョン・スタージェス「荒野の七人」(’60)を観る。

ユル・ブリンナー、スティーヴ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、
ジェイムズ・コバーン、ロバート・ヴォーン、ブラッド・デクスター、
農民出のホルヘ・マルチネス・デ・ホヤスに悪玉イーライ・ウォラック。

オリジナルはもちろん黒澤明の「七人の侍」だけれど
今ではスター映画としてこれほど楽しい作品もあるまい。

今回観直して面白かったのはマックイーンの笑い話ふたつ。

「十階から飛び降りた男が各階の人々に言った」
「元気出せよ」

「裸でサボテンに飛び込んだ男はなぜそんなことをしたのか」
「面白いから」

農民のために6週間をわずか20ドルで雇われた七人のガンマン。
一度は臆病な農民に裏切られながらも「契約」を果たす男たち。

村の子どもたちに好かれるブロンソンと
冷静だが熱い心を持つナイフ投げの名人コバーン。

いったんみんなと別れた後で帰ってくるブラッド・デクスターと
戦争捕虜になるのを逃れ悪夢にうなされながら村に残るロバート・ヴォーン。

何度観てもワクワクして話たくなる魅力があるので是非。
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