退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『手仕事』の豊かさと『スタートレック ピカード2』あるいは『さすらいの賭博師』について

2022-03-30 03:23:47 | Weblog
くもり。おだやか。

金井美恵子・金井久美子「暮らしの断片」を再読。

本書には自分の生活とは無縁な「豊かさ」が。
何とも細やかな文章と絵もしくはブリコラージュの魅力。

ただし後者の色彩にはあまりな「激しさ」もあり。
シンプルなそれもあるはずだが。

大昔に読んだ「少女レベッカ」の感覚がよみがえる。
レベッカ・ロウィーナ・ランダル。

すでに記憶は定かではないけれど。
あらためて読み直してみる必要がありそう。

「スタートレック ピカード2」の第3話と第4話を観る。

ボーグ・クイーンが物語のポイント。
やはりジュラテイ博士のアリソン・ピルが好ましく。

ピカードが愛情を持っていたラリスが思わぬところで登場し。
今後の展開に期待するのみ。

牛原陽一「さすらいの賭博師」(’64)を観る。

若き日の長内美那子の姿を確認する。
冒頭には松尾嘉代が(笹森礼子はここでも「いつも通り」)。

小池朝雄、山形勲、草薙幸二郎、下條正巳、大滝秀治というキャストの豪華さ。
さすらい」やはり好ましく。

ただし物語の描写は平板。
起伏のないまま淡々とといった趣き。

もっともダイスを振るアキラはカッコいい。
本作でも「ハマ」は「ヤクザの巣窟」。
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