退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「あいまいな起源とダレ場あるいは人材払底」について

2017-03-04 02:18:07 | Weblog
晴れ。仕事場近辺では風が吹く。

イアン・タッターソル「ヒトの起源を探して」を途中まで読む。

各地で発掘された「ヒトの祖先たちの骨」からあれこれ考える内容。
その姿勢の「慎重ぶり」には納得するものの如何せん「証拠」が少なすぎる。

「考古学の罠」から逃れるのは難しそう。
どんな考えもありで否定も肯定もできるから。

それでもこの分野に興味を持つのかと言われるといささか微妙。
いつものようにとりあえず明日読了する予定。

ドラマ「精霊の守り人」の再放送を観る。

今回は「ダレ場」のよう。
主役の綾瀬はるかの登場シーンがここまで少ないのも珍しい。

「タルシュ帝国の城宮」のセットデザインはハリウッドの「エジプトもの」のよう。
「ツタンカーメン」や「ミイラ男」が出てきても不思議ではない感じ。

高良健吾は衣装と髪色があいまって「宇宙もの」な雰囲気。
「スタートレック」にゲスト出演できそうな。

キャストも贅沢なのでそれぞれに「説得力」がある。
ただ平幹二朗がいなくなった分をどうするのかは気になるところ。

それに比べて。

政治の世界では石原慎太郎と小池百合子の「バトル」など。
さすがに老けた前者と「新手」を打ち出せない後者とでは「迫力」がないこと夥しい。

少なくともTVだけの情報では「事実」はわからず「脚色の度合い」もしれたもの。
これでは若者たちも政治に興味の持ちようがないか。

どう考えても「効果」のない「プレミアム・フライデー」が話題になるあたりもショボい。
そもそも国民に「金を使え」と言う前に「使う気を起こさせる政策」を打たないとどうにも。

いかにも「現実味のない猿芝居」ばかりでは「観客」を集めることさえ出来ず。
「倒産寸前の映画会社」を思わせていやはや。

ある時期以降「物語の質の低下」が激しい。
かつての「現実」は「ドラマ」を超えることも少なくなかったのだけれど。

何より「役者」に魅力が欠けるのが問題。
さらなる「崩壊」を俟たないと「人材」は出て来ない模様。
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