退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「未来」について

2012-10-13 02:26:57 | Weblog
晴れ。風強く肌寒い。

「軍国昭和 東京庶民の楽しみ」読了。

引き続き橋本治「その未来はどうなの?」を読む。

「結婚してもすることがない」というのになるほど。
「生活」がないとそうなるのは道理か。

もっとも自らの生活を省みてのことであって
そうでない人々が少なくないことは知りつつ。

著者の身体は結構弱っているようだけれど頭は相変わらず健在。
国民という「王様」は「みんなのため」を考えるべきだと。

わかりやすく言えば
文句ばかり垂れる「傍観者」から「当事者」になれということ。

ただし「当事者」になったところで
いったい何をしたらいいのかと迷うだろうという予想が容易についたりもする。

とはいえ「史上初」というのはそういうもので
それなりに苦労して「答え」を出す価値はあるだろう。

その種の「ゲーム」を始めてはいけない理由などなく
むしろ「チャレンジ」として捉えれば面白そうな予感もなくはない。

たとえば福島は否応なくそうした立場に立たされていて
「積極的な意味」を見出すならそこになるのではないか。

「ゴミ拾い」あるいは「清掃活動」をすることによって
いままで「疎遠」に感じていた土地が一気に「身近」になることもある。

そろそろ「手がける」ことの大切さを思い出してみてもいい頃かもしれない。
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