退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「コケの美しさと遺伝子操作を是とするのが微妙な中国映画あるいは『有名人』の晩年とイタリアの街が好ましい映画」について

2024-05-11 03:11:52 | Weblog
晴れ。おだやか。

昨日はまたまた爆睡。
昼間から熾火のような睡魔に襲われた結果。

藤井久子「知りたい会いたい 特徴がよくわかるコケ図鑑」を見て読む。

「蘚苔類」は「蘚類・苔類・ツノゴケ類」に分かれ。
それぞれの「美しさ」を確認する。

京都の「苔寺」には行こうかと思いつつ。
なかなか実現に至らず。

リウ・ビンジェ「ゴースト 強化能力者」(’22)を観る。

「72分」でこれだけの内容が描ける事実がここに。
それでも「余分」だと思える描写があり。

ウー・チンチンのムー・チミアが素敵。
彼女とは対照的なアンジェラのソイ・イェンも。

惜しむらくはジョウ・ヤンのリー・ミンシュエンにあまり魅力がなく。
以上が昨日のこと。

関川夏央「人間晩年図鑑 2000-03」を読む。

山田風太郎「人間臨終図鑑」の設定を借りて。
著者の人物の選び方を味わおう。

オリジナルは「歴史上の人物の死」を「死んだ年齢」で区分けし。
本作は「わが国の『有名人』の死」を「没年」でという具合。

本シリーズはもっと前からある模様。
たまたま図書館で見つけた年代の古いものを借りてきたのだけれど。

なるほどこれだと「時代」が描かれるわけ。
この「換骨奪胎」にはしばらく付き合うつもり。

アントワーン・フークア「イコライザー THE FINAL」(’23)を観る。

「圧倒的な戦闘能力を持つ主人公」はシチリアにおける犯罪を暴く一方。
地元マフィアの「悪行」が許せずにというお話。

ダコタ・ファニングはこんな風になったのね。
アミーナのガイア・スコデッラーロの魅力がなかなか。

エンゾのレモ・ジローネも同様に。
カメオでメリッサ・レオやビル・プルマンも。

「マレビト」が訪れた場所を「故郷」だと思うのが珍しく。
主人公デンゼル・ワシントンは「古希」になるのか。

彼は「核兵器並みの実力」を発揮し。
こういう存在は「世界平和」のために必要なのか。

ただしそれは「善玉悪玉」が明確な世界でのこと。
われわれの「手」はすでに汚れて久しいはず。
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