退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「古典小説の巧みさと超豪華キャストな『昭和の新幹線』の映画」について

2024-03-14 03:12:34 | Weblog
晴れときどきくもり。また風強し。

フィールディング「トム・ジョウンズ(三)」を読む。

前半はややダレたが後半に盛り上がる。
やはり著者による挿入は煩わしい。

「追っかけ」と「安心のあとの仕掛け」にふむふむ。
「結婚」に関するあれこれと「ベラストン夫人」の在り様がなかなか。

ラストに向けて期待が高まるのみ。
来週に読了予定。

佐藤純弥「新幹線大爆破」(’75)を久方ぶりに再見。

「80㎞以下に速度を落とすと爆弾が爆発する」という設定が素晴らしい。
「スピード」(’94)は本作から。

2年前に彼岸へ行った山本圭の「過激派らしさ」よ。
織田あきらも懐かしく。

汗の描写の不自然さが気になるものの。
高倉健、千葉真一、宇津井健に加え。

郷鍈治、竜雷太、渡辺文雄。
宇津宮雅代、藤田弓子、多岐川裕美、志穂美悦子、田坂都、十勝花子、風見章子。

近藤宏、福田豊土、青木義朗、浜田晃、田中浩、横山あきお。
小林稔侍、田島義文、阪脩(!)、伊達三郎、黒部進に岩城滉一。

志村喬、山内明、永井智雄、鈴木瑞穂に。
「特別出演」の丹波哲郎、北大路欣也、川地民夫、田中邦衛。

これだけの「超豪華キャスト」を見事に捌いた監督の演出が素敵。
TVドラマ「Gメン’75」も同じく。

われわれの世代には「新幹線」と言えばこの姿。
「昭和の傑作」をあらためて。
コメント
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