退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「不勉強ゆえの発見」について

2018-01-13 03:52:51 | Weblog
深夜久方ぶりのyoutube巡り。

佐井好子というアーティストを初めて知る。

アルバムタイトルの「胎児の夢」は夢野久作「ドグラマグラ」から。
いかにも70年代の作品というだけには止まらず。

彼女の透明な声とバックの演奏の素敵さがなかなか。
アルバムを載せておく。

声質は山本潤子と茶木みやこを混ぜたような。

不勉強のせいか彼女の名前はどこでも目にしたことがなかった。
いやはやいいじゃないですか。

わが国の「プログレ」がこんなところに。
フォークの感じなら「萬花鏡」(’75)。

うーむ。

それなりにわが国の音楽関係の歴史は知っているつもりだったが。
10年前にはこんな曲も。

あらためて「自分の知っている世界の狭さ」を思う次第。
まだまだですな。

かように「いいもの」は「眠っている」。
今後も「探索」を続けるのみだと言っておく。

教えてもらってないから知らないのではダメなわけで。
まあ「病気持ち」の思いようだから共感を得たいとは思わず。

今後もそのまま行くだけ。
もっとも何か「いいもの」があったら教えて頂きたい気持ちはあるのでよろしく。
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「絵画のセンスを持つ科学者と『戦い』のドラマふたつあるいは『従来の物語を超える物語』」について

2018-01-13 02:52:22 | Weblog

晴れ。こちらではまだ雪が降らず。

渡辺興亜編「中谷宇吉郎集 アラスカの氷河」を途中まで読む。

満州、樺太、アラスカ、ハワイあるいはアメリカ本土。
世界各地を訪ねつつその姿を自然を中心に描く内容。

その筆致は絵画のような一面もあり。
こうした観察者もしくは報告者がいるとありがたい限り。

明日読了するのがもったいないような。
とりあえずじっくり味わうことにしたい。

昨日に引き続き「精霊の守り人 最終章 戦下の別れ」の再放送を観る。

立派に成長したチャグムと別れタンダを探すバルサ。
戦場に駆り出され逃げ惑う新ヨゴ国の民たちの悲惨さを忘れずに。

王を信じて「負け戦」を戦うのはどこかの国の過去に似ている。
そのあたりについても同様に。

今回はシリーズ全9回からいうと「ダレ場」か。
ここからいよいよ本格的にドラマが動き出すはず。

さらに「牙狼<GARO> VANISHING LINE」を久方ぶりに観る。

アメコミ風のエッジの効いた絵柄はどうやらわが国風の穏やかなものに変わった模様。
それが好ましいのかどうかは別の話。

物語としてはいよいよエル・ドラドに近づくようでこちらも「ダレ場」。
「対決の時」が近づくのみ。

さて。

いずれの物語も「特殊な力」を持つ者たちによる「善悪の戦い」だったり。
おそらくそれが求められるのは「現実」が「大した力を持たない者たちの群れ」だから。

ただし。

「大した力を持たない」という判断こそ実は「物語」なのだという見方も出来て。
「何事かに徹底的に打ち込むこと」が「愚行」に見える「事実」があったり。

われわれが生きる上で「物語」が必須なのだとするなら
敢えて「疾風怒濤」を「当然」だとする態度があってもいいかも。

科学的見地からすれば「実験」するよりないだけ。
それぞれに「報告」を持ち寄って「知恵」を絞る作業に集中したいものではある。
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