退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ゆとりあるいはそれをもたらす技術」について

2014-10-04 01:51:41 | Weblog
晴れ。風が吹く。

明日行けないので今宵にクインビー。

二十年余り前のマスターの「アメリカ旅行記」に笑う。
「おっぱいパブ」的なプレイをするストリップ劇場に行った模様。

50ドルより10ドルのサービスの方が短かったという「当然」の感想。
どんな世界でも「経済」は幅を利かせる。

いつもより遅く着いたのでペースアップで飲んで帰宅。
二週間後の「お店ジャック」が楽しみなのは変わらず。

安岡章太郎「もぐらの言葉」を古本屋で買って半分くらい読む。

ほぼ半世紀前のあれこれ。
おなじみの「排便ネタ」と「受験ネタ」などちらほら。

遠藤周作とのやりとりもほのぼのとして楽しい。
「変装」したつもりで目立ってしまう安部公房にクスクス。

かつて「ガラスの靴」の瑞々しさに驚いた著者の文章は
なにより落ち着いて読めるのがありがたい。

この種の「ゆとり」はいつのまにか失われてしまった。
それも「経済」のせいだと思うといささか腹立たしいが認めるよりない。

「貨幣の多寡」と関係なく楽しく暮らせる「技術」。
少しそうしたものを見直してもいいのではないか。

クインビーで「レコードマニア」の人に「6億当たったら何がしたいですか」と聞かれて
「特にないんです」と答えてしらけさせてしまったけれど。

彼は「ソファー」とか「ジャグジー」とかを挙げていたか。
「ローンで買える程度のマンションをキャッシュで」とかも。

雨露しのげればOKという男に聞いたのがまちがっていたのだとしよう。
とにかくあまり「金がかからない」ことは確か。

繰り返すが「飲めば都」。
「うまい酒」を求めるわけでもなく。

「寿命」まで「ご縁」を楽しみながらのんびりするのみ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする