退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「視野は広く」ということについて

2014-06-18 02:42:13 | Weblog
くもり。雨は降らず。

香山リカ「女は男のどこを見抜くべきか」を読む。

いわゆる「オヤジ」に文句をつけている内容で
あまり新味がないのが残念。

それは変わり映えのしない男たちのせいだとも言えるけれど
著者の見る対象が自動的に「オヤジ」になっていることもあるだろう。

個人的にはほぼその種の人物とはお付き合いがないので
ありがたい環境にいるのかもしれないと思いつつ。

繰り返すが性別を問わず大事なのは「愛嬌」ではないか。
「あの人なら仕方ない」と思わせることと言ってもいい。

自らがそうなっているかと言われると
何とも心許ない限りではあるのだが。

少なくとも互いに何らかの「魅力」があるように。
その後の「収支計算」はそれぞれに任すこととしたい。

「わたしはあなたではなく、あなたはわたしでない」

この単純さが身に沁みるまでは
それなりの「身銭」を切らなければならない「事実」は覚えておくことにしよう。

過去を振り返ると「うわっ」と叫びたくなることは誰にもあるもの。
その「いたたまれなさ」を未来のために。

「寿命」が来るまでそれが続くのだと思っていれば
案外呑気でいられそうな気もするのだが如何。

さらに「先は長い」はずだとすれば
「短期的視野狭窄」に悩まされることもあるまい。
コメント
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