くもり。深夜になって雨。
丹羽基二「苗字の由来百科」を途中まで読む。
それぞれの苗字の中にある「歴史」を
「旧制高校的」な笑いにくるんで紹介してくれる内容。
たとえば「石毛さん」について。
「毛」というのは「処(こ)」の当て字らしい。
つまりは「石のあるところ」という意味だと。
あるいは「増毛(ましけ)さん」は
アイヌ語の「マシ=かもめ」と「ケ=来る」でニシンの獲れる「カモメの来る浜」を意味したり。
苗字はそもそも「地名」に由来するものが多いとのことで
味も素っ気もない地名を決める役所はいたずらに「歴史」を消した、もしくは消している模様。
その理由はある種の「合理性」だったりするけれど
むしろ「圧倒的な歴史意識の無さ」のなせる業でただただ貧しいばかり。
久方ぶりにソウルバーへ行く。
偶然知り合いに会えたものの
異様なテンションの高さにやや驚く。
あれこれ質問しておきながら
自分で「ああじゃないのこうじゃないの」と相手に答える隙を与えないという「凄さ」。
彼が帰った後でマスターとその「余韻」を味わいつつ笑う。
「妙なクスリをやってるのかと思うくらい」だと言えば少しは程度が伝わるのか。
自分の好きなものについて語るときにやたらに「はしゃぐ」人々。
彼ら彼女らの「無防備さ」については以前から不思議には思っているものの。
それほど何かに「追い詰められている」がゆえの反応なのだろうかと思えるほど。
たぶん彼ら彼女らは「自分に対する理解のなさ」を「前提」にしているのだろう。
もちろん「同じ趣味を持つ相手」と語るのは楽しいこと。
ただしそこに「会話」でなく「独り言」しかないのは哀しい。
その一方で自分が大して興味もないものについて長々と話されるのはとりあえず「苦痛」だったりするけれど
相手のあまりの「面白がりぶり」に興味をいだくこともある。
「付き合うこと」=「歴史」だということで
その「時間の流れ」はとりあえず大切にしておきたい。
丹羽基二「苗字の由来百科」を途中まで読む。
それぞれの苗字の中にある「歴史」を
「旧制高校的」な笑いにくるんで紹介してくれる内容。
たとえば「石毛さん」について。
「毛」というのは「処(こ)」の当て字らしい。
つまりは「石のあるところ」という意味だと。
あるいは「増毛(ましけ)さん」は
アイヌ語の「マシ=かもめ」と「ケ=来る」でニシンの獲れる「カモメの来る浜」を意味したり。
苗字はそもそも「地名」に由来するものが多いとのことで
味も素っ気もない地名を決める役所はいたずらに「歴史」を消した、もしくは消している模様。
その理由はある種の「合理性」だったりするけれど
むしろ「圧倒的な歴史意識の無さ」のなせる業でただただ貧しいばかり。
久方ぶりにソウルバーへ行く。
偶然知り合いに会えたものの
異様なテンションの高さにやや驚く。
あれこれ質問しておきながら
自分で「ああじゃないのこうじゃないの」と相手に答える隙を与えないという「凄さ」。
彼が帰った後でマスターとその「余韻」を味わいつつ笑う。
「妙なクスリをやってるのかと思うくらい」だと言えば少しは程度が伝わるのか。
自分の好きなものについて語るときにやたらに「はしゃぐ」人々。
彼ら彼女らの「無防備さ」については以前から不思議には思っているものの。
それほど何かに「追い詰められている」がゆえの反応なのだろうかと思えるほど。
たぶん彼ら彼女らは「自分に対する理解のなさ」を「前提」にしているのだろう。
もちろん「同じ趣味を持つ相手」と語るのは楽しいこと。
ただしそこに「会話」でなく「独り言」しかないのは哀しい。
その一方で自分が大して興味もないものについて長々と話されるのはとりあえず「苦痛」だったりするけれど
相手のあまりの「面白がりぶり」に興味をいだくこともある。
「付き合うこと」=「歴史」だということで
その「時間の流れ」はとりあえず大切にしておきたい。