くもりときどき晴れ。線路にまだわずかな残雪。
本切れで古本屋にて
キャサリン・ヘプバーン「『アフリカの女王』とわたし」を買って読む。
ボギーと共演した「アフリカの女王」(’51)の撮影当時のあれこれを
「三十数年後」に思い出して書いた作品。
それにしても素晴らしく「リアル」な記憶で
あらためて物事の「強度」ということについて考えさせられる。
当時のアフリカはまだ「人外魔境」の趣きがあり
キャストや撮影スタッフたちは当然のように病気にかかり。
著者の感覚は生き生きとしてかつ繊細で大胆。
もっとも「ハリウッド・スター」だけにそれなりの「プライド」はあって。
ただし「泌尿器科医の娘」でありながら「頻尿」になりやすい彼女は
ロケ先での「トイレ事情」を事細かく説明したりもする。
「ホワイトハンター ブラックハート」に描かれた監督ジョン・ヒューストンについていって
森の木々をなぎ倒しながら移動する象の群れとすれ違う「冒険」も試みて。
わが国で言えば「おきゃん」とも言うべき
「コネチカット・ヤンキー」である女優の姿を知っておこう。
本切れで古本屋にて
キャサリン・ヘプバーン「『アフリカの女王』とわたし」を買って読む。
ボギーと共演した「アフリカの女王」(’51)の撮影当時のあれこれを
「三十数年後」に思い出して書いた作品。
それにしても素晴らしく「リアル」な記憶で
あらためて物事の「強度」ということについて考えさせられる。
当時のアフリカはまだ「人外魔境」の趣きがあり
キャストや撮影スタッフたちは当然のように病気にかかり。
著者の感覚は生き生きとしてかつ繊細で大胆。
もっとも「ハリウッド・スター」だけにそれなりの「プライド」はあって。
ただし「泌尿器科医の娘」でありながら「頻尿」になりやすい彼女は
ロケ先での「トイレ事情」を事細かく説明したりもする。
「ホワイトハンター ブラックハート」に描かれた監督ジョン・ヒューストンについていって
森の木々をなぎ倒しながら移動する象の群れとすれ違う「冒険」も試みて。
わが国で言えば「おきゃん」とも言うべき
「コネチカット・ヤンキー」である女優の姿を知っておこう。