退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

なつかしさについて

2011-01-01 05:17:49 | Weblog
くもり。大晦日。

ゆっくり起きてグダグダした後
TVで「新参者」を観て飽きてドトール。

色川武大「なつかしい芸人たち」を途中まで読む。

たとえば鈴木澄子、小笠原章二郎、高勢実乗、二村定一、高屋朗、岸井明。
昭和3年(1929年)生まれの著者の繰り出す固有名詞はほぼ「死語」だろう。

圧倒的な劣等感を基本として生きた著者は
「芸人」に自らを投影しつつその行く末まで危ぶんで。

その裏側にある強烈な「自負」は
そうした人々に対する一種異様な関心になるという構図。

その後マル激を観てからソウルバーへ。

15年前のバーベキューの様子をビデオで観る。

当然のことながらみんな若く
相当な「バカ」をやっている自分をあらためて確認する。

いまだに何をしているのかは不明なのだけれど
そうした「バカ」ならいつでもできる用意はある。

ただし興が乗ればの話。

かつて乗せてくれた人は彼方に去り
今もってそういう存在に出会わないのでとりあえずの「封印」は続いている。
コメント
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