退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

okinawan night

2010-04-22 02:58:15 | Weblog
心地よい酔いにまかせてyoutube。

今宵のテーマは沖縄。

そもそも沖縄の音楽を知ったのは
たけしのオールナイト・ニッポンでの「ハイサイおじさん」だったか。

じっくり聴いたことはないけれど
りんけんバンド、ネーネーズ、登川誠仁らをちょいと覗いて。

比嘉真優子、鳩間可奈子といった若手の実力派も出てきて。
そうしてみると夏川りみはいかにもヤマトとウチナーの「カフェオレ」な感じ。

一時期カーペンターズを主に歌っていたあの娘の名前は忘れてしまった。
歌声の素直さに未来の困難を勝手に想像していたけれど(石嶺聡子だった)。

古謝美佐子はいかにも「南の母」ということで。
知名定男が「ネーネーズ」を「モー娘システム」にしたらしい。

嘉手刈林昌という大御所も忘れずに。
「ヨナ抜き音階」の思わず踊りを誘う魅力を知ろう。

BEGINが「イーヤーサーサー」という合いの手を広めたのはいいこと。
「なんくるないさ」と「テーゲー」の人生は実は誰にもできるはず。
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一足早い「暑気払い」

2010-04-22 00:31:34 | Weblog
快晴。初夏を感じさせる風。

「怪奇探偵小説傑作選1 岡本綺堂集 青蛙堂鬼談」を読む。

岡本綺堂といえば言わずと知れた「半七捕物帳」の作者だが
「修禅寺物語」「鳥辺山心中」などの戯曲は今ではあまり知られていないと思う。

本作は「青蛙(せいあ)堂鬼談」全十二編のほかに十三編を加えたもの。
「○○は語る。」という形式で話が進められていくのが特徴。

「~かえ」という江戸前の言葉で
おだやかにしっとりと語られる「和製ゴシック・ホラー」が素敵。

現代ではやたら「鬼面人を驚かす」類いのものが多く
いたずらな刺激を求めるだけで空しい。

その点ここに収められた作品は
「夏の縁側」で語られるにふさわしいものばかり。

まだ世の中が文字通り「明るくなかった」頃で
墨のような闇にもそれぞれの濃淡があることがわかる出来栄え。

プリクラなどという「マツモトキヨシの大売出し」のような色彩しか知らない向きも是非。
こういう作品こそ教科書に載せるべきだと思うのだが如何。
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