雨。夜になって止む。
スウェーデンボルグ「霊界日記」を読む。
スウェーデン語風に読むと著者は「スウェーデンボリ」。
バーグマンとベルイマン(いずれもスペルはbergman)の違いに同じ。
二十年にわたる日記の抄訳らしいけれど
残念ながら興味深いところはなかった。
「あとがき」に「日記は自分のためにつけるもので、他人の目を意識しない」とある。
「尾籠な話で恐縮だが」と日記に書いたのは三島由紀夫だったはず。
永井荷風も古川緑波も日記を「後のため」に書いているし
誰かに読まれることを承知で書く日記が少なくないのは「常識」なのだが。
かつては丹波哲郎が「大霊界」という本を書き映画にもなった。
本は未読で映画も未見だけれど比べてみたらどうなのだろう。
それにしても昔から不思議なのは「霊界」への興味を持つ人々。
「死んだらどうなる」って「死んだらわかる」だろうに。
事前に知っておいて「霊界」でうまくふるまうつもりだとしたら
それは「あさましいこと」なのではないのか。
スウェーデンボルグ「霊界日記」を読む。
スウェーデン語風に読むと著者は「スウェーデンボリ」。
バーグマンとベルイマン(いずれもスペルはbergman)の違いに同じ。
二十年にわたる日記の抄訳らしいけれど
残念ながら興味深いところはなかった。
「あとがき」に「日記は自分のためにつけるもので、他人の目を意識しない」とある。
「尾籠な話で恐縮だが」と日記に書いたのは三島由紀夫だったはず。
永井荷風も古川緑波も日記を「後のため」に書いているし
誰かに読まれることを承知で書く日記が少なくないのは「常識」なのだが。
かつては丹波哲郎が「大霊界」という本を書き映画にもなった。
本は未読で映画も未見だけれど比べてみたらどうなのだろう。
それにしても昔から不思議なのは「霊界」への興味を持つ人々。
「死んだらどうなる」って「死んだらわかる」だろうに。
事前に知っておいて「霊界」でうまくふるまうつもりだとしたら
それは「あさましいこと」なのではないのか。