退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

時には「スピリチュアル」?

2010-04-21 00:14:48 | Weblog
雨。夜になって止む。

スウェーデンボルグ「霊界日記」を読む。

スウェーデン語風に読むと著者は「スウェーデンボリ」。
バーグマンとベルイマン(いずれもスペルはbergman)の違いに同じ。

二十年にわたる日記の抄訳らしいけれど
残念ながら興味深いところはなかった。

「あとがき」に「日記は自分のためにつけるもので、他人の目を意識しない」とある。
「尾籠な話で恐縮だが」と日記に書いたのは三島由紀夫だったはず。

永井荷風も古川緑波も日記を「後のため」に書いているし
誰かに読まれることを承知で書く日記が少なくないのは「常識」なのだが。

かつては丹波哲郎が「大霊界」という本を書き映画にもなった。
本は未読で映画も未見だけれど比べてみたらどうなのだろう。

それにしても昔から不思議なのは「霊界」への興味を持つ人々。
「死んだらどうなる」って「死んだらわかる」だろうに。

事前に知っておいて「霊界」でうまくふるまうつもりだとしたら
それは「あさましいこと」なのではないのか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする