退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「フェア」であるということ

2009-10-24 00:29:18 | Weblog
晴れ。空にすじ雲。

「9・11テロの超不都合な真実」読了。
最後の方はさすがに飽きてきた。

日垣隆「秘密とウソと報道」を読む。

「サンダカン八番娼館」を描いた山崎朋子は
取材者の写真とパスポートを盗んでしまう。

「復讐するは我にあり」を書いた佐木隆三は
内部資料である事件報告書を内緒でコピーして書かれた。

「自動車絶望工場」を書いた鎌田慧は
仲間だった季節工を最後まで騙し通した。

いずれの取材も「フェア」ではないと著者は言う。

「外務省機密漏洩事件」の西山太吉元記者も同様だと。
著者は機密を漏洩させた女性の書いた手記を重く見ているようだけれど。

どうせなら西山太吉元記者本人にも取材した上で書いてもらいたいところ。
それこそが「フェア」なはずだが取材できなかったのだろうか。

個人的にはやや行き過ぎな「フェア」だと思われるが
マル激の神保哲生に聞いてみたいところ。
コメント
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