休日ダラダラ

晴れ。久方ぶりに平日の休日。

布団でグズグズしつつ
ユースケ・サンタマリアが若いドラマ「花村大介」をTVで観てしまう。

その後ドトールへ。
黒沢清「恐怖の対談　映画のもっとこわい話」を読む。

「映ってはいけないものが映る」という生々しさがエッセンスらしい。
「心霊写真」というジャンルも日本特有のものらしいことを知る。

帰宅して倉田文人「ノンちゃん雲に乗る」（’55）を観る。

ノンちゃんは鰐淵晴子で両親が藤田進と原節子。
雲の仙人に徳川夢声、フーテン詩人に大泉滉、トラックの運ちゃんに名古屋章。

ノンちゃんが木の上から落ちたときの
犬の心配そうな様子が見事な演技。

それにしても昔の子どもの声は
どうしてあんなに独特なのだろう。

「ソノシート」という言葉を不意に思い出させる。